ブレンデルの「ジュノム」を聴く

聴いている音楽
08 /29 2013
今朝の気温は13.9℃。

寒くて目が覚めました。窓など開けていられません。いくら北海道でも少し寒すぎます。昼間は24℃ほどで、いい陽気です。昼食後の散歩が気持ちいいです。

さて、本日はコンナノを聴いていました。
ブレンデル・ジュノム
■ モーツァルト
  ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」K.271
  指 揮:サー・チャールズ・マッケラス
  ピアノ:アルフレッド・ブレンデル
  スコットランド室内管弦楽団
  (PHILIPS 2001年録音)

愛らしい第1楽章、深遠な第2楽章、浮き立つような第3楽章。「ジュノム」は本当に素晴らしい曲です。故吉田秀和氏のお気に入りでもありました。

若々しく、キラキラした演奏が多い中、ブレンデルと、マッケラス率いるスコットランド室内管が競演したこのディスクは、派手さを抑え、全体的に渋くて、落ち着いた味わいの演奏になっていると思います。リズムの弾ませ方とか、強弱の振幅なんかの小さな差が印象の違いに結びついているのではないかと勝手に思っています。

第3楽章の冒頭など、プレストにしてはやや遅めのテンポで、はしゃがず、淡々とした感じで弾いているのをはじめて聴いたとき、逆に新鮮な印象を抱いたことをよく覚えています。両者の方向性が完全に一致した良い仕事という感じです。引退してしまったブレンデル。録音当時は70歳だったようです。

ところで、近年、自分の中ではハイドンブームで、モーツァルトを避けていたのですが、今回、第2楽章を聴いて、思わず唸ってしまいました・・・モーツァルトって、やっぱり凄い。


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小澤/ボストン響 フォーレ 組曲「ドリー」

聴いている音楽
08 /22 2013
北海道内陸部。少しずつ気温が下がってきました。

朝は17,18℃といったところで、気持ちよく起きられます。朝のコーヒーはHOTかICEか迷うようになりました。

で、今日はフランス音楽。コンナノ聴いています。学生時代にオーボエを演奏する友人から薦められた曲。私も昔、夏によく聴いていました。
ドリー3
■ フォーレ 組曲「ドリー」 [管弦楽編曲:アンリ・ラボー]
 指揮:小澤征爾  ボストン交響楽団
 (DG 1986年録音)

 Ⅰ)子守歌
 Ⅱ)ミャウー
 Ⅲ)ドリーのお庭
 Ⅳ)キティ・ワルツ
 Ⅴ)愛撫
 Ⅵ)スペイン舞曲

ピアノの4手連弾曲ですが、私はオケ編曲盤しか聴いたことがありません。ピアノやっている方には、なじみのある曲なのでしょうか?You Tubeでもピアノばっかり。。。。

簡潔で、明るく、ところどころ憂いがある。そんな組曲です。
特に「ドリーのお庭」いいですね。久しぶりに聴きましたが、陽から陰、陰から陽への音の移ろいに、聴きほれてしまいます。うん、実にいい。

解説書を見ると、ドビュッシーの再婚相手のエンマ・バルダックの娘に捧げたとありました。・・・おっと・・・、今までろくに見ていなかった・・・。

今回聴いてみると、曲調にあわせたフルートとオーボエの使い方が上手いなあと感じました。こういうのを"編曲の妙"とかいうのでしょうか。詳しい方いらっしゃったら、聞いてみたいものです。

ボストン交響楽団も、DGの録音と相まって、柔らかく、豊かな音色で好演しています。

さあ、週末は自宅のある札幌へ。うちのドリーの勉強見てやらんと・・・。

ショルティ  ブラームス 交響曲第4番

聴いている音楽
08 /20 2013
通勤風景が一変しました。

ランドセルを背負った小学生がたくさん。道内の小学校では二学期がはじまりました。
夏と秋の空気がぶつかり合っているとのことで、晴天、雷、激しい雨・・・変な天気でした。
ブラームス・空3

来月のコンサートの予習のため、ブラームスを聴いています。中学の頃からの大好きな曲なので、ろくすっぽ聴きこみもせずにCDばかり増えて・・・今日選んだのはコレです。

■ブラームス 交響曲第4番
 指揮:ゲオルグ・ショルティ 
 シカゴ交響楽団
(DECCA 1978年録音)

芸風は好みが分かれると思いますが、嫌いじゃないです。というか、わりと好きです。
パリッとして豪快な演奏です。ショルティ盤で好きなのは、特に、後ろの二つの楽章ですね。なかなか良いと思います。

第3楽章は、爆発するようにはじまり、ショルティ節全開です。生き生きとしたリズムとメリハリ。金管セクションの輝かしい響き。圧巻です。

第4楽章は、さらに素晴らしい出来だと思います。
特に後半、管楽器が楽章冒頭の音型を奏で、音楽が次第にうねり、激しさを増していくところ。ショルティがシカゴ響の強靭なアンサンブルで、まさにAllegro energico e passionatoを描き出していきます。曲想と演奏スタイルがマッチしていて、とても素晴らしい演奏ではないでしょうか。

ワーグナー 歌劇「タンホイザー」序曲

聴いている音楽
08 /13 2013
単身赴任先では車通勤です。
四季の移ろいを感じながら車内で音楽を聴くことができ、朝のちょっとした楽しみになっています。

というわけで、最近はこれを聴いています。

タンホイザー7
■ワーグナー 歌劇「タンホイザー」序曲
 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 (DG・1987年録音・LIVE)

カラヤン、死の2年前の演奏で、誰もが知っている名盤。渾身の演奏。ただただ脱帽するだけです。私なんぞがコメントすることは、はばかられます。

映像の「ドキュメント カラヤン・イン・ザルツブルク」も時々見ます。

カラヤンがポルシェをぶっ飛ばしながら、ヨーロッパの田舎を爆走するシーン。
トロンボーンの名旋律をバックに、木々の緑が画面いっぱいに流れていく。

このシーン好きですねえ。しびれます。

私は安全運転です。

ホルスト 吹奏楽のための第1組曲

聴いている音楽
08 /10 2013
夏の高校野球の熱戦が続いています。
南北海道代表の北照高校、北北海道代表の帯広大谷高校は、昨日と今日、それぞれ試合がありましたが、残念ながら敗退してしまいました。

自分は、学生時代は吹奏楽部でしたので、夏はコンクールや定期演奏会などの季節です。高校の時に演奏したこの曲を、朝、久しぶりに聴いてみました。


■ホルスト 吹奏楽のための第1組曲
 指揮:北原 幸男  
 大阪市音楽団
 (KING RECORDS 2008年録音)

 第1楽章 シャコンヌ
 第2楽章 間奏曲
 第3楽章 マーチ

吹奏楽は、演奏するのは楽しいけど、鑑賞の対象としては・・・と思うところも、正直ありますが、これはすばらしい作品だと思います。

第1楽章のシャコンヌは、簡素だけど深みのある旋律が低音で奏されてはじまり、しだいに盛り上がり、クライマックスをむかえます。この高揚感はとても感動的で、大好きな部分です。

たった6分ほどの曲ですが、演奏していても、聴いていても、本当にいい曲だなぁと思います。

第2楽章を経て、第3楽章のマーチ。かっこいいです。オケとは違う、吹奏楽作品としての個性があるように感じます。

ではでは。

ヴィヴァルディの四季から「夏」

聴いている音楽
08 /08 2013
内地(北海道民から見て本州方面のこと)では猛暑が続いているようです。
そういえば、以前、本州の方から、家族あてにいただいた暑中お見舞い。文中に「つらい夏ももうすぐ終わるので頑張るよー」と。

「はっ」と感じたことを思い出しました。夏はつらいものなのかと・・・。

ヴィヴァルディの四季から「夏」 第一楽章のソネット。
『かんかんと照りつける太陽の絶え間ない暑さで、人と羊の群れはぐったりしている。』
まさにこのことです。

でも、ヴェネツィア出身のヴィヴァルディ。そんなに暑いのか調べてみたら、8月の最高気温の平均は28℃。それほどでもないかなと思ったら、今日はなんと35℃もあったらしい。納得。

■小澤征爾指揮 ボストン交響楽団
 ヴァイオリン ジョゼフ・シルヴァースタイン
 (テラーク・録音1981年)

暗く、激しい曲調ですが、録音がとても素晴らしく、全体としては上品な感じの演奏です。昔はあまり好きではなかったディスクでしたが、最近はしっくりきています。
8歳の娘の感想は、「怖い曲だね」というものでした。

ではでは。

N響UMEDA演奏会を聴く

コンサート(国内オケ)
08 /04 2013
梅田芸術劇場

真夏の京都・大阪家族旅行のついでに、7月29日(月)梅田芸術劇場にN響UMEDA演奏会を聴きに行きました。

モーツァルト ピアノ協奏曲第20番
ブラームス  交響曲第1番
指揮:尾高忠明 ピアノ:萩原麻未

萩原さんを聴くのは、2月の札響定期のグリークに続いて2度目。第3楽章など意外に力強い演奏をするところが好きですね。演奏後の鳴り止まない拍手に何度も照れながらお辞儀をする様子が、初々しい。アンコールのシューマン「子どもの情景」から「詩人は語る」では、一音一音に会場全体が引き込まれていました。

休憩後のブラームスはN響が本領を発揮した重厚ですばらしい演奏でした。
印象に残ったのは、第2楽章の堀正文さんの美しいソロ、普段あまり好きではない第3楽章の躍動感あふれる演奏、そして、チェロ首席の藤森さんの体をいっぱい揺らした熱演。

大阪の真夏の夜を堪能しました。ではでは。