バッティストーニ/東京フィル レスピーギ ローマ三部作

聴いている音楽
02 /06 2016
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アンドレア・バッティストーニ指揮、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏でレスピーギのローマ三部作を聴いて見ました。2013年5月のサントリーホールでのライヴ録音です。

バッティストーニさんは1987年生まれのイタリアの俊英で、東京フィルでは首席客演指揮者に就任しているようです。初めて聴いて見たのですが、う~ん素晴らしいですね!

収録順に「祭」、「噴水」、「松」となっていますが、「祭」から度肝を抜かれました。主顕祭(本ディスクでは公現祭)のラストの向けての高速テンポは圧巻。こんなのライヴで聴いたら・・・すごいです!。十月祭でのホルンセクションの気持ちいいぐらいの鳴りっぷりも光ります。

「噴水」は終曲の黄昏のメディチ荘の噴水が好きなんですけど、とてもいい演奏で幸せな気持ちになりました。そして終わった後のしっかり余韻を味わってからの温かな拍手に東京の聴衆の成熟ぶりを感じました。札幌では最近フライングが横行しているので(笑)。

「松」はカタコンベ近くの松でのトランペット、ジャニコロの松でのクラリネット、アッピア街道の松でのイングリッシュホルンの各ソロが好演。そしてアッピア街道ラストでの圧倒的な迫力!!。東京フィルは金管群がいいとは聞いていましたが、確かに納得です。

ライナーノーツにはバッティストーニさんが「イタリアの民謡のリズムはこう」、「もっとスフォルツァンドで」と的確に指示していったとあります。東京フィルと共同して生み出した詩情、生気、色彩感溢れるレスピーギ演奏、しっかり堪能させていただきました。

東京フィルを聴いたのは新国立劇場のピットだけで、コンサートは聴いたことがありません。バッティストーニさんも今後注目していこうと思った次第です。

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ライスター&アマデウスQ. ブラームス クラリネット五重奏曲ロ短調

聴いている音楽
02 /06 2016
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最近は職場で2人も病人が発生し人手不足。いやはやとにかく忙しい。帰宅時間もどんどん遅くなり・・・。

そんなすさんだ気持ちになりがちな最近は、同調作用か親和性の高さからかブラームスを聴いておりました。

クラリネット五重奏曲はブラームスが最晩年に書いた傑作中の傑作なのですが、ライスター&アマデウスQ.のコンビも曲調にぴったりの名演かと思っております。

ライスター氏の落ち着いたやや暗めの音色、深く太い低音、極上のピアニッシモ、アマデウスQ.の内声部を大事にする演奏により、曲の一つ一つのフレーズがしっくり心に響いてきますね。第1楽章なんかでぐっとテンポを落として沈鬱な表情を見せるところはこの盤の最大の魅力に感じました。

カップリングはベルリン・フィルハーモニーゾリスデンとのモーツァルトの五重奏ですが、終楽章の愉悦感よりはじっくりとした進行を聴いて、これはドイツ的なモーツァルトだなあなんて感じておりました。

上の写真は今週あった道内出張の際にJRの車窓から撮ったもの。晴れて気持ちいい日でした。