小澤/SFSの ベートーヴェン「英雄」

聴いている音楽
11 /04 2014
連休はちょいと実家に帰省。お正月は帰る予定はないので今年最後になるでしょう。

18℃とかなり暖かかった一昨日から一転、連休最終日、札幌に帰ってくるなり一桁の気温。午後からは雪も時折降る悪天候に。風も強く、街路樹の葉も結構落ちて、なんだかさみしい冬景色に近づきつつあります。

さて、実家には置きっぱなしにしているCDが何枚かあるのですが、今回はそんな中から、小澤征爾さんが手兵サンフランシスコ交響楽団を指揮したベートーヴェンの交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」(PHILIPS・1975年録音)を聴いていました。

何で持っているか?帰省の際、近所のブックオフで買ったものと思われますが、記憶にありません(笑)

小澤さんのベートーヴェンというのは評論家諸氏はもとより、一般のリスナーの方にもあまりよい評判は聴きませんが、私は色々なタイプの演奏を楽しみたいので手が伸びたのかもしれません。

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というわけで、小澤さん40歳の時の「英雄」。

改めて聴きなおしますと、第一印象どおり、迫力、逞しさ、革命的なスケール感を目指そうというよりは、あくまで古典派のシンフォニーとして、すっきりと、見通し良く手堅くまとめたという印象です。このあたりが重厚な表現を求める方には物足りなさを感じるところでしょうか。

そもそもアメリカ西海岸のオケから「重厚なドイツ音楽!」は出てこないと割り切って、ポケットスコアを眺めながら、各楽器(特に木管、ホルン)の細かな動きを追うなどして、爽やかなベートーヴェンを楽しみました。
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コメント

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こんばんは。

エネルギッシュに活躍されていた頃の小澤さん。サンフランシスコ響音楽監督時代の演奏ですね。そう言えば私は「小澤さんのベートーヴェン」は、聴いたことがなかったです。特に小澤/サンフランシスコ響では「新世界より」、「パリのアメリカ人」、「ウェスト・サイド・ストーリー」からシンフォニック・ダンスなど、やはりアメリカものを聴いていました(^^)
こちらの図書館では小澤さんのベートーヴェンがあまり無いのです。何とか聴いてみたいという思いに駆られています

Re: akifuyu102様へ

こんばんは。
小澤さんはなんといってもリズム感や複雑な大曲のさばきがスゴイですよね。小澤さんのベートーヴェンないでしょうね。もともとアメリカのオケでのべートーヴェンはあまりないですしね~。私なんかはある種のミスマッチ・フェチ的なところもあって、この手の録音に手が出てしまうようです(笑)
コメントありがとうございました。

エロイカ

こんにちは。

数年前にサイトウ・キネン・オーケストラで小澤さんが振った「エロイカ」を聞きました。

すごくよかった。

という印象を持ちました。
サンフランシスコ響とどう違うかはわかりませんが・・・

Re: よんちゃん様へ

こんばんは。
小澤さんはサイトウ・キネンとはドイツ物を基本にしてますよね。私は小澤さんの「うねり」のようなものを感じるブラームスが大好きなのですが、ベートーヴェンは未聴でした。HMVのサイトを覗いたら、サンフランシスコより良いとのレビューもあって、なかなか興味深いです。
コメントありがとうございました。

こんにちは。

sankichi1689さん、こんにちは。

小澤さんのベートーヴェンというとボストン響との第9を持っていますが、颯爽と小気味良い演奏で、独墺的重厚長大演奏を好む方には合わなそうですね。私には小澤さんはあえてそういう演奏を避けているように感じます。

ミスマッチ・フェチ(笑)私もそういうところが旺盛です。ショルティのドビュッシーとか。

Re: ばけぺん様へ

こんばんは。
過去の演奏習慣や先入観にとらわれない解釈なんでしょうかね。聴衆は私もですがベートーヴェンは眉間に皺を寄せて正座して聴くみたいなところはあるかもしれません。ショルティのドビュッシーですか、聴いたことはありませんが、硬派な「印象派」という感じで面白そうです。
コメントありがとうございました。