五嶋龍のチャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲

聴いている音楽
08 /04 2017
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最近聴いている音楽は五嶋龍さんのヴァイオリン独奏、アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮、フランクフルト放送交響楽団によるによるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35です。グラモフォンの2015年ラインガウ音楽祭におけるライヴ録音です。

先月札響定期に客演してくれた神尾真由子さんのように目いっぱいヴィブラートをかけ、大輪の花咲くように歌い上げる感じではなく、都会的、知的、スマート、クールという単語が頭に浮かぶような印象の演奏です。そして、フレーズひとつひとつをとても大切に演奏されているようで、心に十分染みました。今週の通勤の音楽にしていましたが、すごく良かったです。

オロスコ=エストラーダの指揮も独奏ヴァイオリンと同様の印象です。録音の加減かもしれませんが、随所に出てくるオーボエ、フルート、クラリネットといった木管がとてもよく聴こえてきて、それがまたいい音なんですよね。生き生きと存在感があって、演奏に潤いを与えているようです。

さて、本日はこのブログの誕生日。4年が経ち5年目に入ります。たいしたことを書いているわけでもないのに、ご覧いただいている方には感謝申し上げます。


ドホナーニ/VPO メンデルスゾーン「スコットランド」

聴いている音楽
07 /28 2017
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メンデルスゾーンの交響曲第3番 イ短調 Op.56「スコットランド」を聴いていました。クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏。DECCAの1976年の録音。

一聴するとデッカサウンドとは思えないような温かみを感じました。

演奏は中低音のまろやかな響きを生かしつつ、細かい部分も微妙なニュアンスに富んだ美しい音楽。木管楽器の柔らかな響きやトゥッティでの金管楽器の力感のある吹奏もいいですね。ただただお上品な演奏というのとは違う聴きごたえのある格調高いシンフォニーになっているように感じます。


クレーメル(vn)のモーツァルト「トルコ風」ほか

聴いている音楽
07 /27 2017
夏に爽やかな音楽を。

最近の通勤の音楽は、ギドン・クレーメルのヴァイオリン独奏、ニコラウス・アーノンクール指揮、ウィーン・フィルによるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219「トルコ風」です。

愛らしいモーツァルトではないけれど、飾り気のない感じの中に、知性と気品が漂う、なんともヒンヤリした印象をもちます。

カップリングにはキム・カシュカシャンのヴィオラとの共演で、協奏交響曲 変ホ長調 K.364が収められてますが、こちらもただ快活なだけの雰囲気とは一線を画すもので、短調への転調部分や第2楽章で深みのある音楽を一層感じました。

録音はトルコ風が1987年、ウィーンのコンツェルトハウス、協奏交響曲が1983年無ジーク・フェラインでのものです。


ドヴォルザーク スケルツォ・カプリチオーソop.66

聴いている音楽
07 /23 2017
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ドヴォルザークの交響曲以外の管弦楽作品はどれも聴きごたえのある佳曲だと思うのですが、最近家での隙間時間に聴いているのが「スケルツォ・カプリチオーソop.66」です。

旋律が綺麗で、曲の構成も少し複雑。楽器編成も2管編成にイングリッシュホルン、バスクラリネット、テューバ、ハープなども加わり、響きも多彩で飽きにくいように感じるのも魅力です。

演奏はカルロ・マリア・ジュリーニ指揮、フィルハーモニア管弦楽団によるもの。EMIによる1962年の録音です。要のホルンは力みのない朗々たる吹奏でバッチリです。その他の楽器もとても伸びやかに、気持ちよく演奏しているのが目に浮かぶようです。


マゼール/VPO R.シュトラウス「家庭交響曲」

聴いている音楽
07 /18 2017
最近はR.シュトラウスの中でも大好きな家庭交響曲op.53を聴いています。

演奏はロリン・マゼール指揮、ウィーン・フィルによるもの。1983年、DGへのライヴ録音です。

パリッと決めるところは決めて、それでいて、特に第2部の子守歌から第3部アダージョでのしっとりとした歌や短調部分での陰影に満ちた表現など聴き惚れるばかり。ウィーン・フィルの実力をいやというほど堪能できるディスクかと思います。本当に素晴らしい!。