ムーティ/VPO モーツァルト 交響曲第25番

聴いている音楽
09 /17 2017
リッカルド・ムーティ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。PHLIPSの1996年の録音。

とにかくウィーン・フィルの素晴らしい合奏能力を堪能できる演奏かなと思います。ムーティの指揮は、特に第1楽章でのオーケストラをぐいぐい推進させていく彼らしい音楽づくりに惹かれますし、第4楽章のややテンポを抑えて勢いだけでない丁寧な演奏を目指しているようなところも好ましく感じます。

忘れてはならないのが短調の楽章の合間の第2楽章。まさに極上の音楽ですね。

今は晴れている札幌。明日は台風の影響で激しい雨風が予想されています。


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ブーレーズ/クリーヴランド管 ストラヴィンスキー「春の祭典」

聴いている音楽
09 /09 2017
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ピエール・ブーレーズ指揮、クリーヴランド管弦楽団の演奏。DGの1991年の録音。

今思えば、カラヤン、バーンスタインという看板を失ったからでしょうか、この頃はとにかくブーレーズの録音が多かったような。ベルリオーズ、マーラー、ドビュッシー、ラヴェル、バルトーク・・・。

聴き手を興奮させるようなスリリングな感じは少ないものの、隅々まで完璧なまでにオーケストラを統率した明晰な演奏だと感じます。録音だとついつい聴きながしてしまいがちな第2部の冒頭の緻密な音楽や、終曲の冷静なリズムの進行もこのディスクを聴くときの楽しみです。



秋冬のコンサート

コンサート情報・予定
09 /03 2017
この秋冬のコンサートを考えてみました。

オーケストラが好きで札響を中心にコンサートに行っていますが、やはり単調になる傾向があります。器楽、室内楽、声楽なども食わず嫌いせずに足を運ぶと何か得るものはあるとはわかっているのですが・・・。

とりあえず、弦楽四重奏、ピアノ、海外オケのチケットをとりました。
カルテットはいつも聴きに行っているロメウス弦楽四重奏団のベートーヴェン・シリーズで、今回はラズモフスキー第1番をやるようで、とても楽しみです。それからピアノはカティア・ブニアティシヴィリさん。熱情ソナタのほか、編曲もので「くるみ割り人形」、「火の鳥」などを弾かれるようで、この選曲の面白さが購入の決め手でした。そして海外オケは年明けのワルシャワ国立フィル。初めて聴く東欧のオケと牛田智大さんがショパンの第1番を演奏します。牛田さんは2月にショパンの第2番を聴いていますので、実現すれば1年のうちに両方聴けたことになります。

この他、自分は行けそうにないのですが、バッティストーニ/札響、大野/都響、ブロムシュテット/ゲヴァントハウス管、グルベローヴァのリサイタルや小山実稚恵さんの24回にわたる連続演奏会の最終回など興味をそそられる演奏会が結構あります。そうそう、エマニュエル・パユさんのリサイタルもありました。クラシック音楽ファンには充実した秋冬になりそうな札幌です。


コープマンのJ.S.バッハ オルガン作品集

聴いている音楽
09 /02 2017
今朝の新聞に8月の札幌は14年ぶりに真夏日が一日もなかったとありました。確かに涼しい夏だった気がします。

音楽鑑賞、9月はオルガンからスタート。トン・コープマンの演奏によるJ.S.バッハのオルガン作品集を聴いていました。

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1. トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
2. トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
3. パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
4. トッカータとフーガ ニ短調 BWV538『ドーリア調』
5. トリオ・ソナタ第1番変ホ長調 BWV525
6. コラール『目覚めよ!と物見らの声がわれらに呼ばわる』BWV645
7. コラール『イエスよ、いまぞ汝御空より降り来りて』 BWV650

1~4は1983年6月、マーススライス大教会(オランダ)、5~7は1982年5月、アムステルダム、フランス改革派教会のオルガンです。

トリオ・ソナタのアダージョ。いいですね。今の札幌は曇天、18度。明日は台風も来そうで、物憂い週末の札幌にしっくりくる音楽です。


札響第602回定期 モーツァルト 協奏交響曲ほか

コンサート(札響)
08 /26 2017
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■ 札幌交響楽団第602回定期演奏会
 
 ベートーヴェン 序曲「レオノーレ」第3番
 モーツァルト 協奏交響曲 変ホ長調
 フランク 交響曲 ニ短調

 ユベール・スダーン(指揮)
 関美矢子(オーボエ)、三瓶佳紀(クラリネット)
 山田圭祐(ホルン)、坂口聡(ファゴット)

 2017年8月26日(土)14:00~
 札幌コンサートホールkitara

開演前のロビーコンサート、今月は金管アンサンブルでした。曲はガブリエリの「第7旋法によるカンツォン第2番」と「ピアノとフォルテのソナタ」という定番の2曲。学生時代にやりましたよ。懐かしいですねぇ。いい曲、そしていい演奏でした。拍手。

さて、演奏会本体はというと、1曲目、レオノーレ第3番。きりっと締まり、メリハリの効いた気持ちのいい演奏。舞台袖からのトランペット・ソロは副首席の松田さん。バッチリきまっていました。今月で退団ということで、演奏後はスダーンさんとともに盛大な拍手を受けていました。長い間本当にお疲れさまでした。

2曲目、モーツァルトの協奏交響曲は札響首席奏者4人がソリストとなっての演奏です。オーボエの関さんの緑のドレスで舞台が明るくなります。スダーンさんはタクトを持たない指揮。ザルツブルグ・モーツァルテウム管の音楽監督を13年務めた経験が生かされているのでしょうか、オーケストラからとても上品な音を引き出していました。4人のソリストも程よく聴き合い、程よく主張するといった雰囲気が出ていてとても良かったです。

休憩後はフランクの交響曲。スダーンさん、テンポや曲想など表情豊かな演奏だったと思います。サウンドも重苦しい感じは受けませんでした。第2楽章のイングリッシュホルンやホルンのソロも良かったですし、トゥッティでの弦とトランペットを中心にオーケストラが一つの楽器のように鳴る部分も綺麗な響きでした。

開演前のkitaraの様子。8月の定期は良く晴れた夏の一日でした。
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