カラヤン/VPO ブルックナー第8

聴いている音楽
02 /18 2018
昨日に引き続きカラヤンの録音を聴いていました。最晩年の88年にDGに入れたブルックナーの第8交響曲です。

金管、特にトランペットの突出した吹奏が気になる部分もありますが、全体的にはカラヤン渾身の指揮にウィーン・フィルがしっかり応えた迫力満点の演奏。そして、第3楽章は「美しすぎる」の一言!。他の追随を許さないものと感じます。実はしばらくの間、この演奏とは距離を置いていたのですが、時間が経って、しっくりくるというのもあるものですね。

11時の気温はマイナス6度ほど。寒さが続く札幌です。

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カラヤン/BPO 交響詩「フィンランディア」

聴いている音楽
02 /17 2018
複数録音があるカラヤンのフィンランディア。その中から84年のDGへの録音を聴いていました。北欧音楽のひんやりとした肌ざわりはあまり感じませんが、ゴージャスにオーケストラを鳴らして、堂々とした風格があり、かつ自然。文句なしに雄大な音楽に浸り、高揚感が味わえる良い演奏!。

このディスクには、このほかトゥオネラの白鳥、悲しきワルツ、交響詩「タピオラ」が収められていますが、これらもオーケストラの上手さとも相俟って素晴らしい演奏だと思います。


ヤルヴィ/フランクフルト放送響 ブルックナー第2

聴いている音楽
02 /09 2018
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パーヴォ・ヤルヴィ指揮、フランクフルト放送交響楽団の演奏によるブルックナーの交響曲第2番ハ短調を聴いていました。2011年3月の演奏会のライヴ録音です。版は「1877年第2稿(ノヴァーク~キャラガン版)」となっています。

N響定期でも取り上げており、クラシック音楽館でも放映されました。インタヴューで「スウィング」という言葉を多用していたのが印象に残っています。確かにこの演奏でも、厚く重々しいイメージとは違う、ライトでリズミカル・爽やかで瑞々しいブルックナーに仕上がっていると思います。オーケストラは各楽器の力量もなかなかだと思いますが、もう少し弦に温かみがあれば最高ですね。

それにしてもブルックナーの初期のシンフォニーは独特の魅力があって好きですね。中期・後期に聴き飽きたころに定期的にマイブームが訪れます。


札響名曲シリーズ ポンマー指揮 田園&運命

コンサート
02 /03 2018
真冬日が10日も続いている札幌。うち5日は最低気温がマイナス10度以下です。今冬は寒いですね。そんな厳冬期ですが、今日は午前中にカーポートの雪下ろしを終え、午後は札響の名曲コンサートを聴きに行ってきました。

■ 札響名曲シリーズ

 ベートーヴェン 交響曲第6番ヘ長調「田園」
 ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調「運命」

 マックス・ポンマー(指揮)

 2018年2月3日(土)14時
 札幌コンサートホールkitara

マックス・ポンマー氏の首席指揮者としての札幌での最終公演ということになりますが、チケットは完売で、会場は満席に近い盛況ぶりでした。1月定期(夜公演)の客入りが悪かっただけに安心しました。

ポンマー氏は2015-16年シーズンに首席指揮者に就任し、これまで定期演奏会ではメンデルスゾーン、シューマン、ブルックナー、マーラー、R.シュトラウスなどのほか、権威として知られるドビュッシーやバッハを取り上げてきて、今回はベートーヴェンです。

さて、演奏はというと、両曲とも早めのイン・テンポを基調とした若々しいもの。同じプログラムで東京公演(2月6日・サントリーホール)に臨むだけあって、完成度の高い演奏でおおいに楽しむことができました。「運命」ももちろん良かったのですが、木管の好調なソロや、繊細な弱音から迫力のある「嵐」まで振幅の大きな表現で聴かせてくれた「田園」により惹かれるものがありました。

アンコールはポンマーさんお得意のバッハ。管弦楽組曲第3番からアリアです。これもとても良かった!。

今日は終演後、早々に席を立つ人も少なく、皆ゆったりと音楽を愉しみ、ポンマーさんとの別れを惜しむような演奏会の雰囲気でした。


札響第606回定期 ポンマー指揮 スコットランドほか

コンサート
01 /28 2018
■ 札幌交響楽団第606回定期演奏会

 ラウタヴァーラ 鳥と管弦楽のための協奏曲「極北の歌」
 モーツァルト ピアノ協奏曲第24番
 メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」

 マックス・ポンマー(指揮)
 小菅優(ピアノ)

 2018年1月26日(金)19時
 札幌コンサートホールkitara

1曲目「極北の歌」はオーケストラにラウタヴァーラ自身が撮った様々な鳥の声(録音)が加わるもので、「湿原」、「メランコリー」、「白鳥が渡る」の3楽章からなる作品。今回はこの幻想的な音楽を聴けただけでも演奏会に足を運んだ価値があると思えるほど良かったですね。

2曲目は先週のN響に引き続いてのモーツァルトの短調のピアノコンチェルト。今回は第24番です。小菅さんを聴くのは初めてですが情感たっぷりに音楽に没入する演奏が印象的でした。アンコールにはメンデルスゾーンの無言歌よりヴェネチアの舟歌第3番が演奏されました。

メインの「スコットランド」は生で聴くのは、ネヴィル・マリナー氏の札響客演以来です。ポンマーさんの指揮で特徴的だったのは第2楽章のテンポがかなり速かったことと、楽章間を続けずに休みを入れて演奏したことでしょうか。全体の中では後半の2つの楽章が好印象で、第3楽章のトランペット、終楽章コーダのホルンの力強い演奏が締まった印象を与えていたと思います。

今回の定期は夜公演に加え、日中の悪天候のせいか、かなり空席が目立つものでした。