セルのハイドン EARLY LONDON SYMPHONIES

聴いている音楽
05 /26 2016


最近の通勤の音楽は、セルがクリーヴランド管と録音したハイドンの前期ザロモン(ロンドン)・セットです。

93番から98番までの6曲のうち、特にマイナーな95,97,98番はなかなか飽きもこなくて助かってます(笑)。98番の第2楽章は神々しさを感じます。いい音楽。

隅々まで完璧な合奏はただただ聴き惚れるばかり。ホント美しく、素晴らしいです。

現代のオーケストラは昔に比べて腕達者になったとはいえ、そもそもバランス、音程、縦線が見事に揃う合奏、それ自体がもっと称賛されてもいいのかもと思いました。

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ワーヘナール:「じゃじゃ馬ならし」序曲 op.25

聴いている音楽
05 /25 2016
週末に観に行ったコンセルトヘボウの映画で一曲だけ知らない曲がありました。

あとで調べてみたら、ヨハン・ワーヘナール(1862-1941)のというオランダの作曲家の「じゃじゃ馬ならし」op.25という曲でした。

2013年の来日公演でもプログラムにあったようです。お国ものですね。

少しまとまりがない感じですが、出だしは快活で気持ちがいいです。映画ではヤンソンスさんが「テンポに乗り遅れるな!」、「一瞬で曲の表情を掴むんだ!」とげきを飛ばすリハーサルシーンがありました。

youtubeにあったので貼っておきます。動画ではありませんが(笑)。キリル・コンドラシン指揮、コンセルトヘボウ管の演奏。



コンセルトヘボウの奏者に「テンポに乗り遅れるな!」と指示するヤンソンスさん、す、すごい。

映画「ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る」

音楽
05 /22 2016


「ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る」(2014年/オランダ/監督:エディ・ホニグマン/98分)をシアターキノで観てきました。

創立125周年記念で2013年にマリス・ヤンソンスとともに行われたワールドツアーをベースとしたドキュメンタリー映画です。

インタビューは楽団員による演奏に臨む姿勢、楽曲解説、家族のことのほか、この映画ではツアー先での色々な人にとっての音楽への思いが語られます。

クラシック音楽好きのブエノスアイレスのタクシー運転手、楽器演奏に夢中な南アフリカの貧困地区に住む少女、ユダヤ人強制収容所から生き延びて帰ってきたマーラー好きのロシアの老人。

クラシック音楽関係のドキュメンタリー映画といえば「グレン・グールド 27歳の記憶」がとても印象に残っていますが、今回の映画も同じぐらい良かったですね。

2週間しか公開されず、しかも上映は一日1回昼間のみ。チャンスは2回の土日の4回しかなく、少し慌ただしかったです。後半週に上映時間を変える際、夜の時間を設定していただけたら、より観に行きやすかったかもしれません。

ジャニーヌ・ヤンセンのヴィヴァルディ「四季」

聴いている音楽
05 /17 2016


最近またCDを整理していて、いっそ売ってしまおうかと思ったジャニーヌ・ヤンセンの「四季」。

でも聴き直すと止まりません(笑)。1人1パートで演奏され、アクセント、テンポ設定、緩急、表情づけも斬新でとにかく刺激的で飽きません。

今回あらためていいなと思ったのは、「夏」の第1楽章で効果的に響いているオルガンですね。解説書にはbox organと書かれています。いわゆるコンサートホールの舞台上で使うポジティフオルガンのことでしょうか。激しい部分でのドギツイ弦楽の響きに対し、妖しいまでにまろやかさが出ていると思います。

「冬」の第3楽章ではっきり聴き取れるテオルボ(リュートの仲間みたいなやつ?)の音もいいですね。

売るのは止めてそっと棚に戻しました。

第589回札響定期 ポンマー指揮 「夜想曲」とマーラー第4ほか

コンサート(札響)
05 /14 2016
■ 札響第589回定期演奏会

 ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲
 ドビュッシー 夜想曲*
 マーラー 交響曲第4番**

 指揮:マックス・ポンマー(首席指揮者)
 ソプラノ:市原 愛**
 女声合唱:札響合唱団*

 2016年5月14日(土)14:00~
 札幌コンサートホールkitara

5月の定期は19世紀末から20世紀初めの仏独の名作。

「牧神」は生では初めてです。冒頭、高橋聖純さんのフルートはとても繊細で、それに絡むホルンとハープもばっちり決まりました。その後も木管の美しい音色、弦の澄んだトゥッティ、曲の後半に登場するアンティークシンバルによるアクセント。まさに100年前の人が出会った20世紀の新たな「美」を感じられる演奏でした。

「夜想曲」も生では初めて。正直あまり好きな曲ではないんです。「雲」でポンマーさんの6/4拍子の指揮に見とれて「この人ホントに綺麗な指揮だなぁ」とか、「エリシュカさんより弾きやすいのかな」なんて考え事をしてしまいました(笑)。「シレーヌ」での札響合唱団は好演だっと思いますが、こめんなさい飽きちゃうんですこの曲。

「マーラーの第4番」。生を聴くのは20年ぶりぐらいだと思います。彼のシンフォニーの中では好きな方です。

ポンマーさんはテンポも表現もいたって普通という印象でしたが、冒頭の鈴に始まり、クラリネットやオーボエのベルアップ、第2楽章でのヴァイオリンの持ち替えなど、マーラーの曲ってやっぱり面白いですねぇ。

ソプラノは第3楽章の終わりごろにある全オーケストラによる最強音でのトッゥティの最中に舞台裏から登場。少し驚きましたが、一般的なのがどんなかわからないので何とも言えません。当然楽章が終わると同時に終楽章を始めました。

第1楽章や終楽章のメルヘンの世界も良かったのですが、ふわふわと天国にいるような気分になる第3楽章は格別です。札響も好演でした。特にホルンが好調だっと思います。曲の真ん中ぐらいにオーボエとホルンが絡む部分があるのですが、美しかったですね。マエストロが演奏後に管楽器奏者を立たせ拍手を受けさせる際にもオーボエの関さんとホルンの山田さんに一際大きなブラヴォーが出ていました。

今回は行って、観て、楽しい演奏会でした。

写真はkitaraと同じ中島公園内にある豊平館。最近お色直しが終わりました。
新緑の5月の札幌。これからどんどんいい季節になります。
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エリシュカ/札響 ブラームスの交響曲第2番ほか

聴いている音楽(札響)
05 /11 2016


札幌は雨。一日中降り続く予報・・・・。

2014年の定期演奏会のライヴ録音を聴いています。
ウェーバーの「魔弾の射手」序曲、モーツァルトの「プラハ」、そしてブラ2です。

ライヴも聴きましたので演奏の感想は置いておいて、聴きながらブラームスの好きな交響曲の変遷を考えておりました。

最初は中学のとき部活の先輩からCDを借りて聴いた第4番。ベーム/VPOでした。はまりました。「なんていい曲なんだろう!」、「こんないい曲は他にない!」と感動しました。その後も第1番→第3番とはまったのですが、第4番は心の中で不動の1位。

逆にどうしても好きになれなかったのが第2番。ブラームスの田園交響曲とか言われますが、何がいいのかさっぱりわからず。つまらない曲と思っていましたが、なんでか自分でもわからないのですが最近結構好きですね。

ホルンが大活躍で、冒頭はもちろん第1楽章の終わりごろと、第2楽章の初めの方に長いソロがありますが、音色は?、吹き方は?など自分なりの注目ポイントがあると鑑賞も楽しくなるようです。

昔のチケット半券

音楽
05 /07 2016


実家に置きっぱなしの昔のコンサートチケットの半券。帰るたびに眺めます。

けど、「セゾン」やら、「ぴあ」やらで全国共通発券になってからはオモシロクなくなりました。今、札幌でチケットを買うときは近所にあるという理由でもっぱらセブンイレブンで購入するのでみな同じです。

ちょっと年寄くさいけど、昔のチケットは色、大きさ、デザイン、厚さが様々で味がありましたね。

小澤/BPO チャイコフスキー 交響曲第4番

聴いている音楽
05 /05 2016


連休後半は実家に行ってきたのですが、油断していたらばっちり渋滞にはまり、所要時間は7時間もかかってしまいました。いやぁ~疲れた、疲れた。今日は所用があったので早朝4時半に出ましたら、今度は快調。4時間半で帰ってこれました。

函館は行くたびに寂れていくのですが、駅前の棒二森屋デパートにある無印良品だけは大盛況でしたね。若い人も結構いて安心しました(笑)。新幹線効果も多少あるのでしょうか、観光地も賑わっていた感じでした。

さて、少し脱線してしまいましたが実家で聴いた音楽は、置きっぱなしのCDから小澤さんがBPOと入れたチャイコの4番です。89年の録音。

これ、なんで持っているのか全く覚えてないです(笑)。でもジャケットがいいですね。この演奏を聴くときはいっつも眺めながら聴くんです。なんか音楽にぴったりでいいんですよ。

肝心の演奏の方は、小澤さんらしいというか、冒頭のファンファーレや第3楽章なんかを聴くとはっきりするのですが、リズムとかバランスとかを非常に真面目にきっちりやっている立派な演奏。全体の雰囲気はドイツのオーケストラとは思えない無色な感じですが、これはこれでいいんじゃないでしょうかね。自分的には結構気に入ってます。