ツィマーマン(Pf) グリーグ ピアノ協奏曲

聴いている音楽
04 /02 2017
4月に入りましたが札幌は積雪がまだ30センチ弱もあります。日陰はまだ結構な高さの雪山もあって、なんだか気温以上にひんやりして悲しいのですが、朝日の入る角度や日の長さからは春は感じられます。

東京の桜が満開になったとニュースでやっていましたが、札幌にはGWには満開になってくれるといいのですが。

さて、この春は転勤はありませんでしたが、セクションの異動で残務整理やら引継ぎをやっているうちに、新たな部署での仕事も徐々に引き受け、そしてその間にも怒涛の送別会ラッシュと慌ただしくしているうちにブログも少し放置状態になってしまいました。

といっても、通勤時間や休み時間には音楽は欠かせません。春なのにグリーグです。クリスティアン・ツィマーマンのピアノ、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリンフィルの演奏をここしばらく聴いていました。DGの1981~1982年の録音です。

カラヤンのいかにもドイツ風の重厚な味わいのオーケストラに、一歩も引けをとらないスケール感たっぷりのピアノは聴きごたえがあります。また、第2楽章の抒情的な演奏も格別です。目を閉じて聴いていると、明るく眩しい雪景色にキラキラとしたピアノの音が降ってくるようです。

70を超えたカラヤンと20代半ばのツィマーマン。ジャケットのツーショット写真も素敵な一枚です。


オーマンディ プロコフィエフ「古典」&第5番

聴いている音楽
03 /23 2017
ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団の演奏でプロコフィエフの交響曲第1番ニ長調作品25「古典」、第5番変ロ長調作品100を聴いていました。第1番は1961年、第5番は1957年の録音です。

このブログでオーマンディのことを書くのは初めてです。自分がクラシック音楽と出会った中学の頃にオーマンディのCD化されたチャイコフスキーの三大バレエをよく聴いていたなじみ深い指揮者なので意外です。

さてオーマンディ盤ですが、第1番は出だしからやや早めのテンポでしょうか、アンサンブルも極上でオーケストラの上手さが光ります。この年代はヨーロッパよりアメリカの楽団の方が格段に上手い気がします。朝の地下鉄で聴くことが多いですが、やる気が湧いてくる良い演奏です。

第5番の方は、プロコフィエフを聴くときに感じる特有の冷たさのようなものがあまりなく、オーケストラ全体の豊かな響きが印象的です。録音は第5番第3楽章の終りの歪みはちょっと気になりましたが、それ以外は全く気にならず、遠すぎず近すぎず全パートの動きも聴き取れて好印象です。

このディスク、なかなか気に入りました。3枚組で、全部で5つの交響曲(第1、4、5、6、7番)と2つの組曲(「3つのオレンジへの恋」と「キージェ中尉」)が収録されています。


北海道駒ヶ岳

雑記
03 /21 2017
DSC_0029201703212010.jpg
三連休は実家に帰省。晴れて暖かく、道路にも雪は一切なく、まさにドライブ日和でした。

写真は道南の北海道駒ヶ岳。

北海道南東部に伸びた渡島(おしま)半島で形作られる噴火湾を挟んだ対岸、有珠山(うすざん)サービスエリアから撮ったものです。直線距離で50kmぐらいだと思います。

道南方面から見ると山体が崩れていますが、この方向からだと綺麗な成層火山です。雪を残した優美な姿はこの時期ならではです。



ブリュッヘン シューベルト 交響曲第6番

聴いている音楽
03 /17 2017
フランス・ブリュッヘン指揮、18世紀オーケストラの演奏によるシューベルトの交響曲全集から第6番ハ長調 D589を聴いていました。

まあ、曲はそんなに魅力作とは思いませんが、元気いっぱいのいい演奏です。アンサンブルの息もぴったりで、常設の楽団ではないのに見事なものです。



ウィーン国立歌劇場とウィーンフィルのメンバーを中心に特別編成されたオーケストラ、「トヨタ・マスタープレイヤーズ,ウィーン」の札幌公演が4月の下旬にあって、メインプログラムがこのシューベルトの6番なのです。室内オケらしい地味な曲目が並ぶ公演ですが、コンサートマスターのフォルクハルト・シュトイデ氏、トランペットのハンス・ペーター・シュー氏もメンバーに名を連ねており、彼らの演奏を聴きたいなと思っているものの、仕事が心配でなかなか決心できないでいました。

そうそう、この春は転勤はなかったのでした\(^^)/



シフ(VC) ドヴォルザーク チェロ協奏曲ほか

聴いている音楽
03 /14 2017
昨年末に60代の若さで亡くなったオーストリアのチェリスト、ハインリヒ・シフの演奏を聴いていました。アンドレ・プレヴィン指揮のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と録音したドヴォルザークのチェロ協奏曲ロ短調作品104です。(PHILIPS・1992年録音)

チェロだけがぐいぐいと前面に出るようなダイナミックさやメリハリはあまり感じない一方、繊細さを伴った美しいチェロがいいですね。

艶のある弦、柔らかいホルン、オケ全体に良くなじみ突出することのないトランペットやトロンボーン。こういった充実したオーケストラの響きを得て、独奏チェロや曲が引き立つのもこのディスクの魅力かと思います。特に第3楽章に両者の至芸を感じます。

このディスクにはこのほか、ピアノとチェロによる「森の静けさ」、「ロンドト短調」、「スラヴ舞曲ト短調作品46の8」が収められていますが、「森の静けさ」は秀逸です。ホント素晴らしいと思います。

チェリストの遠藤真理さんは孫弟子だそうで、チェロ演奏以外にもとても魅力的な方だったとお話していたことを思い出しました。