ドホナーニ/VPO メンデルスゾーン「スコットランド」

聴いている音楽
07 /28 2017
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メンデルスゾーンの交響曲第3番 イ短調 Op.56「スコットランド」を聴いていました。クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏。DECCAの1976年の録音。

一聴するとデッカサウンドとは思えないような温かみを感じました。

演奏は中低音のまろやかな響きを生かしつつ、細かい部分も微妙なニュアンスに富んだ美しい音楽。木管楽器の柔らかな響きやトゥッティでの金管楽器の力感のある吹奏もいいですね。ただただお上品な演奏というのとは違う聴きごたえのある格調高いシンフォニーになっているように感じます。


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クレーメル(vn)のモーツァルト「トルコ風」ほか

聴いている音楽
07 /27 2017
夏に爽やかな音楽を。

最近の通勤の音楽は、ギドン・クレーメルのヴァイオリン独奏、ニコラウス・アーノンクール指揮、ウィーン・フィルによるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219「トルコ風」です。

愛らしいモーツァルトではないけれど、飾り気のない感じの中に、知性と気品が漂う、なんともヒンヤリした印象をもちます。

カップリングにはキム・カシュカシャンのヴィオラとの共演で、協奏交響曲 変ホ長調 K.364が収められてますが、こちらもただ快活なだけの雰囲気とは一線を画すもので、短調への転調部分や第2楽章で深みのある音楽を一層感じました。

録音はトルコ風が1987年、ウィーンのコンツェルトハウス、協奏交響曲が1983年無ジーク・フェラインでのものです。


ドヴォルザーク スケルツォ・カプリチオーソop.66

聴いている音楽
07 /23 2017
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ドヴォルザークの交響曲以外の管弦楽作品はどれも聴きごたえのある佳曲だと思うのですが、最近家での隙間時間に聴いているのが「スケルツォ・カプリチオーソop.66」です。

旋律が綺麗で、曲の構成も少し複雑。楽器編成も2管編成にイングリッシュホルン、バスクラリネット、テューバ、ハープなども加わり、響きも多彩で飽きにくいように感じるのも魅力です。

演奏はカルロ・マリア・ジュリーニ指揮、フィルハーモニア管弦楽団によるもの。EMIによる1962年の録音です。要のホルンは力みのない朗々たる吹奏でバッチリです。その他の楽器もとても伸びやかに、気持ちよく演奏しているのが目に浮かぶようです。


まちなかコンサートで札響金管五重奏を聴く

コンサート(その他)
07 /22 2017

7月21日は札幌市内の公共施設や文化施設が夜間開放され、市民が地域の文化に親しむ「カルチャーナイト」。北欧発祥のこの催しも2003年から始まりすっかり定着した感があります。いつもは気象台や美術館に行っているのですが、今回は札響メンバーが金管五重奏で参加するというので聴きに行ってきました。場所は・・・札幌競馬場です。

■ まちなかコンサート~中央区~

 1.G1ファンファーレ(東京・中山)
 2.歌劇「アイーダ」より凱旋行進曲
 3.歌劇「カルメン」よりメドレー
 4.エスパーニャ
 5.バレエ「白鳥の湖」よりナポリの踊り
 6.チュニジアの夜
 7.「ウエスト・サイド・ストーリー」より
 8.草競馬

 札幌交響楽団メンバーによる金管アンサンブル
 福田善亮(Tp)、佐藤誠(Tp)、岩佐朋彦(Hr)、田中徹(Tb)、玉木亮一(Tub)、藤原靖久(Perc)

 2017年7月21日(金)18:00~
 札幌競馬場ファンファーレホール

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今回は札幌文化芸術劇場のプレイベントでもあるため、曲目はオペラ、バレエ、ミュージカルなどの舞台作品や、場所柄、競馬にちなんだもの(笑)とのことでした。

演奏はどれも良かったのですが、中でも「白鳥の湖よりナポリの踊り」でのトランペット首席の福田さん、とても格好良かった!。そして「草競馬」の愉しさ!、こちらもたまりませんでした。

曲と曲の合間にはトロンボーンの田中さんによるトークがあったのですが、これがまた丁寧かつ洒脱なもので聴衆を魅了していました。いやぁ、なかなかの話術です。

アンコールに歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」が演奏され、1時間の無料コンサートはおひらきとなりましたが、とても充実した内容でした。


ただいま建築中

雑記
07 /20 2017
2018年オープンの札幌文化芸術劇場の建築風景を地上90mの札幌テレビ塔展望台から撮影してみました。今、開業60周年で市民は何と360円で上れるんです。

右手の低層棟が劇場です。半円形の客席部分(3層のバルコニーになるようです)が見て取れます。周辺のビルと比べてもかなり巨大ですね。

9月にアンドレア・バッティストーニ&札響によるプレイベントがkitaraであります。ヴェルディの「ナブッコ」序曲、プッチーニのオペラアリア、レスピーギの「ローマの松」などが演奏されるようですが、残念ながら仕事で行けそうにないのでチケットは買っていません。う~ん、残念。
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マゼール/VPO R.シュトラウス「家庭交響曲」

聴いている音楽
07 /18 2017
最近はR.シュトラウスの中でも大好きな家庭交響曲op.53を聴いています。

演奏はロリン・マゼール指揮、ウィーン・フィルによるもの。1983年、DGへのライヴ録音です。

パリッと決めるところは決めて、それでいて、特に第2部の子守歌から第3部アダージョでのしっとりとした歌や短調部分での陰影に満ちた表現など聴き惚れるばかり。ウィーン・フィルの実力をいやというほど堪能できるディスクかと思います。本当に素晴らしい!。


ヌーベルアンサンブル&オージークァルテット ジョイントコンサート

コンサート(その他)
07 /16 2017
三連休中日の夜はアマチュアのサクソフォーン・アンサンブルの演奏会を聴きに行ってきました。

■ ヌーベルアンサンブル&オージークァルテット ジョイントコンサート

 1 オージークァルテット
 ・いっそレセナーデ
 ・ラヴ イズ オーバー
 ・未来予想図Ⅱ
 ・パリの空の下

2 ヌーベルアンサンブル
 ・To"B"Continued
 ・MY FAVORITE RHYTHM
 ・Rock'n Mozart
 ・四季より「春」in jazz
 ・バッハのメヌエット
 ・AMAZING GRACE

3 オージークァルテットと仲間たち
 ・白雪姫メドレー
 ・いそしぎ
 ・シェリトリンド

4 合同演奏
 ・レット イット ゴー(アナと雪の女王より)
 ・ホール ニューワールド(アラジンより)

2017年7月16日(日)19:00~
札幌時計台ホール

行ってみようと思ったきっかけは、アンサンブルコンクールで全国大会出場経験もある函館の実力派団体、ヌーベルアンサンブルの演奏が聴きたいと思ったからです。

会場は日本三大がっかり名所(笑)の札幌時計台の2階ホールです。時計台が午後7時の鐘を打ったところで、演奏会が始まります。

まず、地元札幌のオージークァルテットによる四重奏。演奏された4曲はメンバー4人のそれぞれのお気に入りだそうです。続いてヌーベルアンサンブルにより6曲が披露されました。メンバーは全員で7人だそうですが、今回は曲に応じて編成を変えていました。うーん、さすがは実力派団体ですね。音色や表現の幅など本当に上手いと思いました!。

5分の休憩のあとはオージークァルテットにフルート2、クラリネット2、パーカッションの”仲間たち”が加わったアンサンブル。そして最後は、オージークァルテットと仲間たち、ヌーベルアンサンブル、ヤマハ・サックスアンサンブルコースの皆さんによる総勢23名の合同演奏。大勢で演奏すると迫力が増しますね。聴きごたえがありました。

曲は親しみやすいものばかりで一曲一曲も短く、疲れないコンサートでした。今日の札幌は午前中の大雨で気温もそれほど上がらず、夕方からは晴れ。気温22度ほどの快適な夏の夜、時計台ホールに響くサクソフォーンの響きを堪能しました。


シフ(Pf) シューベルト ピアノ五重奏曲「ます」

聴いている音楽
07 /12 2017
爽やかな北海道の夏と言いたいところですが、先週末から4日連続の真夏日。昨日、今日は一歩手前で踏みとどまりましたが、明日、明後日は33度、32度の予報。冬があんなに寒いんだから夏はもう少し清々しくと言いたい気持ちになります。

といっても北海道。夜になると少しひんやりしてきて、ちょうどよい気温になります。

最近は仕事が落ち着いたので早々に帰宅。気持ちのいい夏の夜に読書とともに愉しんでいたのは、シューベルトの「ます」です。アンドラーシュ・シフ(ピアノ)とハーゲン弦楽四重奏団員、アロイス・ポッシュ(コントラバス)による演奏。DECCAの1983年の録音です。

う~ん、実にいい!。夏にぴったりです!。

暗く重苦しいクラシック音楽から解放される心地よさを感じます。ハーゲン・クァルテットはデビュー間もないころの録音のようですが、シフの知的な雰囲気を湛えた演奏も相まって、非常に上品に仕上がっているように感じました。


札響第601回定期 秋山指揮 ショスタコーヴィチ「第5」ほか

コンサート(札響)
07 /08 2017
昨日は33度、今日も30度まで気温が上がった札幌。そんな中、札響定期を土曜のマチネで聴いてきました。

■ 札幌交響楽団第601回定期演奏会

 チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35 *
 ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 ニ短調 op.47

 秋山和慶(指揮)
 神尾真由子(ヴァイオリン)*

 2017年7月8日(土)14:00~
 札幌コンサートホールkitara


今回の定期は一言でいうと神尾さんに尽きます!。

神尾さんは以前、札響定期でハチャトゥリアンのコンチェルトを聴かせてもらったことがあり、その時も良かったのですが、今回はそれ以上でしたね。

ブルーの涼しげなドレスで登場した神尾さん。むせび泣くようなヴィブラートから始まる独奏ヴァイオリン。濃厚でダイナミック。スケールの大きな演奏はチャイコフスキーにとてもよくマッチしていて、すっかり魅了されました。すごく素敵でした!。

秋山さんの指揮も統率が効いていて、とても安心できます。第1楽章でヴァイオリン独奏が止み、トゥッティで主題を奏でるところは高潔な印象さえ受けました。独奏ヴァイオリンと絡みあって盛り上がりながら進行する第3楽章のアンサンブルもぴったり。

それにしても神尾さんへのブラヴォーや拍手は近年ないぐらいの盛大なものでした。ファンが多いのかな。でも今日はそれも納得の快演でした。アンコールはパガニーニの24の奇想曲より「第24番」が演奏されました。

後半はショスタコの5番です。こちらも迫力満点のいい演奏でした。今回の定期はサブタイトルが「祝 kitara20周年 こけら落し指揮者とともに」でした。今後とも札響といい関係を築いていただくことを望みます。

さて、第2ヴァイオリン首席の大森さんが今月末をもって退団されるようで、終演後、ステージ上ではコンマスの大平さんから花束が贈られました。大森さん少し感極まっていたようにも見えました。

2年ほど前に開いたリサイタルは一曲一曲丁寧に演奏され、また聴衆も本当に音楽が好きな人たちが集まって聴き入ったという印象の素敵なものでした。素晴らしいアーティストと確信しています。札響を去られるのは非常に残念ですが、新天地でのご活躍をお祈りします。2006年から11年間の在籍とのこと。大変お疲れさまでした。

う~ん、でもやっぱり地方オケでは優秀な人材をつなぎ留めておくのは・・・、難しいのですね。


ショルティ/CSO ヘンデル「メサイア」ハイライツ

聴いている音楽
07 /01 2017
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昨日今日と29度台まで気温が上がった札幌。この記事を書いている22時台でもまだ22度ほどあります。札幌にしては真夏です、暑いっす!

そんな中、音楽の方は季節外れシリーズ第二弾ではないんですけど(笑)、ヘンデルの「メサイア」~ハイライツを聴いておりました。

サー・ゲオルグ・ショルティ指揮、シカゴ交響楽団&シカゴ交響合唱団による演奏。声楽陣はキリ・テ・カナワ(ソプラノ)、アンヌ・ゲヴァング(アルト)、キース・ルイス(テノール)といった顔ぶれ。DECCAの1983年の録音。

ライナーノーツによるとオケ約50人、コーラス約100人の選抜メンバーで臨んだとあります。

ショルティのテンポの素晴らしさ、すっきりとした音楽の見通しの良さ、シカゴ響の対応力の柔軟性に驚かされました。とても30年以上前のモダンオケによる演奏とは思えませんでした。シカゴ交響合唱団も水準が高いと感じました。


収録曲は以下のとおり。
1. 第1曲=シンフォニア
2. 第2曲=レシタティーヴォ:慰めよ、私の民を 第3曲=アリア:すべての谷は埋めたてられ
3. 第4曲=合唱:このようにして、主の栄光が現わされると
4. レシタティーヴォ:見よ、処女がみごもっている 第8曲=アリアと合唱:シオンに良い知らせを伝える者よ
5. 第11曲=合唱:一人のみどり子が、私たちのために生まれる
6. 第12曲=パイファ(パストラル・シンフォニー)
7. レシタティーヴォ:さてこの土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら-第13曲=レシタティーヴォ:だが見よ、主の使いが彼らのところに来て-レシタティーヴォ:御使いは彼らに言った-第14曲=レシタティーヴォ:すると、たちまち、その御使いと一緒に-第15曲=合唱:いと高きところに栄光が神にあるように
8. 第16曲=シオンの娘よ、大いに喜べ
9. 第19曲=合唱:見よ、世の罪を取り除く神の小羊
10. 第34曲a=アリア:よいおとずれを伝え 第35曲a=合唱:その声は全域に響きわたり
11. 第39曲=合唱:ハレルヤ
12. 第40曲=アリア:私は知る、私をあがなう者は生きておられる
13. 第46曲=アリア:神が私たちの味方であるなら
14. 第47曲=合唱:ほふられた小羊こそは