堤/札響のチャイコフスキー 交響曲第5番

聴いている音楽(札響)
08 /30 2014
ずいぶん涼しくなりました。今週の札幌、夏日すらほとんどなく、朝方は14℃なんて日も。意外に暑すぎない、普通の夏だったような・・・。そんな少し秋の気配の中、最近はチャイコフスキーを聴いておりました。

 

■  チャイコフスキー
  交響曲第5番 ホ短調 作品64

  指揮:堤 俊作
  札幌交響楽団

 (東芝EMI ・ 1988年ライヴ録音) 
 
指揮者、堤俊作氏が亡くなって9月1日で1年になります。

堤氏は1947年大阪生まれ。78年にジュネーブ国際コンクール指揮部門での優勝などを経て、88年から92年まで札響の専属指揮者をつとめました。 一方、75年に東京シティフィルを創設。同団の永久桂冠指揮者とされています。

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このディスクは、何か月も前に中古CDショップで買ったものですが、88年5月の北海道厚生年金会館での第292回定期演奏会のライブ録音ということで、現時点で、私が持っている札響のディスクでは最も古いものとなります。

演奏はというと、楽団創設から30年もたっておらず、正直どうかな・・・なんて思いましたが(失礼)、全くの杞憂でした。澄んだ弦楽器と安定した管楽器に支えられたのびのびと美しいチャイコフスキーだと感じました。 第2楽章の管楽器のソロも上手いですし、両端楽章の力感もまずまずで 、大いに楽しめる一枚となりました。

全体的に端正な表現の中にあって、第4楽章の最後、コーダに入る手前、かなりテンポを落として一音一音刻み付けるように演奏しているのは面白かったです。

なお、ライナーノーツには、お亡くなりになられました高円宮憲仁殿下が88年6月に北海新聞にご寄稿された記事が載せられています。 


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