札響第584回定期 ブルックナー「ロマンティック」

音楽鑑賞
12 /13 2015
■札幌交響楽団 第584回定期演奏会(夜公演)

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 *
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」

指揮:マックス・ポンマー(札響首席指揮者)
ピアノ:ゲルハルト・オピッツ *

2015年12月11日(金)19:00~
札幌コンサートホールkitara

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ロビーコンサートは、季節にあわせてクリスマスソングでした。トロンボーン四重奏による「もろびとこぞりて」、弦楽四重奏による「まきびとひつじを」、全体で「きよしこの夜」の3曲です。トロンボーンの柔らかい音色、ハーモニー、うん、いいですね!。

さて前半はベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番。生では初めて聴きます。12型2管編成。コンマスは大平まゆみさんです。ドイツ音楽界の重鎮二人がステージ上にいるだけで重みがぐっと増しますね。オピッツさんの美しく、そして深い響きを湛えたピアノの音色がホールに満ちて音楽が始まります。オピッツさん上手いです!。全楽章良かったのですが、特に第2楽章に感銘を受けました。こんなに素晴らしい音楽だったのですね、この楽章・・・。この曲、少し退屈で実はあまり好きではなかったのですが認識を改めました。これも生演奏に接するいい面です。

アンコールはブラームスの「幻想曲集OP.116-4間奏曲」が演奏されましたが、これまた何というんでしょうかね、呼吸感とでもいうのでしょうか、音楽が大きな弧を描くような見事な演奏でした。

休憩後の後半は、ブルックナーの「ロマンティック」。弦は16型に拡大。1番ホルンが鬼門の難曲です。この日のトップは副首席の若手、山田さんでした。2回ほどわずかに音をはずしていましたが、第3楽章以外はソロばかりといっても過言ではない中、キズにもならない程度と思いました。

ポンマーさんの表現としては、だれることのないテンポを基調としつつ、特に第4楽章で部分的にぐっとテンポを落としたりするところも。金管は重く吹き続けさせるのではなく、頭だけ強くしてすっと抜くようにして、ふわっとした響きを目指しているように思えました。ただ願わくばトゥッティの時はもう少し濁りのないサウンドが聴きたかったです。

終演後は、この日会場で先行発売された7月定期のライブ録音のCD(ポンマーさん指揮のメンデルスゾーン「讃歌」)のサイン会がありました。もちろん購入し、サインをいただきました。

それから、そうそう、この日は会場で知人にばったり会い、話が尽きないので、そのまま焼き鳥屋で音楽談義になだれ込み、家に帰ったのは日付が変わってからでした(笑)。

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