シフ(VC) ドヴォルザーク チェロ協奏曲ほか

聴いている音楽
03 /14 2017
昨年末に60代の若さで亡くなったオーストリアのチェリスト、ハインリヒ・シフの演奏を聴いていました。アンドレ・プレヴィン指揮のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と録音したドヴォルザークのチェロ協奏曲ロ短調作品104です。(PHILIPS・1992年録音)

チェロだけがぐいぐいと前面に出るようなダイナミックさやメリハリはあまり感じない一方、繊細さを伴った美しいチェロがいいですね。

艶のある弦、柔らかいホルン、オケ全体に良くなじみ突出することのないトランペットやトロンボーン。こういった充実したオーケストラの響きを得て、独奏チェロや曲が引き立つのもこのディスクの魅力かと思います。特に第3楽章に両者の至芸を感じます。

このディスクにはこのほか、ピアノとチェロによる「森の静けさ」、「ロンドト短調」、「スラヴ舞曲ト短調作品46の8」が収められていますが、「森の静けさ」は秀逸です。ホント素晴らしいと思います。

チェリストの遠藤真理さんは孫弟子だそうで、チェロ演奏以外にもとても魅力的な方だったとお話していたことを思い出しました。



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