バーンスタインのベートーヴェン 交響曲第1番

聴いている音楽
04 /29 2015
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ウィーン・フィルの来日公演の曲目に触発されて、ベートーヴェンの1番をバーンスタイン指揮、ウィーン・フィルの演奏で聴きなおしてみました。DG・1979年の録音です。

バーンスタインの元気いっぱい、生命力あふれる演奏は、VPOの一糸乱れぬアンサンブルと相まって本当に気持ちがいいです。第3,4楽章は指揮をしなくてもいいと感じるほど。

そして第2楽章で弦楽器と木管楽器の融けあうハーモニー!。この楽団を聴く醍醐味ですね。

なるほど、こうやって聴きかえすと十二分に堪能でき、この曲がメインというのもわからなくもないと思えてきます。

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ティルソン・トーマスのマーラー 「夜の歌」

聴いている音楽
04 /25 2015
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週の半ばから急に気温の上がった札幌。

梅とツツジが咲いたなと思ったら、なんと水曜日には桜が咲きました!。ちょっと驚きの速さですね。例年だとGW頃なんですが。職場の同僚が週末は円山公園に花見だ!と盛り上がっていました。

雪融けもそうでしたが、今年は季節が早く巡ってきます。なんだか得した気分です。

さて、そんな春の真っ最中の今週は、どよんと暗~いマーラーの交響曲第7番ホ短調 「夜の歌」 を聴いておりました。マイケル・ティルソン・トーマス指揮、ロンドン交響楽団の演奏(RCA・1997年録音)です。

まことに複雑怪奇。自分の中でも基準というか標準というか、そういうのが定まっていない曲の一つでもあります。

さて、MTTの「夜の歌」。第1楽章だけはなぜかあまり胸に響いてきませんでしたが、総じてなかなかいいです。

特に第5楽章はトランペットをはじめLSOのブラスが強烈に上手い!オケの大音量を割ってずどーんと突き抜けて鳴り響き、パワフルかつ爽快。なんだかシカゴ響を聴いているようです。録音も非常にクリアで良好。

それだけでなく第2、4楽章のNachtmusik。この音楽ってすごく好きなんですけど、ここでもしっとりとした風情を聴かせてくれます。特に第4楽章は14分以上かけていて、なんとなくゆっくり目のテンポかと思うのですが、曲の雰囲気にぴったりに、丁寧に仕上げているようです。

インマゼールのベートーヴェン 交響曲第6番 「田園」

聴いている音楽
04 /19 2015


ジョス・ファン・インマゼール指揮、アニマ・エテルナの演奏によるベートーヴェンの第5、第6「田園」を聴きました。ソニークラシカルの1999年、すみだトリフォニーホールでの来日公演のライヴ録音のようです。

「田園」がすごくいいと思ったので、ちょこっと感想を。

全体を通じてフルート、クラリネット、オーボエなど木管の質素で慎ましやかな響きに自然を感じます。実に綺麗。でもそれ以上に、この楽団の持つ表現の幅の広さが素晴らしいと感じました。嵐のような迫力のある部分から、第2楽章や第5楽章の繊細な表現まで、せこせこし過ぎずに、普通に、自然に、ベートーヴェンの感謝や喜びの感情が伝わってきます。

終楽章は遅めのテンポと感じましたので、ある意味ロマン的な表現・演奏なのかもしれません。

ピリオド楽器による演奏で、響きが新鮮だとか、各パートの動きも良くわかって面白いとか、そういう部分をはるかに超える域に達しているなぁ、なんて素人ながら感じた演奏でした。

ドヴォルジャーク? ドヴォルザーク?

音楽
04 /17 2015
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この人の表記の仕方は楽団によってそれぞれですね。

地元、札響はサイト上では「ドヴォルジャーク」で統一しているようで、エリシュカ/札響の「ドヴォルザーク」のCDもサイト上で紹介する際は、わざわざ「ドヴォルジャーク」にする徹底ぶり。

主なプロオケのサイトを見たら、こんな感じでした。

1 「ドヴォルジャーク」
  札響、新日フィル、シティフィル、群響

2 「ドヴォルザーク」
  仙フィル、山響、N響、東響、東フィル、都響、日フィル、神奈川フィル、
  名フィル、大フィル、センチュリー響、大響、京響、広響、九響、OEK
 
やはり「ドヴォルジャーク」は少数派のようです。

アーノンクールのドヴォルザーク 交響曲第8番

聴いている音楽
04 /15 2015


図書館から借りてきたドヴォルザークの交響曲第8番を聴いています。

演奏はニコラウス・アーノンクール指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団による演奏(テルデック・1998年録音)です。

大きく揺れるテンポ。音を出した後さっと減衰させたり、控えめなヴィブラートでわざと歌わないような表現?。全く一筋縄で行かないアーノンクールらしさを聴くことができます。

力任せの部分はなくて、全編考え抜かれ、繊細で憂いの濃い、そんなドヴォルザークに仕上がっているように感じます。弦と木管が絡む部分では木管を大事にしているようです。

とてもいいですね。

聴きなれた曲を別な切り口で聴かせてくれる、こんなアーティストは素敵だと思います。

オーケストラHARUKA 第12回演奏会

コンサート(その他)
04 /13 2015
よく晴れた日曜日、夏タイヤへの交換を済ませ、発売開始となったPMFのチケットをGETした後、午後からはアマチュアオケのコンサートに行ってきました。

■ オーケストラHARUKA 第12回演奏会
  
  グルーグ 劇音楽「ペール・ギュント」より
  シベリウス 交響曲第2番

  指揮:三河 正典
  ナレーション:高橋 弥子

  2015年4月12日(日)13:30~ 
  札幌市教育文化会館大ホール

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後半のシベリウスも熱演でしたが、何と言っても今回面白かったのがナレーション付きで演奏された前半のペール・ギュント!。11場面が抜粋され、話の筋やイングリット、オーゼ、ソルヴェイグ、アニトラなどの登場人物との関係もちゃんと理解できます。意欲的な取り組みに拍手です!。

『ペール・ギュントというのは、ノルウェイの谷間の村に住んでいる男の名前です。』 というナレーションに続いて、前奏曲が鳴り響き、物語が始まります。

1 前奏曲「婚礼の場で」
2 ノルウェーの花嫁の行列
3 前奏曲「花嫁の略奪とイングリットの嘆き」
4 山の魔王の宮殿にて
5 オーゼの死
6 前奏曲「朝の気分」
7 アラビアの踊り
8 アニトラの踊り
9 ソルヴェイグの歌
10 前奏曲「ペール・ギュントの帰郷」
11 ソルヴェイグの子守歌

オーケストラHARUKAの皆さん、好演でした。「山の魔王の宮殿にて」の迫力ある演奏もよかったですが、「ノルウェーの花嫁の行列」や「オーゼの死」などで見せた弱音部分の繊細な表現!。アンサンブルが見事にきまっていました。

それにしても「ペール・ギュント」ってムチャクチャなお話ですけど、ノルウェーという小国(失礼!)から、全世界をまたにかけてのお話が紡ぎだされる不思議さ・面白さを感じずにはいられませんでした。

オマケ写真は会場近くの大通公園西11丁目にある「マイバウム」(五月の木)。
姉妹都市ミュンヘン市からの贈り物で、春を迎える象徴なんだそうです。


ラヴェルのヴァイオリン・ソナタ

聴いている音楽
04 /11 2015


天から音符が降ってきて、また昇るような印象的なピアノのフレーズで始まるラヴェルのヴァイオリン・ソナタ ト長調。

第2楽章のブルースも第3楽章のJAZZYな雰囲気もたまらない魅力を放っていますが、やっぱりいいのはこの第1楽章です。その後のピアノとヴァイオリンの掛け合いは不思議な美しさに満ち溢れていて、いつまでもこの音楽が続いていてほしいと思わずにはいられません・・・。

まことに素晴らしい音楽ですね。

故吉田秀和氏の「私の好きな曲」の解説を読みながら、手持ちのイエフィム・ブロンフマンのピアノ、シュロモ・ミンツのヴァイオリンによる演奏(DG・1985年録音)に何度も耳を傾けていました。

タイムリーなことに水曜日に真駒内六花亭ホールでこの曲を含むコンサートがあったのですが、どうしても外せない用件があって行けませんでした。う~残念。

今週は、少し寒さが戻り、日中一時雪が降った日もありました。来週は温かくなってくれればよいのですが。

ガーディナーのJ.S.バッハ マタイ受難曲(抜粋)

聴いている音楽
04 /06 2015
週末はマタイの抜粋盤を聴きました。

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■ J.S.バッハ マタイ受難曲(抜粋)
  指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
  イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  モンテヴェルディ合唱団

  バーバラー・ボニー(S)、アン・モノイオス(S)
  アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(A)
  マイケル・チャンス(CT)
  オラフ・ベーア(Bs)、ハワード・クルーク(Bs)

  イザ・ベズノシューク(フルート)、ガイ・ウィリアムズ(フルート)
  アントニー・ロブソン(オーボエ)、
  エリザベス・ウィルコック(ヴァイオリン)、アリソン・バリー(ヴァイオリン)

  (DG・1988年録音)

イングリッシュ・バロック・ソロイスツの活き活きと、そして澄んだ響きが心地よいです。終曲は力強く、決然としたものを感じます。

歌では、ユダの裏切りのあとで歌われる 第8曲 「血を流せ、わが心よ」 (Blute nur,du liebes Herz!) のバーバラ・ボニーさんのソプラノが可憐で、美しく、悲しくて良かったです。

逆に鞭打ちの場面で歌われる 第52曲 「わが頬の涙」 はアンネ・ゾフィー・フォン・オッターさんの歌唱が、私にはちょっとベタベタした歌い方に感じました。あとは、好きなアリア、バスで歌われる「来たれ、甘き十字架」が収められていないのが残念。

抜粋盤では「語り」・「合唱」・「アリア」の一体となった進行が味わえず、やはり物足りなさは否めず、これを聴きながら別なアーティストによる全曲盤も一緒に聴いたりもしていました。

聴くたびに思うのは、当時の制約があるオーケストラの中で、これだけドラマチックなものを作り出したこと自体への驚きです。マタイのなかで一番心を打たれるのはどこか。やはりピラトが恩赦をバラバかイエスか民衆に迫るあたりでしょうか。

ハリー・ポッター

聴いている音楽
04 /05 2015
だんだんと統一されなくなってきた統一地方選挙ですが、当地は例外的に統一が保たれています。

知事、道議会議員、札幌市長、市議会議員の選挙運動でまさに「四重奏」状態。

でも実際には四重奏どころではなく、自分の選挙区での4つの選挙の立候補者は合計20人以上!。

昨日も街中で何人かの選挙カーとすれ違ったけど、もう何に立候補しているのか全く分からない・・・^^;。

いやはやラスト一週間でますます騒がしくなりそうです。

さてさて、音楽の方は、昨日、youtubeを漁っていて偶然見つけたハリー・ポッター。プロムスの様子らしいです。

冒頭、妖しげなチェレスタの響きと、ロイヤル・アルバートホールの天井の照明??。 素敵です。



サヴァリッシュのヒンデミット ウェーバーの主題による交響的変容ほか

聴いている音楽
04 /04 2015
    

年度の変わり目は何かとバタつきますね。新卒、既卒の新たな仲間も職場に加わり、気持ちも引き締まります。

そんな中センバツの東海大四の準優勝はスゴイです!。札幌の学校が代表となったということで道民としてではなく、札幌市民として嬉しいです。

さて、そんな新年度第1週目はヒンデミットを聴いていました。

ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮、フィラデルフィア管弦楽団の演奏によるウェーバーの主題による交響的変容、気高き幻想、交響曲「画家マチス」です。EMIの1994年の録音です。

収録順は上記のとおりですが、作曲順でいえば逆です。何か意図があったのでしょうか。

フィラデルフィア管は明るくライトな響き。「マチス」の「天使の合奏」や「埋葬」では、はっと息をのむほどの美感も発揮しています。そして3曲の中で一番好きな「ウェーバー」では、さらにゴージャスさも加わっている感じです。

「ウェーバー」では2曲目の「トゥーランドット、スケルツォ」が好きですね。う~ん、でも「アンダンティーノ」、これもまた素晴らしい音楽ですね!。

サヴァリッシュとフィラデルフィア管は93年の札幌公演で一度だけ生で聴いたことがあります。

曲目は「未完成」、「ティル」(ちょっと記憶が怪しい・・)、「新世界より」だったような。感想としては、とにかく大きな音を出すオケだったということでしょうか(笑)。ガンガン鳴らしていましたね。懐かしく思い出していました。