モントゥーのラヴェル「ボレロ」、「マ・メール・ロワ」ほか

聴いている音楽
03 /06 2017
フランスの名匠、ピエール・モントゥーのラヴェルを聴いてみました。収録曲は「ボレロ」、「ラ・ヴァルス」、「マ・メール・ロワ」で、オーケストラはロンドン交響楽団です。1964年のPHILIPSの録音で、モントゥーが亡くなる約四か月前のもののようです。

録音は何かもさもさした感じであまり良い印象を受けませんでした。演奏の方は「ボレロ」と「ラ・ヴァルス」は、ゆったりと気だるい感じで、これはこれでいいかなと思うのですが、オーケストラの音程やアンサンブルの精度がちょっとなぁ・・・と感じる部分がありました。まあ、このあたりは時代のせいなのかもしれません。クリュイタンス/パリ音楽院管を聴いても同じようなことを思いましたし・・・。

ところが「マ・メール・ロワ」はどうでしょう。そのようなところは気にならず、むしろ悲しみを湛えた音楽が、モントゥーの優しく大らかで包み込むような指揮から自然に引き出されているようで、すごく良かったですね。いい意味で色彩感はあまりなく枯れた味わいを感じました。



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