カラヤンのブルックナー 交響曲第2番を聴く

聴いている音楽
08 /10 2014
「レコード芸術」8月号の特集記事は、『名曲名盤500』。

複数の評論家の方によるチョイスですが、立ち読みして、ちょっと驚きました。ブルックナーの交響曲の多くの曲でヴァントが1位をとっている中で、2番はこのカラヤン盤だったのです。

■ ブルックナー 
  交響曲第2番ハ短調(1877年ノヴァーク版)

  指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

  (DG・1980,81年録音)

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オルガー・マチスによる統一感のある羽根のジャケット写真が秀逸なカラヤン/BPOによる全集。

話をしていても、「ああ、あの羽根のジャケットの・・・」とイメージされるのは素晴らしいことです。ジャケットも含めてアーティストの生み出した作品ですね。

初期のシンフォニーは、全集のためのやっつけ仕事みたいな記事もたまに見かけますが、私レベルの人間からすると、カラヤンのコントロールが隅々まできっちり行き届いていて、アンサンブル、バランス、音色など感心するばかりの出来だと思います。

第2楽章のカラヤン美学によって引き出された耽美的とも言える味わいは、このディスクの白眉でしょうか。


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