札幌交響楽団 第567回定期演奏会(昼公演)

コンサート(札響)
03 /03 2014
尾高監督と札響が3年がかりで取り組むシベリウスを土曜のマチネで聴いてきました。天気晴れ、気温2℃の穏やかな午後でしたが、kitaraの前にはまだ雪がいっぱい。
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■ 札幌交響楽団第567回定期演奏会
  指揮:尾高忠明
 シベリウス 組曲「恋人」
 シベリウス 交響曲第4番イ短調
 シベリウス 交響曲第2番ニ長調

  2014年3月1日(土)15:00~
 札幌コンサートホールkitara

開演前のロビーコンサートはR.シュトラウスのティル!? なんだか得した気分です。
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コンサートマスターは大平まゆみさん、弦楽器の配置と編成はステージに向かって左から第1vn(16)、第2vn(14)、vc(10)、va(12)、奥にcb(8)。

1曲目の組曲「恋人」は全く知らない曲。20代後半に作曲された無伴奏男声合唱曲を40代に自身で編曲したもののようです。打楽器を含む弦楽オケという編成がユニークです。「恋人」、「恋人の小径」、「こんばんは-さようなら」という3曲で、美しい弦の響きを味わえる10分程の曲でした。

2曲目は第4交響曲。生で聴くのは2回目です。この曲の持つ独特の暗さは割と好きです。冒頭の低弦をはじめ力強い部分ではアクセントを効かせた鋭角的な響きで、静と動をくっきり描き分けるスケールの大きな演奏だと感じました。美しいソロを聴かせてくれたチェロ首席の石川さんにはブラヴォーも出ていました。

今回の席はオケの後方です
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休憩を挟んでの後半は第2交響曲。第2楽章は前楽章からほとんど間を開けずに開始。全体では1-2、3-4楽章という感じになるのですが、生は初めてなので、通常このように演奏されるのか正直よくわかりません。

印象に残ったところ。第2楽章でトランペットとフルートが交互にソロを奏でる部分。あの寂寥感はとても好きなのですが、福田、高橋の両首席の美しい音色に魅了されました。

第4楽章冒頭は演奏効果抜群ですね。朗々と響く弦、それに続くトランペットのファンファーレ。かっこいいです。そして金管楽器が輝かしく力強いフレーズを繰り返すラストは、全曲を閉じるにふさわしい圧巻の演奏でした。

さて、札響は、同じプログラムで3月5日(水)19:00からサントリーホールで東京公演を行います。また、後日CDの発売も予定されているようです。


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コメント

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こんばんは。

sankichi1689さん、こんばんは。
演奏者の息遣いを間近で感じることのできるロビーコンサートが
あるなんて、素敵なオマケですね。札響、やりますねぇ。(^^)

シベリウスの交響曲は2番しか聴いた事がないのですが良いですね。
特に第4楽章は大好きです。高校生のころパウル・クレツキ指揮
フィルハーモニア管弦楽団のレコードを良く聴いたものです。

Re: akifuyu102様へ

こんばんは。
ロビーコンサートは素敵な取り組みですが、人垣がすごくて見るのが大変なんです。。。。
私のシベリウス開拓は2→1→5番・・・4番とやっぱり最後でした。2と4じゃホントに同じ人が書いたのってくらい違いますね。2番は長らくまともに聴いていませんでしたが、生はとても良かったでした(^_^)/
コメントありがとうございます。

sankichi1689さん
シベリウスの4番は大好きです。
最初聴いたときは気持ち悪かったけれどそのうちはまりました。
7番もいいですよ。
「恋人」は聴いたことがないですね。

Re: よし様へ

こんばんは。コメントありがとうございます。
4番最初聴いたときは私も、わけがわかりませんでした(笑)第4楽章あたりから、なんとなくあの世界に魅力を感じるようになりました。
7番はトロンボーンの旋律に自然を感じる部分なんかもあって、いいですよね。「恋人」は私もCDに入っていることすら見たことがありません。

シベリウスの世界

尾高さんとイギリス音楽又は北欧の音楽は相性が抜群に良いので、とても素晴らしい演奏会だったのでしょうね。
組曲「恋人」を生で聴けるなんて羨ましいです・・・この曲、私もCDで聴くだけで生で聴いたことは一度もありません。とてもナイーブな曲ですよね。4番は、正直よく分かりません・・・というか終楽章の鉄琴の清らかな響き以外は、あまりピンとこない謎みたいな曲です。でも2番は素晴らしいですよね。開放感満点の曲ですし、ラストの終わりそうで中々終わらないあの高まりは、いいですよね・・・
何か文面からもそうした感じがよーく伝わってきました。

Re: ぬくぬく先生様へ

こんばんは。
「恋人」をご存じとは!「ナイーブ」とはぴったりな表現だと思います。第4番、終楽章はグロッケンシュピールがキモですね。あの音色で世界ががらっと変わるような響きです。不思議な感じです。
第2は3-4楽章の一体化や、ラストのしつこさは、変な例えですがベートーヴェンの第5のようでもあります。お陰様でいい演奏会でした。コメントありがとうございます。

冬の札幌とシベリウスはものすごく相性がよさそうですね。

Re: わんわんわん様へ

おはようございます。
そうですね。ピリッとした空気とシベリウスの透き通るようなサウンドはしっくりきますね。思い込み化もしれませんが(笑)コメントありがとうございました。