札響第588回定期 キタエンコ指揮 ラフマニノフ 交響曲第2番ほか

コンサート(札響)
04 /09 2016


今日は午前中ちょこっと仕事に出て、14時からはkitaraで札響の今シーズン開幕定期を聴きに行ってきました。

【曲目】
プロコフィエフ 交響曲第1番「古典」
チャイコフスキー ロココの主題による変奏曲
ラフマニノフ 交響曲第2番

指揮:ドミトリー・キタエンコ
チェロ:イェンス=ペーター・マインツ

ステージに団員が揃い、今月から首席奏者となった関美矢子さんのAの音でチューニングが始まります。音は小さ目ですね。音色はどちらかというと暗く深いものをお持ちの印象でした。もちろんネガティヴな意味ではありません。そしてとてもお美しい方でした。。。

「古典交響曲」はよく演奏が難しいと言われますが、木管(特にフルート、オーボエ)は吹きっぱなしですし、弦楽器は難しそうなパッセージがいっぱいあって確かに大変そうですね。マイシートはステージ上がよく見えるので、視覚的にも楽しめました。

「ロココ」のソリストのイェンス=ペーター・マインツさんはルツェルン祝祭管のソロ・チェリストもやられている実力派だそうですが、音が、音が・・・、それはもう、すごく綺麗でした!絹のようです。「ロココ」とアンコールのバッハの無伴奏チェロ組曲第1番のサラバンドを楽しませていただきました。

そしてキタエンコさんのラフマニノフ。これはホント良かった。冒頭の低弦に続く管楽器の吹奏は深く憂いを湛えた響きで、ここを聴いて素晴らしさを予感しました。

第3楽章もとても良かったですね、第1楽章なんかでも感じましたが内声部もよく聞こえ、音の襞というか情報量の多い演奏に思いました。そして中間の感動的な盛り上がりの後の静寂の中から、ホルン、ソロヴァイオリン、イングリッシュホルン、フルート、オーボエ、クラリネットと主題を紡いでいくところ、最高でした!。

第1楽章の激しい部分や終楽章は16型、チューバなども加わる大編成が音響的にも効果を上げていましたし、ばーんと聴こえてきてほしいパートがそのとおり鳴って、メリハリも効いて満足満足。そして曲の終結部分で金管楽器群が旋律が奏するところは、暗く重い音、タメもあって、これが本場の芸の力かななんて思いました。いやぁ~良かった。

札響との共演3回目のキタエンコさん、名匠を確信しました。

最後にホルン。副首席だった若手の山田さんが4月から首席に。今回はパート全体で素晴らしい吹奏を聴かせてくれたので、今後も大いに期待したいです。

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コメント

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キタエンコさん^^

こんにちは!(*^。^*)
とても素晴らしい定期演奏家の雰囲気が伝わってきます。(*^。^*)
sankichi1689さんも大満足のご様子で、札響のレベルの高さが分かります。
私はキタエンコさんの生は聞いたことが無いのですが、CDででしたらプロコフィエフの交響曲全集で触れています。
オケはケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団ですから、勿論違うのですが、キタエンコさんの解釈はとても明快で、メリハリも効いていて、各パートがくぐもらずにすっきり聞こえますね。
ラフマニノフも是非聴いてみたいと思います。(*^。^*)

Re: ★赤影★様へ

こんばんは。
マエストロが演奏会のプログラムにプロコフィエフとラフマニノフのシンフォニーはすべて録音したと書いておられました。コメントを拝読し、さすがは★赤影★さん!と思った次第です。オケはケルンなんですね、プロフィールを見返すと名誉指揮者にもなっているようで縁も深いのですね。それにしても生プロコフィエフはとっても良かったですよ。
コメントありがとうございました。


大ファンになりました。

ドミトリー・キタエンコ指揮の札響。いいですね~。キタエンコさんはチャイコフスキーの4番をナクソスで聴いて大ファンになった方です(^^) 音楽の自然な流れと繊細な組み立てが印象的でした。

Re: akifuyu102様へ

こんにちは。
札響には過去2回も客演しているのですが、なぜか聞き逃し今回が初キタエンコさんでした。カリスマではないですがきっちり仕上げる職人という感じでとても気に入りました^^
コメントありがとうございます