準・メルクル指揮/PMFオーケストラ ドヴォルザーク 交響曲第7番ほか

コンサート(その他)
07 /21 2015
PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)2015を聴きに行ってきました。

■ PMFオーケストラ演奏会〈プログラムA〉

 メンデルスゾーン 「真夏の夜の夢」組曲 作品61
 マーラー さすらう若人の歌 *
 ドヴォルザーク 交響曲第7番 ニ短調 作品70**

 指揮: 準・メルクル
 PMFオーケストラ
 
 テノール: 松原 友*
 PMFヨーロッパ**

 2015年7月18日(土)15:00~
 札幌コンサートホールkitara


2週続けてのコンサートです。今回は珍しく友人と一緒に。席も思い切ってS席、1階席の12列目ほぼ中央です。パイプオルガンを正面に仰ぎ見ながらの鑑賞はなんとも優雅な気分です。

3曲とも生では初めての曲ばかり。デイヴィッド・ジンマンさんの急な降板は残念でしたが、準メルクルさんも聴いたことがないので楽しみです。また、教育音楽祭だけあって、前半の2曲は参加メンバーのみでの演奏です。ステージ上の若手奏者を見るだけで気持ちがいいですね。

さて、1曲目は「真夏の夜の夢」。序曲、スケルツォ、間奏曲、夜想曲、結婚行進曲、道化師たちの踊りの6曲が演奏されました。冒頭のフルートからとても繊細で丁寧なアンサンブルです。主部に入ってからは準メルクルさんの躍動感溢れる指揮にあわせて生き生きとした音楽が流れます。

特に良かったのは、間奏曲と夜想曲。前者は木管楽器と弦楽器の流れるようなつながりが素晴らしく、憂いを帯びた音楽を堪能できました。そして後者は何と言ってもホルン!安定した吹奏で、曲の雰囲気を見事に伝えていました。ブラボーです!。

音楽祭ということでいつもと客層が違うのでしょうか。序曲と結婚行進曲の後に拍手が起きました。多少全体の流れが止められるきらいはありますが、私は「良かったから拍手する」というシンプルな考えで受けとめて、否定はしないタイプです。

2曲目は、テノールの松原友さんとの共演によるさすらう若人の歌。曲の内容からいってもぴったりな独唱者とオケの顔ぶれです。編成は少し小さくなって12型ですが、ハープなんかが入るあたりがマーラーですね。

う~ん、声楽はほとんど聞かないのでよくわかりませんが、松原さんの歌声はとても聴きやすかったですし、弱音なんかも美しかったですね。独唱とオケのバランスが良かったと思います。ただ、公式プログラムは買わなかったので、えらそーなことは言えないのですが、歌詞を配布してくれたらみんなもっと楽しめるのではと感じました。

休憩後の後半はドヴォルザークの7番。オケにPMFの教授陣が加わっての演奏。コンサートマスターはライナー・キュッヒル(VPO)、オーボエはアルブレヒト・マイヤー(BPO)といった具合に、各パートのトップをウィーンフィルやベルリンフィルなど欧州のトッププロが固めます。 

木管楽器やホルンなど動きがはっきりわかる部分を中心に、響きのまろやかさや微妙なニュアンスによる陰影など音に深みが増したように感じられます。大好きな第2楽章、素晴らしかった!。どのパートも最高の音色で勝負して、安心して音楽だけに身をまかせていられます。第4楽章の盛り上げ方も良かったですね。いやぁ堪能いたしました。

友人はこの日のためにスウィートナーで予習したらしいですが、大満足の様子でした。

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