シノーポリ/VPOのリスト 交響詩「前奏曲」ほか

聴いている音楽
05 /09 2015
       

ちょいと仕事が佳境を迎えてきたこともあって、音楽の方は景気づけとばかりにリストを聴いておりました。

聴いておりましたのはこちら。図書館からの借りものです。

■ リスト
  交響詩「前奏曲」
  交響詩「オルフェウス」
  交響詩「マゼッパ」
  ハンガリー狂詩曲第2番

  指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  (DG・1996年録音)

「われわれの人生とは、その一音から死への前奏曲にほかならない。愛の喜びは中断され、傷ついた魂は田園生活の静けさに救いを求める。しかし、それも長くは続かず、自らを獲得する戦いへと巻き込まれていく」という、フランスの詩人ラマルティーヌの「詩的瞑想録」から標題が採られたという「前奏曲」。

ただ、自分の中では映画音楽的スペクタクルの先駆けみたいな音楽という感じで、純音楽的に楽しんでいました。「カッコイイ」クラシック音楽というのは、この曲辺りから始まったのかなと、そんなことも考えておりました。

さて、シノーポリ盤ですが、これがとても良かったです。

弦楽器の艶のある繊細な響きや、ホルンの夢見るような美しさもさることながら、金管が大音量で鳴り響くところでの柔らかくブレンドされた響き!恰幅の良い余裕のある表現!これを芳醇と言わずしてなんと言いましょうか。この音楽にずっと浸っていたいと思ってしまいます・・・。

こうやって聴くとウィーン・フィルというのは、ほかのどの楽団とも違う唯一の存在だと再認識させられます。

次の「オルフェウス」と「マゼッパ」は正直初めて聴きました。
前者はハープ、ヴァイオリン、チェロ、木管楽器などが絡み合いながら進行しますが、こういう繊細な曲は、ウィーンフィルという器があって活きてくるんでしょうね。

最後は「ハンガリー狂詩曲第2番」。この曲と言えば自分の中では吹奏楽。パリ・ギャルドレピュブリケーヌ吹奏楽団の指揮者も務めたフランソワ=ジュリアン・ブランの編曲、同楽団の演奏が渋い響きで良かったですね。

シノーポリの演奏も良かったですよ。ジプシー感はこちらのほうが出ていると思います。

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コメント

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懐かしくて聴き直しています。

sankichi1689さん、おはようございます。
いやぁ~、とても懐かしい曲です。「レ・プレリュード」も「ハンガリー狂詩曲第2番」も中学生の頃に夢中になって聴いておりました。ちょうど、クラシック音楽って面白いなぁと感じ始めた頃の大切な思い出の曲です。

Re: akifuyu102様へ

おはようございます。
akifuyu102さんも昔お聴きになっておられましたか。吹奏楽人は誰しも一度は耳にしますよね。レ・プレリュードのトロンボーンの下降する音型、あれはかっこよくて、しびれます^^/
コメントありがとうござます。

 佳いCD、佳い演奏の紹介、いつもありがとうございます。akifuyu102さんやsankichi1689さんと同じく、この曲は私にとっても本当に懐かしく、先ほど私の唯一の手持ちLPショルティ盤をかけました。うれしく思います。

 シノーポリさんは、その昔、マーラーチクルスで東京にやってきました。その時行けるはずの公演に行けず、彼は亡くなってしまいました。悔しかったですね。実演で接することのできなかった名匠です。

Re: バルビ様へ

こんばんは
シノーポリ盤は想像以上に良くて嬉しくなりました。私はシノーポリ氏の実演は一度だけですがとてもいい思い出となっております。レコーディングは積極的でしたが、未だ聴いたことがないディスクも多いので、ゆっくり聴いていけたらと思っています。
コメントありがとうございます。