朝比奈/札響 ブルックナー「ロマンティック」

聴いている音楽(札響)
01 /16 2016


雪まつりの雪確保が難しいぐらい少雪暖冬ですが、ここ一週間ほどは最低気温-7~-8℃で日中も真冬日の札幌としては寒い日が続いています。

さて、音楽はフォンテック×タワーレコードの企画もの「札響アーカイヴシリーズⅠ」から、朝比奈さんの指揮の1978年の第188回札響定期のライヴを聴いておりました。ロマンテッィクは当然、ハース版使用です。

ちなみに、この企画のその他のラインナップはこんな感じ。

1.第1回定期(1961) 荒谷正雄指揮 ベートーヴェン第1番ほか
2.第22回定期(1963) 近衛秀麿指揮 ベートーヴェン第1&7番
3.第91,92,94回定期(1970) シュヴァルツ&アルゲリッチ(p) 
  プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番ほか
4.第226回定期(1982) 朝比奈隆指揮 ブルックナー第0番ほか

買うのかなり勇気入りましたが、怖いもの見たさで(笑)。

このロマンティックの感想としては、素人の意見ですがオーケストラの水準は今よりかなり落ちますが(特にチェロなどは音程がかなり怪しい・・・)、全体には朝比奈さんの指揮に喰らいついて行く真摯な演奏だと感じました。

録音会場は北海道厚生年金会館でかなりデッドな音響・・・。

その他感じたところ。ホルンは窪田さんという名プレイヤーだそうですが、噂に違わず上手いと思いました!。アンドレの弟子だったトランペットの杉木さんは上手いのでしょうが、曲のせいもあってはっきりわかる部分はなかったです。

朝比奈さんの指揮は、やや早めのテンポで揺れも少なく武骨といった印象。ダイナミックレンジも狭いですが、その分弱音(たとえば弦のトレモロ)の動きも良くわかりますし、トゥッティの際の金管もうるさすぎず聴きやすい演奏かと思います。

第4楽章で楽章冒頭の主題が全オーケストラで奏される部分(13:42)の迫力はなかなかのものですし、全曲の終結でホルンの3連符を強調しているのも印象的です。

朝比奈ファンか札響ファン以外は買わないだろうし、お薦めもしませんが(笑)、私にとっては、当時に思いをはせたり、その後の地方オケの発展を感じ入るなかなか面白いものでした。

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コメント

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朝比奈さんのブルックナー

sankichi1689さん、こんばんは。

朝比奈さんのブルックナー、内容は凄いと思うのですが、ライブが多いので演奏の完成度が100点とはいかないのに加えて録音が良くないんですよねぇ。ちょっと残念です。

購入に勇気が必要というところ、共感しました(笑)。札響の記録としてはすごく価値のあるものだと思います。

Re: ばけぺん様へ

こんばんは。
久しぶりに朝比奈さんのブルックナーを真剣に聴きましたが70年代に完成されていますね。すごいです。でもこの時代の地方オケの水準ははっきり言ってヤバいです。朝比奈さんは自著の中で「金もらっているんだからちゃんと芸をやらんと」と書いてましたが、まさにその世界です(笑)。
コメントありがとうござます。