小澤/BPO プロコフィエフ 交響曲第7番

聴いている音楽
01 /24 2017
今日の北海道は強烈に冷えてます。最低気温は札幌で-12.8℃、富良野は-29.4℃まで下がりました。今が一番の辛抱時です。

音楽の方は小澤征爾さんがベルリン・フィルハーモニー管弦楽団といれたプロコフィエフの交響曲全集から、第7番嬰ハ短調op.131を聴いていました。グラモフォンの1991年の録音です。

中学の頃に知ったこの曲は全く不思議な感じの曲ですね。平明で簡潔だけどプロコフィエフらしさ溢れる名作だと思うのですが、これがコンサートでは滅多に取り上げられない気がします。そんな中、N響の来シーズンの定期のラインナップを見ていたらトゥガン・ソヒエフがやるのを発見しました。Eテレでやってくれたら絶対観たいところです。

さて、小澤さんの演奏。第2楽章で終わりに向けてベルリンフィルらしい迫力を聴かせてくれているところはさすが!と思いましたが、全体的な印象としてはふわっと軽くエレガントで、何かフランス音楽でも聴いているかのような美しさを感じました。

第4楽章のコミカルな主題の演奏の仕方も丁寧で気に入りましたし、最後に第1楽章の憧憬に満ちた主題をヴァイオリンとトランペットが奏でる部分から終結までもオーケストラが上手くて美しい音楽に浸ることができました。





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コメント

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同じ紙箱全集を聴いています

なかなかいいですね~。20世紀の「現代音楽」だった頃のインパクトの強さよりも、現代の古典になったような落ち着いた美しさを持つ演奏と感じました。どうして「青春」などという題名がつけられたのか不思議ですが、レコード会社の商売上の要請もあったでしょうし、作曲家の壮年期が不幸な時代であったから青春時代にあこがれた面もあったのかもしれません。だいぶ前に、こんな記事を書いていました。トラックバック代わりに(^o^;)>poripori
http://blog.goo.ne.jp/narkejp/e/349a52550478143dc678f0b0e8b4e7ca

Re: narkejpさまへ

記事読ませていただきました。小澤さんの全集を聴かれていたんですね^^
7番は聴きやすくて良いですよね~。仰るとおり落ち着いた美しさ、バレエ音楽のような軽妙さ、打楽器はじめ多彩な響きが魅力的で、是非生演奏で聴いてみたい曲の一つです。
コメントありがとうございました。

終り方が二つある交響曲

昔持っていたレコードでは、A面がプロコの3番、B面が今回ご紹介の7番でしたので、
同じ作曲家でありながらのこの「違い」こそは、まさにプロコフィエフらしい
「極端から極端へと移り易い変わり身の早さ」を示唆しているようにも感じたものでした。
3番の悪魔的響きとは対照的に7番はまさに懐古的でロマンチックな風情がとても素敵だと思います。
7番は一時期「青春」と言われていた時期もあったようですけど、
その理由はなんとなくわかる気もしますね。
軽快で推進力が溢れる素敵な曲だと思います。

ちなみにですけど、こま交響曲はプロコの意向で
静かに閉じるVerと一旦弱まり最後は盛大に閉じるVerの二種類用意されていて、
この小澤さんも確かそうだったと思いますし、ほとんどの指揮者は盛大に鳴って閉じる方を採用していますが、
アシュケナージは静かに閉じる方を選択し、
確かN響の演奏会でも静かな方を選択していたのが印象的でした。

Re: ぬくぬく先生様へ

こんばんは

> 軽快で推進力が溢れる素敵な曲だと思います。
同感です。そして一人の作曲家の全く違う面を見せるところは確かにプロコフィエフの面白さかもしれません。

終わり方ですが、私は静かに終わるのがお洒落で好きです。アシュケナージさんもそうでしたか。youtubeで聴けるゲルギエフも静かに終わります。持ってるcdではオーマンディが元気に終わる方を採用しています。色々な選択があって面白いですね。
コメントありがとうございました。