C.デイヴィスのホルスト 組曲「惑星」

聴いている音楽
05 /29 2015


先週の日曜日にふらっと立ち寄った家の近くの中古CDショップ。

どうやら閉店するらしく特価で売り出されていました。

1枚買ってみました。
コリン・デイヴィス指揮、ベルリン・フィルの演奏によるホルストの組曲「惑星」 作品32(PHILIPS・1988年録音)です。

なんと198円!

というわけで、今週はこちらを中心に聴いていたのですが、すごく良かったです。

特に「金星」の繊細な表現、「木星」の場面場面のテンポ設定のうまさ、「海王星」の木管の細かな動きの明快な表現が気に入りました。

「火星」と「天王星」では、特段大暴れしているわけでもないのに腹にずっしり響きます。さすがベルリン・フィルの底力ですね。

記事にはしなかったのですが、少し前にも同じベルリン・フィルをラトルが指揮した演奏を聴いていたのですが、個人的にはC.デイヴィスの方に軍配を上げたくなりました。

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買いました! 「尾高/札響のベートヴェン交響曲全集」

聴いている音楽(札響)
05 /24 2015


仕事が一段落したのと、ヴァント氏のベートーヴェンの余波をかって購入してみたのが、尾高さんが2011年のシーズンに札幌交響楽団50周年記念で演奏したツィクルスのライヴ録音です。

2011年は単身赴任が始まった年でして、毎週帰ってきたとはいえ、雑事にかまけてなかなか演奏会にも行けず、1,2,6,7の4曲しか聴けなかったのです。

ということもあり、じっくり、時間をかけて聴いていきたいと思います。気が向いたら感想をアップしたいと思います。

とりあえず、やっぱり2番から聴き始めています・・・^^;

ヴァントのベートーヴェン 交響曲第2番

聴いている音楽
05 /23 2015


今週は、仕事上で大きな進捗がありました。
取り組んできた企画が会社の上層部で承認されました!!。さあ、これから益々気合を入れていきましょう!。

ということで、今週聴いていたのは、こちら。

ギュンター・ヴァント指揮、北ドイツ放送交響楽団のベートーヴェンの交響曲第2番 ニ長調 Op.36 (RCA・1999年録音)です。

図書館からの借りものですが、うん、これはいい!いいですよ!

ヴァント氏はブルックナーの権威としては尊敬しつつも、最晩年のベルリン・フィルとの一連の録音はあまりにも逞しすぎてしっくりきませんでしたが、はじめて聴くベートーヴェンは良かったですね。

力を誇示するようなところがなく、テンポ感やサウンドの重心が自然で、ドイツの一定レベル以上のオーケストラがしっかり演奏するとこうなるという感じでしょうか。

感動するとか、そういうのとは違って、聴いていて心地いいんです。
でも、それはサラサラ、あっさりというのではなく、ベートーヴェンだなぁと、ちゃんと実感する音なんです。

ヴァント氏が長年、スコアに真摯に、実直に向き合ってき成果なんでしょうか。
実に敬服する演奏だと思います。

ティーレマンのシューマン 交響曲第3番「ライン」

聴いている音楽
05 /17 2015
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爽やかな季節、といいたいところですが、GW後は気温も不安定。土曜日は10度前後の気温で推移し、ストーヴをつけてしまいました・・・。

さてさて、音楽の方は、こちらは本当に爽やかなシューマンの「ライン」を聴いています。

ベルリン・フィルの首席指揮者選出は先送りになりましたが、その候補にあげられているというクリスティアン・ティーレマンがフィルハーモニア管弦楽団と組んで録音した演奏です。(DG・1998年録音)

これは非常に流麗でおおらかなシューマン、一言でいうと「包容力」溢れる演奏だと感じました。

ティーレマンさんの風貌・体躯からはもっと硬くて・力強い演奏をイメージしていましたが、どこか肩ひじ張らないふわっとした感じがあります。

ラインは両端楽章が好きで、真ん中が正直、中だるみといいますか、飽きるんですよね。でも、このスタイルの演奏では最も成功したのではと感じるのが、中間の第2,3,4の三つ楽章。穏やかさの中に寂寥感漂う曲調にマッチしています。

そして全体を通して聴き終わった後も、どこかだけが突出した印象を残すのではない統一感のあるシューマンに仕上がっているなぁと感心しきって聴いておりました。

ワルターのハイドン 交響曲第100番「軍隊」

聴いている音楽
05 /16 2015
最近の音楽はハイドンの「軍隊」。

巨匠ワルター/コロンビア響(1961年録音)の演奏で楽しんでおりました。

隅々まで血が通った丁寧で温かみのあるぽってりとしたハイドン。ゆったりとしたテンポから、スケール大きく、ベートーヴェンみたいな重厚感もあるような演奏。

現在のハイドン演奏と比較するとまるで別な曲を聴くようですが、聴き終わった後の充実感がたまりません。第1楽章と第3楽章が特に気に入っておりまして、何度も繰り返し聴いて楽しんでおりました。

私自身はこういうスタイルに慣れ親しんで育った世代ではないのですが、これはこれとして好きですし、全くもって尊敬の念を持って接することのできる演奏だと思っております。

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シノーポリ/VPOのリスト 交響詩「前奏曲」ほか

聴いている音楽
05 /09 2015
       

ちょいと仕事が佳境を迎えてきたこともあって、音楽の方は景気づけとばかりにリストを聴いておりました。

聴いておりましたのはこちら。図書館からの借りものです。

■ リスト
  交響詩「前奏曲」
  交響詩「オルフェウス」
  交響詩「マゼッパ」
  ハンガリー狂詩曲第2番

  指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  (DG・1996年録音)

「われわれの人生とは、その一音から死への前奏曲にほかならない。愛の喜びは中断され、傷ついた魂は田園生活の静けさに救いを求める。しかし、それも長くは続かず、自らを獲得する戦いへと巻き込まれていく」という、フランスの詩人ラマルティーヌの「詩的瞑想録」から標題が採られたという「前奏曲」。

ただ、自分の中では映画音楽的スペクタクルの先駆けみたいな音楽という感じで、純音楽的に楽しんでいました。「カッコイイ」クラシック音楽というのは、この曲辺りから始まったのかなと、そんなことも考えておりました。

さて、シノーポリ盤ですが、これがとても良かったです。

弦楽器の艶のある繊細な響きや、ホルンの夢見るような美しさもさることながら、金管が大音量で鳴り響くところでの柔らかくブレンドされた響き!恰幅の良い余裕のある表現!これを芳醇と言わずしてなんと言いましょうか。この音楽にずっと浸っていたいと思ってしまいます・・・。

こうやって聴くとウィーン・フィルというのは、ほかのどの楽団とも違う唯一の存在だと再認識させられます。

次の「オルフェウス」と「マゼッパ」は正直初めて聴きました。
前者はハープ、ヴァイオリン、チェロ、木管楽器などが絡み合いながら進行しますが、こういう繊細な曲は、ウィーンフィルという器があって活きてくるんでしょうね。

最後は「ハンガリー狂詩曲第2番」。この曲と言えば自分の中では吹奏楽。パリ・ギャルドレピュブリケーヌ吹奏楽団の指揮者も務めたフランソワ=ジュリアン・ブランの編曲、同楽団の演奏が渋い響きで良かったですね。

シノーポリの演奏も良かったですよ。ジプシー感はこちらのほうが出ていると思います。

サロネンのマーラー 交響曲「大地の歌」

聴いている音楽
05 /03 2015


先日のクラシック音楽館でフィルハーモニア管との来日公演の様子が放映されたサロネン。トゥオネラの白鳥のタクトを持たない指揮ぶりは、少し独特でしたが思わず引き込まれました。

さて、最近はサロネンがロサンジェルス・フィルハーモニックの音楽監督時代に録音した「大地の歌」を聴いています。ソニーの1998/99年録音。共演は、プラシド・ドミンゴ(T)とボー・スコウフス(Br)です。

録音が2年に渡っているのは、3楽章ずつ共演者と録音したからのようです。いいのか悪いのかわかりませんが、あくまでCDという商品製作なので、しょうがないですね。

男声だけによる大地の歌ですが、特にスコウフスの歌う部分が女声とは違う落ち着いた味わいで良かったです。ドミンゴは少しヒロイックな感じですが・・・

サロネン&LAPOは、彫の深いつっこんだ表現はなくて、力みがないというか、都会的なあっさり系でやっているようですが、軽薄には感じませんでした。

この曲はオーケストラのアンサンブルの精度が結構丸わかりになっちゃうように思うのですが、さすがは手兵LAPO、すごく上手いです!。そして普段耳に入ってこない歌の背後で演奏されている部分もきちんと、しっかり聴こえて、マーラーのオーケストレーションの面白さに聴き入ってしまいました。この辺りは作曲もするサロネンのスコアの分析の成果なのでしょうか。

録音会場はウォルト・ディズニー・コンサートホールができる前の本拠地、ドロシー・チャンドラー・パビリオンですが、音響は良いと感じました。