ガーディナーのJ.S.バッハ マタイ受難曲(抜粋)

聴いている音楽
04 /06 2015
週末はマタイの抜粋盤を聴きました。

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■ J.S.バッハ マタイ受難曲(抜粋)
  指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
  イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  モンテヴェルディ合唱団

  バーバラー・ボニー(S)、アン・モノイオス(S)
  アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(A)
  マイケル・チャンス(CT)
  オラフ・ベーア(Bs)、ハワード・クルーク(Bs)

  イザ・ベズノシューク(フルート)、ガイ・ウィリアムズ(フルート)
  アントニー・ロブソン(オーボエ)、
  エリザベス・ウィルコック(ヴァイオリン)、アリソン・バリー(ヴァイオリン)

  (DG・1988年録音)

イングリッシュ・バロック・ソロイスツの活き活きと、そして澄んだ響きが心地よいです。終曲は力強く、決然としたものを感じます。

歌では、ユダの裏切りのあとで歌われる 第8曲 「血を流せ、わが心よ」 (Blute nur,du liebes Herz!) のバーバラ・ボニーさんのソプラノが可憐で、美しく、悲しくて良かったです。

逆に鞭打ちの場面で歌われる 第52曲 「わが頬の涙」 はアンネ・ゾフィー・フォン・オッターさんの歌唱が、私にはちょっとベタベタした歌い方に感じました。あとは、好きなアリア、バスで歌われる「来たれ、甘き十字架」が収められていないのが残念。

抜粋盤では「語り」・「合唱」・「アリア」の一体となった進行が味わえず、やはり物足りなさは否めず、これを聴きながら別なアーティストによる全曲盤も一緒に聴いたりもしていました。

聴くたびに思うのは、当時の制約があるオーケストラの中で、これだけドラマチックなものを作り出したこと自体への驚きです。マタイのなかで一番心を打たれるのはどこか。やはりピラトが恩赦をバラバかイエスか民衆に迫るあたりでしょうか。

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