エリシュカ氏最後の来日

音楽
06 /24 2017
今週、札響名誉指揮者のラドミル・エリシュカ氏が10月の定期演奏会をもって最後の来日となる旨発表がありました。

寂しいものです。ただ、長旅に耐えられないとの医師の判断があったようなので仕方がないです。生で聴く最後の機会。心して聴かせていただきます。

曲目は氏の希望でベートーヴェンの「英雄」から、リムスキー・コルサコフの「シェエラザード」に変更になったようです。

音楽の方は、エリシュカ/札響によるドヴォルジャークの第6番とヤナーチェクのタラス・ブーリバが収められた2008年のライヴ録音盤を聴いていました。
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デュトワ/モントリオール響 「くるみ割り人形」全曲

聴いている音楽
06 /18 2017
今日の札幌は最高気温25度、湿度32%という、まさに北海道の初夏といえる爽やかな一日でした。明日からの一週間も概ね天候は安定して暖かいようです。北海道観光ハイシーズンに入ります。ただ、最近は外国人観光客の急増で札幌市内にホテルが取れない事態も起こっているようです。

さてさて、音楽は・・・・季節外れですがチャイコフスキーの「くるみ割り人形」です。DEECAの1992年の録音。

デュトワ/モントリール響の演奏は、それはもう軽やかで美音に彩られた演奏!。各パートのバランスやアンサンブルも極上で、初夏のような爽やかさを感じます。

抜粋版に選曲される「花のワルツ」などの有名曲も好きなのですが、私が好きなのは「情景(冬の松林)」や「糖菓の城-お菓子の王国」。あとは終曲、このあたり好きですねぇ。ホントいい曲です。

今週は夏至です。6月8日から22日までは札幌の日の出は3時55分と一年で最も早い期間に入っています。このうち6月21日と22日は日の入りも19時18分と最も遅くなります。


ノルト・シンフォニカー第14回定期演奏会

コンサート(その他)
06 /11 2017
■ ノルト・シンフォニカー 第14回定期演奏会

 エルガー 組曲「子供部屋」より ”目覚め”
 エルガー チェロ協奏曲 ホ短調 op.85 *
 ブラームス 交響曲第2番 ニ長調 op.73

 山田美穂(指揮)
 荒木均(チェロ) 札響チェロ奏者*

 2017年6月11日(日)13:30~
 ちえりあホール

札響の600回記念定期の翌日はアマチュア・オケの演奏会に行ってきました。ノルト・シンフォニカーさんは初めて聴く楽団です。

演奏の前に指揮者から曲の解説がありました。1曲目のエルガー作曲”目覚め”はおそらく北海道初演ではないかとのこと。2曲目のエルガーのチェロ・コンチェルトは「暗い曲だけど、その暗さを楽しんで」とユーモアあふれるお話がありました。ブラームスはこの楽団が演奏会で取り上げている「2番シリーズ」だそうで、過去にはチャイコフスキーの小ロシア、シューマンの2番などを演奏したようです。

さて、演奏会の感想ですが、荒木さんの美しい独奏と熱気を帯びたブラームスで「行って良かった!」と思えるものでした。生涯学習センター内にある「ちえりあホール」はおそらく定員が500名弱ほどかと思いますが、ほぼ満席。聴衆のマナーもよく、皆熱心に聴き入っていました。

アンコールには、エルガーのエニグマ・ヴァリエーションから「ニムロッド」が演奏されました。

アマオケの皆さんは技術レベルの向上や維持にご苦労されているとは思いますが、今後も是非演奏会に足を運んでみたいと思いました。


札響第600回記念定期演奏会 モーツァルト 3大交響曲

コンサート(札響)
06 /10 2017

■ 札幌交響楽団第600回記念定期演奏会

 モーツァルト 交響曲第39番 変ホ長調 K.543
 モーツァルト 交響曲第40番 ト短調 K.550
 モーツァルト 交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」

 マックス・ポンマー(指揮)
 
 大平まゆみ(コンサートマスター)

 2017年6月10日(土)14:00~
 札幌コンサートホールkitara

1961年創立の札響の定期演奏会が今回で600回となりました。今朝の地元紙によると地方オケでは京響さんに次ぐ回数のようです。

ポンマーさんのモーツァルトといえば、昨年8月定期での清新なレクイエムが印象に記憶されています。今回も抑制されたビブラート、ティンパニの硬質な音、キリっと早めのテンポという同じスタイルだと感じました。

はじめは39番。12型の弦5部にフルート1、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、ティンパニという編成。上品な弦、クラリネットとホルンの柔らかな音色がこの曲の持つ温か味を引き出していたように思いました。なかなか良かった。

2曲目は40番。今回は初稿による演奏のためトランペット2、ティンパニが抜けるのに加え、クラリネット2とオーボエ2が入れ替わります。第4楽章の初めの方に出てくるソロなど、短調のこの曲には鮮やかな対比で幸福感を感じるクラリネットの音色の方があっているように思うのですが、オーボエで聴いても別の味わいがあっていいものです。初稿を生で聴くのは初めてかもしれません。それにしても第1楽章展開部の弦のアンサンブルはぞくぞくしますね。曲の素晴らしさを再認識。

休憩後は「ジュピター」。管打はフルート1、オーボエ2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、ティンパニです。冒頭の3つの音はややタメのある感じ。その後は堂々たる曲の進行にトランペットとティンパニの強奏強打がアクセントを添えます。あとは、やはりフィナーレが良かったですね。堂々たるアンサンブルで編成以上に曲の偉大さや壮麗さが伝わってきました。

今日は雨で最高気温16度という肌寒い日でしたが、ざっと見たところ9割ほどのお客さんの入りだったように思いました。今後も好演を期待したいです^^/


カラヤン/BPO マーラー 交響曲第9番

聴いている音楽
06 /02 2017
最近は家に帰るとどうも疲れてしまって平日はブログを更新する気がおきません。「まあ、こんな時期もあるもんだろう」と思い、自然体に任せることにしてます。

久しぶりの更新は最近の通勤の音楽にしているカラヤンのマーラーの第9(82年のライヴ録音盤)です。

豊潤で分厚い弦楽器とそれに負けない管楽器の力強い吹奏はまさに骨太な演奏で、さすがは欧米の超一流オーケストラと思わずにはいられません。カラヤンはオーケストラをピカピカに磨き上げるとか言われますが、自分としてはあまりネガティブな印象はありません。もちろん流麗なスタイルでしょうが、渾身の力を込めた金管楽器の咆哮に反対のものを感じる部分もありました。

それにしても、この演奏の白眉だと思う第4楽章には感銘を受けました。これ以上は望めないほどの完成度!。まことに素晴らしい演奏!