ブーレーズ/クリーヴランド管 マーラー「夜の歌」

聴いている音楽
05 /12 2017
ピエール・ブーレーズ指揮、クリーヴランド管弦楽団の演奏で、マーラーの交響曲第7番「夜の歌」を聴いていました。グラモフォンの1996年の録音です。

久しぶりにディスクを引っ張り出して聴いてみましたが、発売当時、この複雑難解な大曲を相手にオーケストラを巧みに操り、冷静かつ理路整然と鳴らしていくブーレーズの演奏に心底驚き、感心したのを思い出しました。今聴いても印象は色褪せていませんね。

90年代にはいってクリーヴランド管のグラモフォンへの録音が増えて、デッカへの録音とは違う温かみを感じて新鮮に思ったことも懐かしいです。


オルフェウス室内管 チャイコフスキー「弦楽セレナード」

聴いている音楽
05 /07 2017
大型連休最終日は朝から晴れ。ただ気温は低めで早朝は10度を切りました。そんな中、オルフェウス室内管弦楽団の演奏によるチャイコフスキーの弦楽セレナードハ長調作品48を聴いていました。DGの1986年の録音。

都会的、スタイリッシュという形容がぴったりなオルフェウス。このディスクでもすっきりスマートで洗練されたチャイコフスキーを聴かせてくれています。アンサンブルの精度がとてもいいですね。素晴らしいと思います。

カップリングにはグリーグの「ホルベルク組曲」と「2つの悲しき旋律」も収められていますが、前者の透徹した響きは、曲が始まったとたん北欧のひんやりとした空気感を伝えていて、自分の中では昔初めてきいた演奏がこれなので、デフォルトとなっています。


小林/LPO チャイコフスキー 交響曲第1番「冬の日の幻想」

聴いている音楽
05 /05 2017
小林研一郎さんの指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるチャイコフスキーの交響曲第1番ト短調作品13「冬の日の幻想」を聴いていました。EXTONの2013年の録音です。

コバケンさんの演奏はリズムを効かせた情熱的なチャイコフスキーを勝手に想像していましたが、どちらかというと細かいところも丁寧に、そして管弦楽をたっぷり豊かに鳴らす演奏に感じました。ゆったり目のテンポで歌いこまれた第3楽章のトリオの美しさは初めて聴くような新鮮な気持ちになりました。

ロンドン・フィルは軽く明るいサウンドに感じました。天気晴れ・夏日手前まで気温が上がった清々しい今日の札幌によく合います。


ナガノ/OSM ベートーヴェン 交響曲第1番&7番

聴いている音楽
05 /03 2017


大型連休後半初日の札幌は晴れ。気温も午前中に20度以上になってとても気持ちの良い休日です。神宮近くの円山公園ではジンギスカンをしながらの花見客で賑わっていることでしょう。

さて、音楽はケント・ガナノ指揮、モントリオール交響楽団によるベートーヴェンの交響曲第1番ハ長調と第7番イ長調のディスクを聴いていました。SONY・2013年のライヴ録音です。

うん、これは良かった!。

第1番の冒頭を聴いて思ったのは、想像どおりの小気味よく隅々までクリアなサウンド。それは全編にわたって貫かれており、このスタイルは、まあ結構あるのかなと思ったのですが、このコンビはそれだけでなく、磨き上げられたモントリオール響の精緻な合奏から第1番第3楽章中間部でのフランス音楽ような繊細な表現から第7番終楽章で見せる迫力(収められているブラヴォーからも興奮が伝わります)まで、実に幅のある表現力を感じました。これはなかなか新鮮な快感です。ナガノ氏の統率力が光ります。

ケント・ナガノ氏は2006年からモントリオール響の音楽監督にあり、レコーディングにも積極的なようで、いつも読んでいるblog、akifuyu102さんの「音楽いろいろ鑑賞日記」でも何枚か取り上げられており、いつか聴いてみようと思っていたのですが、なかなか手を伸ばせませんでした。もっと早く鑑賞すべきでした(>_<)


ホジャイノフ(Pf)の「亡き王女のためのパヴァーヌ」ほか

聴いている音楽
05 /01 2017
珍しくピアノを聴いていました。昨年11月に札響と共演したホジャイノフさんのディスクです。収録曲は以下のとおりです。

 ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
 ラヴェル 夜のガスパール
 ショパン 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
 ショパン 子守歌 変ニ長調 Op.57
 リスト ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178

 ニコライ・ホジャイノフ(ピアノ)

(ビクター・2013年録音)

多彩な選曲による聴きごたえたっぷりのディスクです。特にリストのソナタはかなり硬派で、ピアノをやっている人ならともかく、自分などはなかなか今まで馴染めなかったのも事実。というわけで、繰り返し聴いてはみたものの何か感想的なものは語れるわけもなく・・・、まあ、そういうのも含めて音楽鑑賞の記録記事です。

「亡き王女のためのパヴァーヌ」は今まで管弦楽編曲版の方がいいと思っていましたが、このピアノ演奏を聴いて少し考えをあらためました。山梨県都留市の都の杜うぐいすホールというところでの録音のようですが、とても良い響きで収録されていて、一音一音心に染み入りました。

92年ロシア生まれの実力派ホジャイノフさんは2010年ショパンコンクールのファイナリスト、2012年ダブリン国際ピアノ・コンクール優勝という華麗な経歴です。今日時点で24歳。先が楽しみです。

札幌の桜はゴールデン・ウィークに間に合うように咲いてくれましたが、前半はなんだかはっきりしない天気。明日以降は徐々に暖かくなるようです。