カラヤンのショスタコーヴィチ交響曲第10番

聴いている音楽
05 /17 2014
今週の話題。4月の札幌は晴ればっかりだなぁと思っていましたら、新聞に観測史上1位の日照時間だったことが載っていました。

そして週の半ばには根室のチシマザクラが開花したとのニュース。そして、昨日はオホーツク海側で雪が積もったとか・・・。いやぁ色々ありました。

今朝の札幌は昨日から続く雨模様。9時の気温がなんと7℃!ストーブつけてます!

という感じですが、音楽の方はといいますと、今週はショスタコーヴィチをず-っと聴いておりました。



カラヤン/ベルリン・フィルによるショスタコーヴィチの交響曲第10番ホ短調(DG・1966年録音)です。

カラヤンのショスタコーヴィチの録音は10番のみ。ただ、3回も録音したということで、これはその記念すべき最初のものです。

う~ん、ベルリン・フィルの破壊力が凄まじい・・・。

暗い音色ですが、低音から積み上げていく分厚いハーモニーづくりで、その分シニカルな感じが和らいでいるような印象です。

それにしても、カラヤンの指揮は「ため」が結構あると勝手に思っていますが、こういう切れ味勝負の曲でも、バッチリ決まって唖然とするばかり。

ショスタコーヴィチはやっぱり生ですね。戦慄の音楽が音の振動とともに体に刻みつけられる、札響定期で聴いた8番がそんな感じでした。10番も生で聴いてみたいものです。


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コメント

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破壊力ありますね

この1966年の録音を聴いていましたが、結局1981年のデジタル録音のも手に入れました。
カラヤンはこの曲に相当思い入れがあるようですね。
オケの威力とも相まって素晴らしい名演だと思います。

Re: よし様へ

はい、本当に聴き応え満点の名演だと私も思います。60年代に録音しようという発想もすごいですね。思い入れが伝わってきます。
コメントありがとうございます。

こんにちは。

sankichi1689さん、こんにちは。

ショスタコーヴィチの10番、私もカラヤンの演奏が大好きです。私は再録の方しか聴いたことがありませんが、カラヤンにとってはショスタコーヴィチはこの曲だけという思い入れと自信があるんでしょうね。

残念ながら実演は5番しか接したことがないのですが、いつかこの曲と4番は聴いてみたいです。

Re: ばけぺん様へ

こんばんは。
実演は、5,7,8番しか私もありません。今年15番を聴けるはずです。
カラヤンのを生で聴いたら卒倒してしまいますね(笑)
コメントありがとうございました。

スターリンに対する思い・・・??

ショスタコの10番は、スターリン死亡後直ちに作曲されていますので、「恨みつらみ」も含めて、副題に「スターリンと私」みたいな感じが似合いそうな曲ですよね。
第二楽章の暴力的な威圧する雰囲気は、スターリンの肖像画という話もありますしね。
この曲は圧倒的にバランスが悪い・・・
悲劇的な感じの第一・第三楽章、に対して第四楽章は、前半がそれまでの悲劇的雰囲気を継承し、幾分幸福感が見えてくるのは、中盤以降のアレグロ展開のみ・・・
うーーん、暗い感じが圧倒的に長くて「救い」的な部分があまりにも短すぎるのですね・・
第一・第三楽章の陰鬱的長大さに対して、第二楽章が5分程度・・
楽章のバランスも悪いのですよね・・・
自分個人の印象なのですけど、
本来「人間の死」というものは悲しい出来事なのに、
当時のソ連、しかもスターリン独裁体制下では、
スターリンという独裁者が死なないと、人民の「幸福」は訪れないという
皮肉さを謳ったのがこの交響曲第10番のような気がします・・・
ま、あくまで個人的な見解ですけど・・・
この曲は何回か生で聴いたことがありますが、一番印象深いのは、インパル指揮/N響でした。「陰鬱・凄惨」な感じが至る所から漲り、聴いているだけで胃がキリキリ痛む感じでした。
カラヤンの10番は、少し明るすぎるかな・・・??というのが自分の印象です。
この曲の一番好きな部分は、終楽章のオーボエの哀しそうなソロとラスト数小節前のティンパニーのソロですね。

Re: ぬくぬく先生様へ

こんにちは
生で聴かれたことがあるとはうらやましいです。楽章のバランス等考察コメントを興味深く読ませていただきました。
最近ショスタコは音楽の背後にあるものをどこまで感じるのがいいのか悩ましいと思っていたところです…
コメントありがとうございます