クレンペラーのベートーヴェン「田園」

聴いている音楽
04 /26 2014
一昨日、札幌は今年初めて20℃超えの陽気となりました!

桜前線もGW後半には来てくれそうです。

さて、今週は旭川に出張がありました。JRの車内で聴いていたのはオットー・クレンペラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団によるベートーヴェンの交響曲第6番ヘ長調「田園」です。(EMI・1957年録音)

微笑みのない演奏と言えばそれまでですが、実に真面目にしっかり、隅々まで音を弾き・吹ききっていているところが魅力ではないでしょうか。

結構好きな第3楽章。「田舎のひとたちの楽しいつどい」は感じられませんが、古典派のスケルツォという感じで格調高い感じです。

特急スーパーカムイの車窓から。
岩見沢~美唄間から見えたたぶんピンネシリ(1,100m)かな・・・


帰路に着く前、JR旭川駅から。
盆地ならではの間接照明のような夕暮れどき。
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レヴァインのシューマン 交響曲第2番

聴いている音楽
04 /20 2014
先日PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)の記事を書きましたが、第1回の時、バーンスタインがメインプログラムに選んだのがシューマンの第2交響曲だったことを思い出しました。

そんなわけで、引っ張り出してきて聴いたのは、ジェイムズ・レヴァイン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏(DG・1987年録音)です。

録音当時40代のレヴァイン。実に生き生きと推進力を持った演奏であると同時に、弦楽器、特にヴァイオリンの太く艶のある音色と、ブラームスのような分厚いオケの響きで、骨太なシューマンになっていると思います。

両端楽章の終結は、このスーパーオケの力全開で、なかなか感動的です。

録音会場はベルリンのイエス・キリスト教会ですが、第1楽章序奏の最後の方、トゥッティでの力強い響きが止んだ後に漂うの豊かな残響は本当に素晴らしいことも書いておきましょう。

レヴァインは70歳を過ぎて、米クラシック音楽界の最重鎮なのでしょうね。私が知らないだけかも知れませんが、活動もMET中心になって、ウィーンやベルリンとの話はあまり聞こえてこなくなったような気がします。

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ムターのモーツァルト ヴァイオリン協奏曲第3番

聴いている音楽
04 /19 2014
札幌はこのところずっと晴れのいい天気が続いています。

ただ、気温は一桁続き。風が冷たく、寒い!予報では明日からようやく最高気温が二桁になるようです。

今日は午前中、車のタイヤ交換と雪かき道具などの片づけを済ませました。

身の回りもゆっくり春仕様へといった感じです。

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さて、最近の通勤の音楽は、第2楽章の夢幻的な響きが魅力のモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216。

アンネ=ゾフィー・ムター/ロンドンフィルハーモニー管弦楽団による演奏(DG・2005年録音)です。

ムターの伸びやかな演奏が心地よいです。そして、好みが分かれるかもしれませんが、ちょっとしたフレーズにも表情づけがされていて、聴いていて楽しい一枚だと思っています。

第1楽章の途中、短調でオーボエと絡むところ。テンポをやや落としての沈鬱な表情は、この曲をぐっと大人びた感じにさせているようです。それからサム・フランコによるカデンツァ、こちらも素敵です。


すっかり週刊ブログになってしまいましたが、まあ、身辺が忙しいのでこんなものでしょう(笑)


札幌交響楽団 第568回定期演奏会(昼公演)

コンサート(札響)
04 /13 2014
土曜のマチネで札響定期、今シーズン開幕プログラムを聴いてきました。

■ 札幌交響楽団第568回定期演奏会
 指揮:ラドミル・エリシュカ
 ベルリオーズ 序曲「ローマの謝肉祭」
 ヴォジーシェク 交響曲ニ長調 
 チャイコフスキー 交響曲第6番ロ短調「悲愴」

(2014年4月12日(土)14:00~札幌コンサートホールkitara)

今回のロビーコンサートはボロディンの弦楽四重奏曲第2番から第1楽章。今回は奏者の間近で聴けました。生の弦楽器の音がビシビシ伝わってきました。

1曲目「ローマの謝肉祭」は、弦楽器16型、トランペットもセクション全員の4人(うち2はコルネット?)という大編成。タンバリンも活躍したりして視覚的にも楽しめました。もちろん演奏も御年80歳を超えるとは思えない若々しく鮮やかなものでした。

2曲目のヴォジーシェクの交響曲ニ長調は札響初演。ヴォジーシェクは34歳で早世したベートーヴェンやシューベルトと同時代のボヘミアの作曲家で、この唯一の交響曲は亡くなる4年前の1821年の作品だそうです。

プログラムには「ボヘミアのベートーヴェン」と呼ばれた4楽章からなる力強い作品とあります。・・・はい、でも正直あまり印象に残らず・・・。第4楽章ではタクトが吹っ飛ぶ?アクシデントが!

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休憩後の「悲愴」。実は生で聴くのは自分でも意外ですが初めてです。

全体的にロマンティックで濃厚な演奏という印象です。特に第1楽章第2主題や第4楽章全体(特に冒頭)なんかで、そう感じました。

あとは第3楽章。なかなか重心が低く、自分的には遅めに感じたテンポ設定と相まって重厚な表現でした。

ソロでは第1楽章のクラリネットが素敵だったことも書いておきましょう。

タクトを下ろした後、エリシュカ氏は満足げに両手でガッツポーズ?

万雷の拍手を受けるときも、素晴らしいソロを聴かせてくれたファゴットやクラリネット奏者だけでなく、楽団全体を称えるような感じで聴衆にアピール。

コンマスのほか弦楽器各セクション首席とも握手するなど楽団員への感謝をしきりになさっていました。

シーズンの開幕はなかなか盛り上がった感じでした。

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スーク・トリオのベートーヴェン「大公」

聴いている音楽
04 /05 2014
札幌は春らしい温かな日が続いて、積雪も3cmというところまでいきましたが、今朝カーテンを開けたら猛吹雪。正午で気温3℃、積雪8cmとなってしまいました。

札幌に帰ってきてから仕事がバタバタで週末一息と行きたいところですが、どうやら明日は出勤になりそうな気配。

仕事以外では、こちらでもスポーツジムに入会。単身赴任生活で唯一身に着いた運動習慣を維持することにしました。だまっていても体力が低下していく年齢に差し掛かっていますので。

さてさて、音楽の方は帰宅が遅いのでロクに聴いていませんが、通勤の音楽にベートーヴェンのピアノ三重奏曲第7番変ロ長調作品97「大公」を聴いています。

ヤン・パネンカ(pf)、ヨゼフ・スーク(vn)、ヨゼフ・フッフロ(vc)によるスーク・トリオの演奏(DENON・1975年録音)です。お互いが自己主張しすぎず、いい感じに仕上がっているのではないでしょうか。

地味な弦楽四重奏に比べ、ピアノトリオはぐっと華やかですね。それにしても第3楽章は何度聴いても良いですねぇ。疲れた体に沁みます。

大公トリオを聴きながら朝、地下鉄に乗っていると、どこかの新入社員が目に入ります。

ああ、やっぱり春ですね。明るい気持ちになるものです・・・。

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