札響第598回定期 広上指揮 ホルスト「惑星」ほか

コンサート(札響)
04 /22 2017
2017-2018シーズンの開幕定期はあいにくの雨、最高気温7度というコンディションでしたが、演奏は熱く充実したものでした。

■ 札幌交響楽団第598回定期演奏会

 コルンゴルト ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
 ホルスト 組曲「惑星」 op.32

 ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)
 広上淳一(指揮)

 札幌交響楽団
 札響合唱団(女声合唱)

 2017年4月22日(土)14:00~
 札幌コンサートホールkitara

前半のコルンゴルトは生誕120年&没後60年とのこと。ウィーンで活躍後ハリウッドで映画音楽で成功したとあり、このヴァイオリン協奏曲も各楽章の主題に映画音楽が使われているようで、確かに1937年の作にしては聴きやすい曲です。また、通常の管弦楽に加え、チューブラーベル、銅鑼、シロフォン、ヴィブラフォン、グロッケンシュピール、チェレスタ、ハープなども加わるコンチェルトとしてはかなり異例の編成なのも特徴のようです。

ミステリアスかつロマンティックな曲ですが、独奏のホープさんも良かったですし。広上さんも札響から非常に柔らかで繊細な響きを引き出していて、演奏中何度も感心する場面がありました。

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後半は「惑星」。編成はさらに大きくなります。弦5部にフルート4(ピッコロ、アルトフルート持替)、オーボエ3(バスオーボエ持替)、イングリッシュホルン1、クラリネット3、バスクラリネット1、ファゴット3、コントラファゴット1、ホルン6、トランペット4、トロンボーン3、テューバ1、ユーフォニウム1、ティンパニ2、トラアングル、タンバリン、シンバル、大太鼓、小太鼓、シロフォン、チューブラーベル、銅鑼、グロッケンシュピール、チェレスタ、ハープ2、オルガン、女声合唱。と、書くだけで疲れました、はい(笑)

演奏はそれもう圧倒的迫力と豊潤な響きで本当に素晴らしかったです!。
すかっとしました。まさに快演!。

印象に残ったところをあげると、「火星」での広上さんの切れっ切れの格好いい指揮にオーケストラが鋭い反応で応えていたこと。痺れました。「金星」はホルン首席の山田さんのソロをはじめ各パートが好演だったこと。「木星」ではゆったり目のテンポからたっぷり朗々とオーケストラを響かせていたことでしょうか。忘れてはいけないのが「海王星」の女声合唱。音程や音量の面で難しいと思いますが見事にクリアしていました。

「広上淳一 友情客演指揮者就任記念」と題された今回の演奏会、大いに成功だったと思います。卓越した統率力に毎回魅了される広上さん。今後も名演を期待したいです。


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コメント

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広上節!健在

sankichi1689さん、おはようございます。
素晴らしい演奏会だったご様子、伝わって参りました。
「惑星」で広上節が炸裂したのですね(^^)
広上さんはテレビで見ていても本当にエネルギッシュですよね。
特に音楽の一体感、躍動感を捻りだすところなんて。やられた~。て感じですね(^^)

Re: akifuyu102さまへ

こんにちは。
遠くの方に演奏会の様子を感じ取っていただけて幸いです^^
いやぁ、良かったですよ、広上さん。音楽を作る、聴く喜びを感じる指揮者ですね~
コメントありがとうございました。

CDではなく

生のコルンゴルド! しかも広上さんの指揮で! それは素晴らしい。当方、もっぱら日本初演の九響のmp3音源や、NAXOSのCDで聴いておりますが、一度、生で聴いてみたいものです。
だいぶ暖かくなりました。コートが不要になり、朝晩のキリッとした空気が心地よいと感じられます。もうすぐ5月、果樹園も花盛りの季節を迎えます。札幌のライラックのほうも、待ち遠しいですね。

Re: narkejpさまへ

こんばんは
コルンゴルトは響きが実に多彩、特にチェレスタが効果的なのではと感じました。あれはCDではなく生演奏に体ごと浸ることで得られるものだと思います。
札幌の桜は30日開花と予想されています。ライラックもつぼみが大きくなってきました。花々が一堂に咲くのが待ち遠しいです。
コメントありがとうございました。返信遅くなりすいません^^;