ジュリーニのバッハ ミサ曲ロ短調

聴いている音楽
03 /23 2014
連休中、ジュリーニが晩年にモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトなどとともに、ソニーに残してくれた録音の中からバッハのロ短調ミサを聴いていました。

ロ短調ミサは結構好きな曲です。生でも一度、バッハ・コレギウム・ジャパンのミューザ川崎での演奏会を聴きに行ったことがあります。

この曲、成立事情が複雑で、全体の4部は別々につくられ、作曲年に25年ぐらい差があると言われていますが、素人には全くわかりませんね。私はバッハ最晩年に作られたという、三位一体の神、イエス、聖霊でそれぞれ3曲ずつの9曲からなる「クレド」の神秘と賛美の音楽が感動的で好きです。

■ バッハ ミサ曲ロ短調BMV232
 指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
 バイエルン放送交響楽団
 バイエルン放送合唱団
 合唱指揮:ミヒャエル・グレーザー

 ルート・ツィーザク(ソプラノ)
 ロバータ・アレグザンダー(ソプラノ)
 ヤルト・ヴァン・ネス(アルト)
 キース・ルイス(テノール)
 デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バス・バリトン)
(sony classical・1994年live録音)

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ジュリーニは古楽とは全く異なる、あくまでコンサート作品としてのアプローチ。遅いテンポから一音一音慈しみ、合唱を伴う曲では壮大なスケールで描く演奏ではないでしょうか。トランペットやホルンの細かいパッセージもモダン楽器による安定した演奏で心地よさを感じます。

グローリアの終曲「聖霊とともに」、クレドの「われは信ず、聖書にありしごとく、三日目によみがえり」や「死者のよみがえりと来世の生命とを待ち望む」、サンクトゥスなど壮麗な曲は迫力満点。

逆に各声部がクリアに聴こえないところや、独唱陣の歌い方(特にソプラノ)は好みが分かれるのではと思います。


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