エリシュカ/札響のヤナーチェク シンフォニエッタ

聴いている音楽(札響)
06 /09 2014
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先週あたりから音楽の方は、ラドミル・エリシュカ指揮、札幌交響楽団によるヤナーチェクのシンフォニエッタ(オフィス ブロウチェク・2010年live録音)を聴いていました。ドヴォルザークの5番と一緒に収録されているものです。

そう、私も聴きに行った2010年4月の定期演奏会のライヴ録音です。

エリシュカさんが振ると音楽が柔和な表情を見せます。

第1楽章のファンファーレは、少し「ん!?」という感じもなくはないのですが、全体としてふっくらブレンドさせた金管の響きは、素朴な味わいがあります。オケの性能やパワーを誇示するような音楽じゃないんだよと言っているようです。

今回、聴きなおして見て、ああ、素敵だなぁと感じたのは第3楽章。

冒頭から遅めと思える思えるテンポ設定で、弦の動きを実に丁寧に演奏して情感を表現していきます。イングリッシュ・ホルンの侘びさびを感じさせるソロを聴いていると、ヤナーチェクってこんなに深みのある音楽だったのかと再認識。後半の激しい部分ではアンサンブルもばっちりで、ホルンセクションの健闘も光ります。

第5楽章はフルートやクラリネットの美しい演奏に耳を奪われますし、回帰するファンファーレも力感たっぷりです。

エリシュカさんは、2008年の客演では「タラス・ブーリバ」、2009年の客演では「利口な女狐の物語」を演奏し、それぞれ録音しています。地元オケでヤナーチェクの音楽を楽しめるとは、本当に感謝感謝といったところです。

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コメント

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こんばんは。

sankichi1689さん、こんばんは。

シンフォニエッタ、僕も最近、セルの演奏を聴いてあらためて魅力的な曲だと感じました。

ましてやご自身が聴きに行った演奏会がCDに残っているとなると感動もひとしおだと思いますし、一生忘れない記憶になりますね。うらやましいです。

Re: ばけぺん様へ

こんばんは。
いやはや、演奏会当日はそう感動もなく、CDで細部を聴いてなるほど、こんな感じを聴かせたかったんだなと気づく始末で。。。。
それにしても人気作家が作中で使いたくなる琴線に触れる作品なのでしょうね。あらためて思いました。ちなみに私はセル盤も結構好きです。コメントありがとうございました。