都響札幌公演 下野&小曽根のラプソディー・イン・ブルー、ドヴォルザーク8番ほか

コンサート(国内オケ)
09 /14 2015
都響2年ぶりの札幌公演を聴きに行ってきました。

■ 東京都交響楽団 創立50周年記念 札幌特別公演
 
 外山雄三 管弦楽のためのラプソディ
 ガーシュウィン ラプソディ・イン・ブルー *
 ドヴォルザーク 交響曲第8番 ト長調

 指揮:下野 竜也
 ピアノ:小曽根 真 *

 2015年9月13日(日)14:00~
 札幌コンサートホールkitara

1曲目は外山雄三のラプソディ。1960年のN響による日本のオケ初の海外公演のアンコール曲として演奏されたということですが、もはや古典の感があります。もちろん生で聴くのは初めてです。

金管奏者たちが持つ拍子木の鮮烈な響きに耳を奪われていると、トランペットによる「あんたがたどこさ」がはじまります。「ソーラン節」などが登場する第1部、フルート・ソロによる「信濃追分」の第2部、賑やかな「八木節」の第3部は、急-緩-急のシンプルな構成。オリエンタルな旋律と血沸き肉躍るようなリズムは欧米の人の心をつかんだのも頷けます。

下野さんの演奏はもっと派手にやって!と思う部分もありましたが、いわゆる「バカ騒ぎ」にならない管弦楽作品としての節度、気品あるものに感じました。

2曲目はラプソディ・イン・ブルー。この曲も生で聴くのは初めてです。冒頭のクラリネットのグリッサンドからして雰囲気満点。その後もトランペットのワウワウミュートのコミカルな音色、フラッタータンギングなど曲の面白さを実感します。

でもやはり、この曲は主役の小曽根さんの独壇場。ゆっくりとした部分の直前や、また速くなってトロンボーンが駆けあがるようなパッセージをやる直前に長いアドリブソロをいれていました。華麗なピアノを聴きながら、これ上手くオケに繋がるのかなぁとハラハラするのですが、これが手品のようにピタッと合うんですね。プロの妙義です。感心。

アンコールは小曽根さんの自作「Reborn」という曲が演奏されました。会場全体が息を飲むような美しさに包まれました。聴きに来てよかった!。

休憩後はドヴォルザークの8番。第1楽章のパリッとキレの良さ、たっぷり歌わせた第2楽章も良かったのですが。やはり第4楽章。冒頭のトランペットからして解放感ある伸びやかな吹奏、速い部分でのホルンの強奏などメリハリを効かせた音楽づくり。とても良かったですね。

プログラムに今回の曲目は独仏伊の ”周縁” に花咲いた作品だと書いてありましたが、たしかに地方公演では面白い曲目でした。

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コメント

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おや、

小曽根さんの「ラプソディ・イン・ブルー」なら聴いてみたいです。ポピュラリティと、ほどよいマニア性とを両立させた、魅力的なプログラムですね~。
ドヴォルザークの8番って、聴く人を幸せにする音楽のような気がします。ワタシが畑の中で聴いているせいもあるのでしょうが(^o^;)>poripori

Re: narkejp様へ

こんばんは。小曽根さんは鍵盤の上を縦横無尽で、それはもう素晴らしかったです。こういうのは生演奏に限ります!
ラプソディ2曲はなかなか聴く機会がないですねぇ。曲目に一ひねりありました。
ドボルザーク8番は全く同感です。自然を感じる音楽だからではないでしょうか。北海道は田舎にすごくあいます(笑)。
コメントありがとうございました。