札響第585回定期 ファウストさんのメンコン、展覧会の絵ほか

コンサート(札響)
01 /23 2016
今週はオホーツク海側で大雪になりましたが、札幌もまあまあ降りました。晴れて気持ちのいい午前中に家の周りの除雪をし、午後はマチネで札響定期を聴いてきました。

■ 札幌交響楽団第585回定期演奏会(昼公演)

  ラヴェル 組曲「マ・メール・ロワ」
  メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲
  ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」

  指揮:マティアス・バーメルト
  ヴァイオリン:イザベル・ファウスト

  2016年1月23日(土)14:00~
  札幌コンサートホールkitara


3曲とも素晴らしい演奏で大満足です。

この日は韓国のテジョン・フィルハーモニック管弦楽団との交流事業の一環で、同フィルのコンマス、ピル・キュン・ポール・キムさんをゲストコンサートマスターを迎えました。お若くてハンサム。1曲目のマ・メール・ロワでも美しいソロを聴かせてくれました。札響も管・弦ともに安定していてラヴェルの繊細な詩情を味わいました。

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2曲目のイザベル・ファウストさんの演奏には痺れました。出だしの一音からストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」の美しい音色に引き込まれます。まさに絹のよう。そして余計な力が抜けきっています。それでいて力強い演奏も出来るんですからすごいです。

バーメルトさんと作るその音楽はロマンティックさ控えめの印象です。特にそう感じたのは第2楽章。結構速いテンポで、ねっとり歌うような感じはなかったですね。

アンコールにはバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番のサラバンドをやってくれました。聴き終えた後、軽く放心状態。よかった!。

休憩後の後半は「展覧会の絵」。「プロムナード」での福田さんの堂々たるトランペットから好演を予感。「古城」のサクソフォーンもニュアンス豊かで最後の音の減衰から儚さがぐっと伝わってきました。「リモージュの市場」は今一つパンチがほしかったけど、「キエフの大門」では冒頭のトランペットの美しいハーモニーから金管群の輝かしくも迫力のあるラストまですっかり魅せられました。

バーメルトさんの表現は中庸といった感じですが、マゼール時代のクリーヴランド管弦楽団で常任指揮者を務めたほどの実力者なのですね。

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コメント

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 興味深い記事をありがとうございます。23日は、札響さんはバーメルトさんだったんですね。我が群響は、16日(土)にバーメルトさんが来てくださって、やはり「展覧会の絵」を演奏してくれました。安定度の高い、気品ある演奏でした。
 私はバーメルトさんでは、ロンドンフィルとのパリーのシンフォニー集が気に入っていて、いつか来てくれないかと思っていました。そうしたら5年ほど前、群響に客演してくれてベートーヴェンの5番その他で熱演を披露してくれました。今回も良かったです。札幌でも素晴らしい演奏でしたね。

Re: バルビ様へ

おはようございます。
バーメルトさん群響さんにも客演されたのですね。展覧会の絵は、わりと一曲一曲の間合いを大事にした仰るように気品のある演奏だと私も感じました。余裕のある指揮ぶりも長年のキャリアを感じさせるものでした。
コメントありがとうございました。

ライヴ録音のCDがもし出たら買います!!!

sankichi1689さん、おはようございます。
素晴らしい演奏会のご様子がひしひしと伝わって来ました。
ファウストさんのアンコールがパルティータ第2番サラバンド!!
堪りませんねぇ~。「放心状態」わかりますわかります。^_^

Re: akifuyu102様へ

こんばんは。
よかった!、ホントよかったっすよ!!
akifuyu102さんのご推薦は間違いないですねっ!。
コメントありがとうございます。