第589回札響定期 ポンマー指揮 「夜想曲」とマーラー第4ほか

コンサート(札響)
05 /14 2016
■ 札響第589回定期演奏会

 ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲
 ドビュッシー 夜想曲*
 マーラー 交響曲第4番**

 指揮:マックス・ポンマー(首席指揮者)
 ソプラノ:市原 愛**
 女声合唱:札響合唱団*

 2016年5月14日(土)14:00~
 札幌コンサートホールkitara

5月の定期は19世紀末から20世紀初めの仏独の名作。

「牧神」は生では初めてです。冒頭、高橋聖純さんのフルートはとても繊細で、それに絡むホルンとハープもばっちり決まりました。その後も木管の美しい音色、弦の澄んだトゥッティ、曲の後半に登場するアンティークシンバルによるアクセント。まさに100年前の人が出会った20世紀の新たな「美」を感じられる演奏でした。

「夜想曲」も生では初めて。正直あまり好きな曲ではないんです。「雲」でポンマーさんの6/4拍子の指揮に見とれて「この人ホントに綺麗な指揮だなぁ」とか、「エリシュカさんより弾きやすいのかな」なんて考え事をしてしまいました(笑)。「シレーヌ」での札響合唱団は好演だっと思いますが、こめんなさい飽きちゃうんですこの曲。

「マーラーの第4番」。生を聴くのは20年ぶりぐらいだと思います。彼のシンフォニーの中では好きな方です。

ポンマーさんはテンポも表現もいたって普通という印象でしたが、冒頭の鈴に始まり、クラリネットやオーボエのベルアップ、第2楽章でのヴァイオリンの持ち替えなど、マーラーの曲ってやっぱり面白いですねぇ。

ソプラノは第3楽章の終わりごろにある全オーケストラによる最強音でのトッゥティの最中に舞台裏から登場。少し驚きましたが、一般的なのがどんなかわからないので何とも言えません。当然楽章が終わると同時に終楽章を始めました。

第1楽章や終楽章のメルヘンの世界も良かったのですが、ふわふわと天国にいるような気分になる第3楽章は格別です。札響も好演でした。特にホルンが好調だっと思います。曲の真ん中ぐらいにオーボエとホルンが絡む部分があるのですが、美しかったですね。マエストロが演奏後に管楽器奏者を立たせ拍手を受けさせる際にもオーボエの関さんとホルンの山田さんに一際大きなブラヴォーが出ていました。

今回は行って、観て、楽しい演奏会でした。

写真はkitaraと同じ中島公園内にある豊平館。最近お色直しが終わりました。
新緑の5月の札幌。これからどんどんいい季節になります。
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コメント

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こんばんは。

sankichi1689さん、こんばんは。

いいお天気ですねぇ。新緑がまぶしいです。北海道はこれから良い季節ですね。

マーラーの4番、実演を一度だけ観たのですが、いつ独唱者がステージに上がってきたか覚えてません(笑)。オケの爆発の場面で登場とはちょっと驚きではありますが、マーラーのことだから登場のタイミングもスコアに書いてあるのかもしれませんね。

Re: ばけぺん様へ

いいお天気にいい音楽です^^

ソプラノの登場、当地のブロガーさんの記事を見たら、第3楽章後の入場では拍手が起きて流れが切れるので、それを避けるためとの見方が書いてありました。前回どうだったかかな、覚えていません・・・。最初から舞台にいては喉が渇く?からダメなのでしょうかね。仰るようにマーラーの指定なのかもですね。いずれにしてもこういう点もライヴ後の楽しみのひとつです。
コメントありがとうございます。