ヴァンスカのシベリウス 劇音楽「カレリア」

聴いている音楽
10 /01 2014
昨日、職場でお世話になった先輩が退職しました。昨年あたりから、身の回りで色々な事情で職場を去る人が多くなっています・・・。新たな人生のご多幸をお祈りするばかりです。

このディスクはその方からのフィンランド旅行のお土産としていただいたものです。

日本でも買えますが、自分ではなかなか手が出ないツウなchoiceです。クラシック好きの私のために色々考えてくれたのでしょうね。ありがたいことです。

というわけで、久しぶりにひっぱり出してきて心して耳を傾けました。

■ シベリウス
  劇音楽「カレリア」
  劇音楽「クオレマ」
  悲しきワルツop.44

  指揮:オスモ・ヴァンスカ
  ラハティ交響楽団
  (BIS・1997年録音)

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カレリアは一般的な『組曲』ではなく、1893年に学生団体からカレリア地方の歴史をもとにした劇付随音楽として委嘱された全曲版で、Kalevi Aho という人の補筆によるもののようです。ディスクには 「WORLD PREMIERE RECORDING」 と記されています。

序曲(Overture)と8つの場(Tableau)から成っていて、一般的な組曲の Ⅰ「間奏曲」はTableau3の終わり、Ⅱ「バラード」はTableau4の冒頭、Ⅲ「行進曲」はTableau5の終わり部分に、それぞれ相当すると思われます。

この曲は、後に『序曲』Op.10と『組曲』Op.11となるわけですが、『序曲』は冒頭から北欧の自然にどっぷりと浸ることのできるなかなかの魅力作だと思うので、もう少し演奏されてもいいような気がします。非常に惜しいことだと思います。

ヴァンスカ&ラハティ響は軽やかで、透明感溢れるサウンド。どこをとっても北欧の楽団という感じでなかなか素敵です。組曲に入っている3曲のみでの比較ですが、ヴァンスカの少し早めのテンポによる飄々とした棒運びが一層そう感じさせるのかもしれません。

後年、ミネソタ管弦楽団とのベートーヴェン全集を完成させたヴァンスカ。こちらも聴いてみたくなりました。

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