伊福部昭の世界~「ゴジラ」を生んだ作曲家の軌跡

聴いている音楽
09 /08 2014
 
一週間以上も前、8月30日(土)23:00からEテレで 『伊福部昭の世界~「ゴジラ」を生んだ作曲家の軌跡』 という1時間番組を観ました。

高嶋政宏さんのナレーションにより、生い立ち、上京、晩年に至るまでを貴重な資料や、作曲家の池辺晋一郎さんや吉松隆さん、音楽評論家の片山杜秀さんらの証言を交えて振り返るという、生誕100年にふさわしいとても興味深い番組でした。

・アイヌ文化への興味はお父さんが音更村(当時)の村長で家族で住んだ際のものであること
・作曲を志したのは「春の祭典」を耳にしたのがきっかけであること
・レチェプニン賞の応募の際は、北海道からの無名の青年が作曲した大規模管弦楽作品に国内では戸惑いの声があったこと
・土俗的三連画の第二楽章「ティンベ」は厚岸にある岬の名前であること
・晩年は青年期の大規模作品からに単独の筝曲の作曲にシフトしていったこと

などなど、普段、ライナーノーツや演奏会のプログラムを読み飛ばしてしまう私にとっては助かる内容でした。

そうそう、 『芸術はその民族の特殊性を通過して、共通の人間性に到達しなくてはならない』、『大楽必易』(すぐれた音楽は平易なものでなければならない)など至言も多いですね。

番組中でかけられた曲で面白そうだったのは、「二十絃筝とオーケストラのための交響的エグログ」という作品。たまに読ませていただいているブログにも書かれていた方がいて、昨日、市立図書館に音源探しに行ってみましたがなくて・・・

まあ、こんな感じです。


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