ラプソディ・イン・ホルンⅢ

聴いている音楽
02 /18 2016
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ごくごくたまに新譜も買います。N響首席ホルン奏者、福川伸陽(ふくかわ・のぶあき)さんのアルバムです。

う~ん、これいい!。すごくいいです!。自分の日本人ホルンの奏者への考え方を改めさせられましたねぇ。


■ ラプソディ・イン・ホルンⅢ

1.川島素晴 ラプソディ・イン・ホルン ~ホルン吹きの愉快ないたずら~
2.ラフマニノフ ヴォカリーズ
3.ラフマニノフ チェロ・ソナタより第3楽章
4.ファリャ スペイン舞曲第1番
5.マーラー 原光(交響曲第2番「復活」第4楽章)
6.ブラームス インテルメッツォOp.118-2
7.鈴木優人 モーツァルティアーナ ~モーツァルトの主題によるホルンとピアノのためのしりとりヴァリエーション~
8.フォーレ シシリエンヌ
9.ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
10.カサド 愛の言葉
11.ドビュッシー 美しき夕暮れ
12.プーランク 愛の小径
13.ローゼンブラット カルメン幻想曲
14.プリマ シング・シング・シング *

ホルン:福川伸陽 ピアノ:三浦友理枝
福川伸陽with東京ホルンサウンドほか

(キングレコード・2015年録音)


圧倒的な技巧を見せつけられる4,13、抒情的な2,3,8,9、とりわけロマンティックな音楽に浸れる10,11,12。N響のホルンメンバーらも加わってバリバリ全開の14。メロディ、ハーモニー、リズムとオーケストラの中でも色々な役割を担うホルンの多彩さを味わえる一枚ですね。

そしてこのアルバムの白眉は1と7。

1はティルの冒頭の主題から始まって、英雄の生涯、英雄、運命第3楽章、新世界より、グレイト、ブラ1終楽章、ブラ3第3楽章、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番冒頭、ボレロ、木星・・・とオーケストラ曲の活躍場面が現れては消えを繰り返しつつ盛り上がっていき・・・・最後は田園のラストでおしゃれに終わります。

7はモーツァルトのホルン協奏曲第1番第1楽章の主題を作曲家のスペルで「しりとり」していくというものです。モーツァルト(T)→チャイコフスキー(Y)→イザイ(E)→エルガー(R)→ラフマニノフ(F)→フォーレ(E)・・・という具合に第16変奏まで約11分半の曲。

実に巧みな変奏に感心してしまいます。それと第9変奏<能>(noh)では、マウスピースを手のひらで叩いたり、楽器、譜面台を叩いて音を出したり・・・・まったく飽きが来ません!。これは面白い!。

最後にもう一言。ブラームスのインテルメッツォ。これは14曲の中で他を圧倒する深みを感じる曲と演奏だったことも記しておきましょう。

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コメント

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超ほし~ぃス♡

いやぁ~、ホルン好きの私にとっては最も欠かしてはならないディスクだったようですね。福川さんのラプソディ・イン・ホルンシリーズは以前から気にはなっていたのです。千葉馨さん以来の大物ですものねぇ。幸運なことに第2弾の「ラプソティ・イン・ホルン弐 」が図書館にあったので借りてみようと思います。
予約待ちになりました。人気あります(^^)素敵なCDのご紹介ありがとうございました。

Re: akifuyu102様へ

こんばんは
千葉さん以来の大物なのですね。なるほど。テクニック、持久力、柔軟性、音色すべてかなりの腕前ですものねぇ。ディスクの方はしっかり楽しませてもらっております^^/
弐の方、akifuyu102さんのお気に召すといいですねぇ。コメントありがとうございます。