サロネンのマーラー 交響曲「大地の歌」

聴いている音楽
05 /03 2015


先日のクラシック音楽館でフィルハーモニア管との来日公演の様子が放映されたサロネン。トゥオネラの白鳥のタクトを持たない指揮ぶりは、少し独特でしたが思わず引き込まれました。

さて、最近はサロネンがロサンジェルス・フィルハーモニックの音楽監督時代に録音した「大地の歌」を聴いています。ソニーの1998/99年録音。共演は、プラシド・ドミンゴ(T)とボー・スコウフス(Br)です。

録音が2年に渡っているのは、3楽章ずつ共演者と録音したからのようです。いいのか悪いのかわかりませんが、あくまでCDという商品製作なので、しょうがないですね。

男声だけによる大地の歌ですが、特にスコウフスの歌う部分が女声とは違う落ち着いた味わいで良かったです。ドミンゴは少しヒロイックな感じですが・・・

サロネン&LAPOは、彫の深いつっこんだ表現はなくて、力みがないというか、都会的なあっさり系でやっているようですが、軽薄には感じませんでした。

この曲はオーケストラのアンサンブルの精度が結構丸わかりになっちゃうように思うのですが、さすがは手兵LAPO、すごく上手いです!。そして普段耳に入ってこない歌の背後で演奏されている部分もきちんと、しっかり聴こえて、マーラーのオーケストレーションの面白さに聴き入ってしまいました。この辺りは作曲もするサロネンのスコアの分析の成果なのでしょうか。

録音会場はウォルト・ディズニー・コンサートホールができる前の本拠地、ドロシー・チャンドラー・パビリオンですが、音響は良いと感じました。

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コメント

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 サロネンは、この3月、ヴァイオリンのハーンとの共演を東京で聴きました。管弦楽は、フィルハーモニアOです。ハーンとのブラームスは、引き締まった演奏で素晴らしいと思いました。
 バレンボイムのブルックナーがあるんですね。私はまだ、バレンボイムの指揮もピアノも実演に接していないので、是非聴きたいものです。評論家諸氏の間では評価の分かれる彼の演奏ですが、やっぱり自分の耳で直に聴いてみることが大切ですよね。

Re: バルビ様へ

こんばんは
まさにテレビでやっていた演奏ですねっ。ブラームスは第1楽章の途中まで見ていました。伴奏の時のノリノリのハーンさんが印象的です。生では2000年にヤンソンス/BPOでショスタコのヴァイオリン協奏曲を聴きました。快刀乱麻とたとえられるような素晴らしい演奏でした。
バレンボイム氏は私もコンサートではまだなんです。CDとライヴでは違いますからね。そういう意味でも「自分の耳で直に聴いてみる」まったく同感です!。