エリシュカ/札響 ドヴォルジャーク 交響曲第8番ほか

聴いている音楽(札響)
04 /28 2017
桜の開花宣言はまだですが、帰宅途中、日当たりの良いところで咲いてるのを見つけました!

春です!。でも、ちょっと肌寒いなぁ、最高気温は14度・・・。

でもこれから北海道はいい季節です^^

さて、音楽は札響名誉指揮者、ラドミル・エリシュカさんのお国もの、ドヴォルジャークの8番です。2012年4月の定期演奏会のライヴ録音で、ドヴォルジャークの5番から9番までの一連の録音の最後のものとなります。2012年は2016年から新日本フィルに移籍したオーボエの金子亜未さんが首席で入団した年でもあります。この日のコンサートマスターは同じく2016年にN響に移籍した伊藤亮太郎さんです。

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私はこの頃、単身赴任で定期会員をお休みしており、この演奏会には行けませんでしたが、いい演奏会だったのではないでしょうか。熱狂的なブラヴォーが収められています。ティンパニの強打に男性的な迫力を感じます。この時の首席は確か後に読響に移籍した武藤さんですね。そして、エリシュカさんの演奏でいつも感心する絶妙なテンポ!。音楽の自然な流れがよく感じられる演奏でした。

このディスクには交響詩「水の精」と序曲「自然の王国で」も併録されていますが、「水の精」の弦セクションの瑞々しい美しさも書いておきましょう。


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札響第598回定期 広上指揮 ホルスト「惑星」ほか

コンサート(札響)
04 /22 2017
2017-2018シーズンの開幕定期はあいにくの雨、最高気温7度というコンディションでしたが、演奏は熱く充実したものでした。

■ 札幌交響楽団第598回定期演奏会

 コルンゴルト ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
 ホルスト 組曲「惑星」 op.32

 ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)
 広上淳一(指揮)

 札幌交響楽団
 札響合唱団(女声合唱)

 2017年4月22日(土)14:00~
 札幌コンサートホールkitara

前半のコルンゴルトは生誕120年&没後60年とのこと。ウィーンで活躍後ハリウッドで映画音楽で成功したとあり、このヴァイオリン協奏曲も各楽章の主題に映画音楽が使われているようで、確かに1937年の作にしては聴きやすい曲です。また、通常の管弦楽に加え、チューブラーベル、銅鑼、シロフォン、ヴィブラフォン、グロッケンシュピール、チェレスタ、ハープなども加わるコンチェルトとしてはかなり異例の編成なのも特徴のようです。

ミステリアスかつロマンティックな曲ですが、独奏のホープさんも良かったですし。広上さんも札響から非常に柔らかで繊細な響きを引き出していて、演奏中何度も感心する場面がありました。

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後半は「惑星」。編成はさらに大きくなります。弦5部にフルート4(ピッコロ、アルトフルート持替)、オーボエ3(バスオーボエ持替)、イングリッシュホルン1、クラリネット3、バスクラリネット1、ファゴット3、コントラファゴット1、ホルン6、トランペット4、トロンボーン3、テューバ1、ユーフォニウム1、ティンパニ2、トラアングル、タンバリン、シンバル、大太鼓、小太鼓、シロフォン、チューブラーベル、銅鑼、グロッケンシュピール、チェレスタ、ハープ2、オルガン、女声合唱。と、書くだけで疲れました、はい(笑)

演奏はそれもう圧倒的迫力と豊潤な響きで本当に素晴らしかったです!。
すかっとしました。まさに快演!。

印象に残ったところをあげると、「火星」での広上さんの切れっ切れの格好いい指揮にオーケストラが鋭い反応で応えていたこと。痺れました。「金星」はホルン首席の山田さんのソロをはじめ各パートが好演だったこと。「木星」ではゆったり目のテンポからたっぷり朗々とオーケストラを響かせていたことでしょうか。忘れてはいけないのが「海王星」の女声合唱。音程や音量の面で難しいと思いますが見事にクリアしていました。

「広上淳一 友情客演指揮者就任記念」と題された今回の演奏会、大いに成功だったと思います。卓越した統率力に毎回魅了される広上さん。今後も名演を期待したいです。


アルゲリッチ(Pf)のショパン ピアノ協奏曲第1番&2番

聴いている音楽
04 /19 2017
不安定な気候が続いている札幌。今日の最高気温は9度でしたが、明日は7度の予報。いやぁ、寒い寒い。先週末は20度近くまで気温が上がり、ポカポカ陽気を経験した身体には辛いものがあります。

音楽はショパンのピアノ・コンチェルトです。

マルタ・アルゲリッチのピアノ。シャルル・デュトワ指揮、モントリオール交響楽団の演奏。EMIの1998年の録音。

アルゲリッチのピアノは意外にもオーソドックスでとても聴きやすい演奏なっているように感じました。デュトワ指揮のモントリオール響は相変わらずのサラサラ軽く美しい演奏。しばらく通勤の地下鉄で聴いていたのですが、なんとも感想が書きずらく・・・言葉が出てこない(笑)。HMVなどのレビューを見るとなかなか高評価で少し驚きました。

さあ、明日からは何を聴こうかな。。。


ヤルヴィ/N響 R.シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」ほか

聴いている音楽(国内オケ)
04 /16 2017
まだまだ身辺が落ち着かなくて、なかなかブログを更新する時間が取れないでいましたが、週末は大音量でゆっくり音楽鑑賞です。聴いていたのはこちら。

■ R.シュトラウス

 交響詩「ドン・ファン」作品20
 交響詩「英雄の生涯」作品40

 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
 NHK交響楽団

(RCA・2015年録音)

2015年2月の第1804回定期公演Bプログラムのライヴレコーディングです。会場はサントリーホールです。



ライナーノーツに記されたヤルヴィ氏自身のコメントがすべてでしょう。『ドイツ・カンマーフィル、パリ管、フランクフルト、シンシナティとの録音は、それぞれのオーケストラの文化や伝統を生かした作品を選んできた。そうした機会にあってもシュトラウスの優先順位は一位ではなかった。それはシュトラウス演奏に最適のオーケストラを探していたからだ。そしてシュトラウスの演奏に理想的なオーケストラを見つけた。輝かしいサウンドと水も漏らさぬ技術を備えたN響は、まさにシュトラウスに相応しいオーケストラといえる。』

聴いて納得。第1部「英雄」の出だしから、自信に満ちた表現と強靭なアンサンブルに惹き込まれましたし、第5部「英雄の業績」から第6部「英雄の隠遁と完成」にかけての完成度も大変素晴らしいと感じました。各パートの中ではホルンセクションの健闘が光っていたのではないでしょうか。パンチを効かせる部分と繊細さが求められる部分のいずれも好演で、演奏全体に魅力を与えていたのは間違いないと思います。


リムスキー=コルサコフ 組曲「サルタン皇帝の物語」

聴いている音楽
04 /09 2017
年度初めの気ぜわしい毎日を過ごしていたら、いつの間にか札幌の積雪がゼロになっていました。

ここ2週は土日も出勤していたのですが、今週は休むことができました。穏やかに晴れた日曜日、気分転換を兼ねて少し離れた図書館に行ってきました。ガラガラの道路を清々しい空気の中、車で走るのは気持ちがいいものです。

図書館で借りてきた音楽はリムスキー=コルサコフの組曲「サルタン皇帝の物語」と組曲「金鶏」が入った一枚。デイヴィッド・ジンマン指揮、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるものです。PHILIPSの1981年の録音。

サルタン皇帝の物語のうち「三つの奇跡」は昔、吹奏楽でやりました。CDのタイトルを見て、懐かしさから思わず借りて聴いてみました。印象的なトランペットのファンファーレ(しつこく出てくる)と、弦楽器による天に昇っていくような美しい旋律はもちろん覚えていて、懐かしさがぐっとこみ上げてきましたが、それ以外は「はて?、こんな曲だったかな・・・」というものでした。月日が経つと忘れてしまうものですね。まあ、深みはないけど聴きやすい佳い曲だと思います。


若杉/SKD ワーグナー管弦楽曲集

聴いている音楽
04 /07 2017
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年度変わりというのは本当にバタバタします。慣れない人に囲まれ、慣れない仕事を一週間やって疲れました。まあ、徐々にペースが掴めてくると思います。

音楽は若杉弘指揮、シュターツカペレ・ドレスデンの演奏によるワーグナーです。5曲収録されています。

1 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
2 歌劇「タンホイザー」序曲
3 歌劇「リエンツィ」序曲
4 歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲
5 歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲

1984年、ドレスデンのルカ教会というところでの録音は程良い残響で美しく録音されています。演奏もシュターツカペレ・ドレスデンのクセのある金管の吹奏も目立たず、そうなるとまろやかで美しい弦楽セクションで曲が一層魅力的に感じられます。中でも「タンホイザー」序曲と「ローエングリン」第1幕への前奏曲はとても気に入りました。特に後者は音の中にいつまでも浸っていたい気持ちになります。


ツィマーマン(Pf) グリーグ ピアノ協奏曲

聴いている音楽
04 /02 2017
4月に入りましたが札幌は積雪がまだ30センチ弱もあります。日陰はまだ結構な高さの雪山もあって、なんだか気温以上にひんやりして悲しいのですが、朝日の入る角度や日の長さからは春は感じられます。

東京の桜が満開になったとニュースでやっていましたが、札幌にはGWには満開になってくれるといいのですが。

さて、この春は転勤はありませんでしたが、セクションの異動で残務整理やら引継ぎをやっているうちに、新たな部署での仕事も徐々に引き受け、そしてその間にも怒涛の送別会ラッシュと慌ただしくしているうちにブログも少し放置状態になってしまいました。

といっても、通勤時間や休み時間には音楽は欠かせません。春なのにグリーグです。クリスティアン・ツィマーマンのピアノ、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリンフィルの演奏をここしばらく聴いていました。DGの1981~1982年の録音です。

カラヤンのいかにもドイツ風の重厚な味わいのオーケストラに、一歩も引けをとらないスケール感たっぷりのピアノは聴きごたえがあります。また、第2楽章の抒情的な演奏も格別です。目を閉じて聴いていると、明るく眩しい雪景色にキラキラとしたピアノの音が降ってくるようです。

70を超えたカラヤンと20代半ばのツィマーマン。ジャケットのツーショット写真も素敵な一枚です。