ロメウス弦楽四重奏団 第1回演奏会

音楽鑑賞
10 /25 2015
■ロメウス弦楽四重奏団 第1回演奏会

モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第1番
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番

第1ヴァイオリン:市川映子 第2ヴァイオリン:坪田規子
ヴィオラ:物部憲一 チェロ:廣狩理栄

2015年10月23日(金)18:30~
北海道立文学館

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コンサートが続きます。元札響コンマスの市川さん、今も札響客員奏者をされている坪田さん、現役の札響団員である物部さんと廣狩さんという札響ゆかりの4人で新たに結成されたカルテットの記念すべき第1回目のコンサートです。メンバーのひとりとちょっとした知り合いだという友人に誘われて一緒に聴きに行ってきました。

場所は中島公園の道立文学館の地下にある休憩コーナーです。1階まで吹き抜けになっており音がよく響きます。小さい会場での演奏会は、奏者の動きや息遣いもリアルに感じることができる点がいいです。

演奏は一言すごくよかった!。特にショスタコーヴィチとベートーヴェン!。

ショスタコーヴィチは図書館で借りて事前に勉強していきましたが、短く(15分ぐらい)、面白く、かっこいい曲ですね。第2楽章にヴィオラの長いソロがあります。物部さん好演でした!。ベートーヴェンは生で間近で聴くと立体的な音の動きがよくわかります。チェロの廣狩さんが雄弁で迫力のあるアンサンブルをしっかり支えていたと思います。アンコールはモーツアルトの弦楽四重奏曲第15番から第3楽章が演奏されました。

今回の演奏会、楽曲の合間の物部さんのトークがまた良かったんです。カルテット結成のいきさつ、名称の由来、取り組む楽曲の方針、当日の楽曲解説など、わかりやすくお話しいただきました。

カルテット結成は長年の希望だったようです。名称「ロメウス」はロミオとジュリエットの「ロミオ」のこと。物語の原型「ロミウスとジュリエットの悲しい物語」の「ロミウス」に少し手を入れてネーミングしたそうです。そして方針としては、ベートーヴェンを中心にやりたいというお話がありました。

物部さんは「ムジカ・アンティカ・サッポロ」という古楽器団体も主宰されるなど、地元で精力的に音楽活動をされています。このカルテットも今後の活動が楽しみです。

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プラハ国立歌劇場のヴェルディ 「椿姫」

音楽鑑賞
10 /23 2015
■プラハ国立歌劇場

ヴェルディ:歌劇「椿姫」

指揮:マルティン・レギヌス

ヴィオレッタ:ヤナ・シベラ
アルフレード:アレシュ・プリスツィン
ジェルモン:スヴァトプルク・セム ほか

2015年10月21日(水)18:30~
ニトリ文化ホール

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安かったので行ってきました(笑)。椿姫を観るのはムーティ/ミラノ・スカラ座、新国立劇場に続いて3回目です。お客さんも結構入っていたと思います。

まずヴィオレッタが良かったです!。声量、音程、テクニックなど自分には申し分ない素晴らしい歌唱でした!。アルフレードは歌い方はやや好みではない面もありましたが、声が若く、役にぴったりだと感じました。反面、フローラはやや声量不足だったかな。

オーケストラは人数も少ないためか全体的に薄く、若干音程があっていない部分も目立っていたような・・・。音楽自体はスピード感よりは、じっくり落ち着いた雰囲気を感じさせるもので、これはこれで良かったと思いました。

演出や舞台美術は金をかけていないと言えばそれまでですが、照明を上手く使ったシンプルで清潔感のある印象を受けました。衣装も同様でヴィオレッタとアルフレードは白を、その他は黒で統一されたものでした。

全体の印象はまあまあ良かったです。それにしてもヴィオレッタは出ずっぱりだし、喉に負担のかかる役だなあ・・・。


札響第581回定期 ラフマニノフ「交響的舞曲」ほか

音楽鑑賞
10 /04 2015
■札幌交響楽団第581回定期演奏会

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 *
ラフマニノフ:交響的舞曲

指揮:広上 淳一
ピアノ:小山 実稚恵 *

2015年10月3日(土)14:00~
札幌コンサートホールkitara

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1曲目はピアノコンチェルトの3番。広上さんとともに小山さんが真紅のドレスで登場。第1楽章のピアノ導入部の息をのむような美音に酔いしれていたら、トラブル発生です!!。「ピーピーピー」と電子音が!。これには参りました・・・。こんなひどい状態は今まで経験したことがありません。結局、小山さんのアンコールの最中までずっと・・・。原因は不明です。

演奏が素晴らしかっただけあって悔しい!!。随所に現れる管楽器のソロとの掛け合い、そして第3楽章のラストでは小山さんまさに全身全霊という感じの渾身の演奏!。広上さんの指揮もエネルギッシュで大きな音楽を作り上げていたと思います。ロシアの大地が目に浮かぶようでした。

後半は交響的舞曲。曲全体に管楽器によるソロが散りばめられていて大活躍します。特に第1楽章のサクソフォン、第2楽章のイングリッシュホルンとオーボエのソロは魅惑的ですね。それからスネアドラム、どら、チャイムなどの打楽器も面白さの限りです。管楽器経験者の私としてはモーツァルトの何倍も楽しいそんな曲なのです。

札響も管楽器を中心に好調。広上さんの指揮もあいかわらず躍動感を伴い全身で伝える楽しいもの。時々うなり声も聞こえてきて(笑)。最後はかっこよく盛り上がりました。いいですねぇ、広上さん。京響を聴きに遠征したくなりました!。