ミルシテイン(vn) チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲

聴いている音楽
11 /26 2015
日曜の夜に、娘と一緒にEテレで今年のNHK音楽祭でのアンドレス・オロスコ・エストラーダ指揮、hr交響楽団と五嶋龍さんのチャイコフスキーのコンチェルトを観ました。五嶋さんの全身を使った演奏は面白いですね。娘も随分と興味を示していました。

そんなこともあって、ナタン・ミルシテインのヴァイオリン、アバド&ウィーン・フィルによるチャイコフスキーのコンチェルト(DG・1972年録音)を聴いて見ました。

いままで縁のなかったミルシテインですが、これは素晴らしい演奏ですね。

音が美しく気品すら感じさせる演奏。まことに洗練されたチャイコフスキーだと思います。第1楽章のカデンツァはわりとぱっぱと進む間合いの取り方が気に入りました。

第2楽章、これには感銘を受けましたよ。歌い回しは神経質過ぎず、演歌チックでもない大人な雰囲気。大家の演奏はどこか余裕を感じさせるものがありますが、この楽章を聴いて絶対に駆け出しのヴァイオリニストだとは思えない、そんな感じがすごくします。

ウィーンフィルは録音のせいか、管楽器が随分と近く生々しく聴こえますが、それがかえっていいですね。弦楽器は美しくコンチェルトとしての華も感じます。

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コメント

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 ミルシテインは、LP時代にバッハの無伴奏ソナタとパルティータ、それにチャイコフスキーでは、セラフィムの廉価盤のLPをよく聴いていました。
 おっしゃる通り、音が美しく、そして端正でいて気品に満ちた演奏でした。痺れましたね。
 

Re: バルビ様へ

おはようございます。
私はピアノやヴァイオリンの往年の名演奏家というのはあまり聴いてこなかったです。それで反省して近年ボチボチ聴いているというわけなんです^^;。聴いて見ると、確かに素晴らしい演奏に多く出会います。ミルシテインもその一人です。今週一気に雪景色となった外を眺めながら聴くかけがえのないひと時でした。
コメントありがとうございました。