札響第578回定期 エリシュカ指揮 ブラームス第4番

音楽鑑賞
06 /21 2015
■札幌交響楽団第578回定期演奏会
 
ベートーヴェン:交響曲第4番
ブラームス:交響曲第4番

指揮:ラドミル・エリシュカ

2015年6月20日(土)14:00~
札幌コンサートホールkitara

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kitara改修工事のため開幕が遅れた今シーズン。トップは名誉指揮者となったエリシュカさんです。エリシュカさんの回は客入りもいいのでしょうか、9割以上は埋まっている感じでした。

最初はベートーヴェンの第4番。16型、2管編成です。ホルンは昨年入団の山田さんが副首席になられたようで、この曲ではトップを吹いておられました。冒頭、キビキビとした棒の動きと「すっ」という息を吸う音に続いて、ゆったりとした序奏に入ります。エリシュカさんの速い動きを見て、あれっ、違う曲だったかな?と一瞬思うくらい緊張感あふれる出だし。

テンポはゆっくりでも、音楽は張りつめたものであることを伝える、そんな棒に感じました。演奏はこの冒頭の雰囲気をずっと持続するようなエネルギッシュで生命力が漲るものでした。全楽章を通じてやや速めのテンポもエリシュカさんらしい感じがしましたね。

後半はエリシュカさんによるブラームスのシリーズ。3番→2番と来て、今回は第4番。大好きな曲です。16型、2管編成(コントラファゴット、ホルン4、トロンボーン3)です。どの楽章も良かったのですが、とりわけ第4楽章が、もうスゴク良かったですね。緊張と弛緩、テンポの緩急などが絶妙で、引きこまれる演奏でした。弦の粘りというか、うねりのようなものも良く出ていて全曲の終結に向けてのずっしりとした進行も堂に入った感があります。高橋聖純さんのフルートソロ、3本のトロンボーンによるハーモニーもバッチリ決まっていました。

うん、いい演奏。幸先の良い開幕となりました。

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