ポンマー/札響 ブルックナー「ロマンティック」

聴いている音楽(札響)
12 /22 2016
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ちょうど一年前、2015年12月の札響定期のライヴ録音を聴いていました。指揮は首席指揮者のマックス・ポンマーさんです。

ライヴでも聴きましたが、kitaraの録音は第2楽章などでの最弱音をしっかり捉えていて、楽曲の細部まで動きがわかり面白いです。ここは何度も繰り返し聴きました。

逆に両端楽章は、感想文にも書いたとおり金管を頭だけ出してすっと引く感じに吹かせて、全管弦楽の音をブレンドさせることを指向した演奏のようで、柔らかい録音とも相まって、やや輪郭線がぼやけた印象を受けました。

個別の部分で面白かった部分で一つだけあげると、第4楽章のコーダ部分でしょうか。ホルンと木管による動機から終結まで、早めのテンポでぱっぱと進行します。これ見よがしなところはないのですが、聴いていて「あっ、これいいな」と思いました。

札幌はまたまた大雪です。朝36cmだった積雪は20時で61cmに。明日は雪かき大変かな。


エリシュカ/札響 チャイコフスキー交響曲第4番ほか

聴いている音楽(札響)
11 /21 2016
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昨日はファイターズ優勝パレードとコンサドーレのJ2優勝そして昇格と、お祝い事が重なりました。今年は台風とか色々あったけど、悪いことばかりじゃないですね。あー、一人で一気に年の瀬ムード(笑)。

さてさて最近は通勤時間を中心に札響の録音を聴いていました。今年3月の演奏会のライヴ録音です。指揮は名誉指揮者でチェコの巨匠ラドミル・エリシュカさん。収録曲はチャイコフスキーの第4番とドヴォルザークの弦楽セレナードです。

ゆったりとしたテンポでしっかりオーケストラを鳴らしてゆくチャイコフスキーは冒頭から興奮するフィナーレまで一貫していて、繰り返し聴いてもしらけることがありません。

そしてチャイコフスキーのあとには、これまた隅々まで丁寧に美しく奏でられた弦楽セレナード。例えばⅣラルゲットの2'33"のあたりなど、サラッと通り過ぎていくようなところにも血が通っていて聴いていて嬉しくなります。

収録順はコンサートでの演奏順ともちろん逆ですが、ディスクという商品としてはいい配置だと思いますね。自分にとっては大いに楽しめるCDでした^^


エリシュカ/札響 ベートーヴェン&ブラームスの交響曲第4番

聴いている音楽(札響)
09 /06 2016


秋ですね。そして北海道はまた水害、今度は稚内です。一体全体どうしたんでしょうか。

JRは北見・網走方面の石北線、釧路・十勝方面の石勝線・根室線が不通で復旧の目途立たず。道路も釧路・十勝方面は日勝峠・狩勝峠がダメで、道東道の無料通行で何とか道央と細々つながっている状態です。

農作物への影響も心配です。畑も被害を受けていますし、輸送もままならず・・・

音楽は2015年の札響開幕定期のライヴ録音を聴いていました。ブラームスの第2楽章、心にしみます。オーボエは艶のあるいい音ですし、弦楽器はやさしくまろやかな音を奏でています。名盤とか名演とか、どうでもいいんです。わかる耳もないですしね。

尾高/札響 ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」

聴いている音楽(札響)
06 /07 2016


昨年買った尾高さんと札響によるベートーヴェン交響曲全集。2011年の札響50周年のシーズンでのツィクルスのライヴ録音です。先日、この9番をラストに1年かけてゆっくり聴き終えました。

 ■ ベートーヴェン
  交響曲第9番ニ短調 Op.125 「合唱付き」

  指揮:尾高 忠明
  札幌交響楽団

  ソプラノ 澤畑恵美
  メゾ・ソプラノ 竹本 節子
  テノール 福井 敬
  バリトン 福島 明也

  札響合唱団/札幌アカデミー合唱団/札幌放送合唱団

  (fontec・2011年)

全9曲を聴き終えてみて感じたのは、名だたる名盤・名演と比べると音の厚みや迫力の面で何歩も譲りますが、アンサンブルは充実していて隅々まできっちり整えられた演奏ではないかということ。

こうした面は特に1,2,4,7番など発揮されていると感じましたが、この9番も全楽章ムラなく仕上がっていて、結構気に入りました。2002年の録音より逞しさも出ていますし、独唱陣も高いレヴェルで拮抗しているようで聴きごたえがありました。

それにしても第9の第3楽章は体が溶けていくように感じるほど美しい・・・。

何十年も聴いているけど飽きが来ないのは不思議ですね。札響の演奏も木管がほどよく前面に出ていて瑞々しいと感じました。尾高さんも満足したんじゃないかな。

ちなみに解説書によると50年でツィクルスを行った指揮者は3人。

1人目は69年から75年まで常任指揮者を務めたペーター・シュヴァルツさんで70年に全曲を演奏したのが最初。2人目は山田一雄さんが89年から92年にかけて2回目を。3人目は尾高さんで2002年と2011年に3回目、4回目のツィクルスを行ったようです。

エリシュカ/札響 ブラームスの交響曲第2番ほか

聴いている音楽(札響)
05 /11 2016


札幌は雨。一日中降り続く予報・・・・。

2014年の定期演奏会のライヴ録音を聴いています。
ウェーバーの「魔弾の射手」序曲、モーツァルトの「プラハ」、そしてブラ2です。

ライヴも聴きましたので演奏の感想は置いておいて、聴きながらブラームスの好きな交響曲の変遷を考えておりました。

最初は中学のとき部活の先輩からCDを借りて聴いた第4番。ベーム/VPOでした。はまりました。「なんていい曲なんだろう!」、「こんないい曲は他にない!」と感動しました。その後も第1番→第3番とはまったのですが、第4番は心の中で不動の1位。

逆にどうしても好きになれなかったのが第2番。ブラームスの田園交響曲とか言われますが、何がいいのかさっぱりわからず。つまらない曲と思っていましたが、なんでか自分でもわからないのですが最近結構好きですね。

ホルンが大活躍で、冒頭はもちろん第1楽章の終わりごろと、第2楽章の初めの方に長いソロがありますが、音色は?、吹き方は?など自分なりの注目ポイントがあると鑑賞も楽しくなるようです。