尾高/札響 エルガー 交響曲第1番

聴いている音楽(札響)
12 /11 2015


尾高さんが札響音楽監督時代に録音したエルガーの交響曲第1番を聴いていました。2012年11月の定期演奏会のライヴ録音です。

お得意の英国物だけあって、どこをとっても自信に満ちた演奏です。

第1楽章の主部、激しさはないけど一歩一歩踏みしめるような彫の深い表情づけが魅力になっているように思います。悲しげな第2主題を経て、この楽章の一番の盛り上がりどころは、トランペットが全オーケストラを破って伸びやかな吹奏を聴かせてくれる部分は特に素晴らしいと感じました。

第2楽章も意外ですが重厚さを感じさせる演奏。第3楽章はホント美しい音楽ですね。高貴で儚い・・・。札響は厚みというか豊かさでは一歩譲りますが、弦も管も美しい音で好演。

終楽章は、音楽が混乱せず交通整理が行き届いた進行で、ラストで第1楽章冒頭の主題が回帰する高揚感がなかなかよかったです。最後の和音も素晴らしく感動的でした。第1楽章もそうですがヴァイオリンセクションの高音での速いパッセージは素晴らしいアンサンブルですね。

ところで日本のオケでエルガーの録音ってそうは出ないかも。いいディスクで愛聴盤になりそうです。

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