札響名曲シリーズ ポンマー指揮 田園&運命

コンサート
02 /03 2018
真冬日が10日も続いている札幌。うち5日は最低気温がマイナス10度以下です。今冬は寒いですね。そんな厳冬期ですが、今日は午前中にカーポートの雪下ろしを終え、午後は札響の名曲コンサートを聴きに行ってきました。

■ 札響名曲シリーズ

 ベートーヴェン 交響曲第6番ヘ長調「田園」
 ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調「運命」

 マックス・ポンマー(指揮)

 2018年2月3日(土)14時
 札幌コンサートホールkitara

マックス・ポンマー氏の首席指揮者としての札幌での最終公演ということになりますが、チケットは完売で、会場は満席に近い盛況ぶりでした。1月定期(夜公演)の客入りが悪かっただけに安心しました。

ポンマー氏は2015-16年シーズンに首席指揮者に就任し、これまで定期演奏会ではメンデルスゾーン、シューマン、ブルックナー、マーラー、R.シュトラウスなどのほか、権威として知られるドビュッシーやバッハを取り上げてきて、今回はベートーヴェンです。

さて、演奏はというと、両曲とも早めのイン・テンポを基調とした若々しいもの。同じプログラムで東京公演(2月6日・サントリーホール)に臨むだけあって、完成度の高い演奏でおおいに楽しむことができました。「運命」ももちろん良かったのですが、木管の好調なソロや、繊細な弱音から迫力のある「嵐」まで振幅の大きな表現で聴かせてくれた「田園」により惹かれるものがありました。

アンコールはポンマーさんお得意のバッハ。管弦楽組曲第3番からアリアです。これもとても良かった!。

今日は終演後、早々に席を立つ人も少なく、皆ゆったりと音楽を愉しみ、ポンマーさんとの別れを惜しむような演奏会の雰囲気でした。


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札響第606回定期 ポンマー指揮 スコットランドほか

コンサート
01 /28 2018
■ 札幌交響楽団第606回定期演奏会

 ラウタヴァーラ 鳥と管弦楽のための協奏曲「極北の歌」
 モーツァルト ピアノ協奏曲第24番
 メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」

 マックス・ポンマー(指揮)
 小菅優(ピアノ)

 2018年1月26日(金)19時
 札幌コンサートホールkitara

1曲目「極北の歌」はオーケストラにラウタヴァーラ自身が撮った様々な鳥の声(録音)が加わるもので、「湿原」、「メランコリー」、「白鳥が渡る」の3楽章からなる作品。今回はこの幻想的な音楽を聴けただけでも演奏会に足を運んだ価値があると思えるほど良かったですね。

2曲目は先週のN響に引き続いてのモーツァルトの短調のピアノコンチェルト。今回は第24番です。小菅さんを聴くのは初めてですが情感たっぷりに音楽に没入する演奏が印象的でした。アンコールにはメンデルスゾーンの無言歌よりヴェネチアの舟歌第3番が演奏されました。

メインの「スコットランド」は生で聴くのは、ネヴィル・マリナー氏の札響客演以来です。ポンマーさんの指揮で特徴的だったのは第2楽章のテンポがかなり速かったことと、楽章間を続けずに休みを入れて演奏したことでしょうか。全体の中では後半の2つの楽章が好印象で、第3楽章のトランペット、終楽章コーダのホルンの力強い演奏が締まった印象を与えていたと思います。

今回の定期は夜公演に加え、日中の悪天候のせいか、かなり空席が目立つものでした。



N響第1877回定期

コンサート
01 /21 2018
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◼️NHK交響楽団第1877回定期演奏会

 R.シュトラウス 交響詩「ドン・ファン」
 モーツァルト ピアノ協奏曲第20番
 R.シュトラウス 歌劇「ばらの騎士」組曲
 ラヴェル ラ・ヴァルス

 ダーヴィト・アフカム(指揮)
 小山実稚恵(ピアノ)

 2018年1月18日(木)19時
 サントリーホール


首都圏の親戚宅に行くついでに、なんとか都合をあわせてN響のB定期を聴きに行ってきました。特に「ばらの騎士」組曲が楽しみだったのですが、期待どおりのスケールの大きい豊潤な響きにどっぷり身を浸して音楽に聴き入ることができました。さすがはN響ですね。中でも弦とホルンは見事でした!。「ドン・ファン」やラ・ヴァルスでの管楽器のソロの上手さも聴き終えた後の充実感を高めるものでした。

それから小山さんのモーツァルトもとても素敵でした。第2楽章のサクサクとしたテンポ運び、第3楽章の力強いタッチ。ベートーヴェン作のものを使った両端楽章のカデンツァは緩急強弱自在の演奏ですっかり魅了されました。アンコールにはショパンのマズルカイ短調op.67-4が演奏されました。

今回指揮をしたアフカムさん(上の写真の真ん中)は、イラン生まれの父とドイツ人の母の下、ドイツのフライブルグに生まれた35歳。N響初登場だそうですが相性はとてもいいと感じました。お客さんの入りも9割といった様子でした。


北海学園大吹奏楽団第26回定期演奏会

コンサート
12 /04 2017
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■ 北海学園大学吹奏楽団第26回定期演奏会

【第1部】
 メタモルフォーゼ~吹奏楽のために~(川合清裕)
 吹奏楽のための協奏曲(高昌帥)
 クリスマス・シーン~歌劇「ラ・ボエーム」第2幕より(プッチーニ/森田一浩)
 交響曲第1番より(ブラームス/鈴木栄一)
【第2部】
 宝島(和泉宏隆/真島俊夫)
 スピリティッド・アウェイ(久石譲、木村弓/森田一浩)
 情熱大陸(葉加瀬太郎/天野正道)
 ラウンド・ミッドナイト(ウィリアムス、モンク/真島俊夫)
 ジェラート・コン・カフェ(真島俊夫)

 河井裕司(常任指揮者)ほか

 2017年12月3日(日)16:00~
 札幌コンサートホールkitara


今年の吹奏楽コンクール全国大会に初めて北海道ブロックの代表として選ばれた北海学園大の定期演奏会を聴きに行ってきました。聴きに行ってみようと思ったのは、道内では80~90年代は北海道教育大函館校がほぼ独占し、90年代の後半からは札幌大が台頭するという構図の中、新たな代表校はどんな演奏をするのか興味があったからです。

演奏会で印象に残ったところでは、まずコンクールの課題曲と自由曲である最初の2曲。難曲かと思いますが、細部まできっちり仕上げた緊張感溢れる演奏でなかなか良かったです。今後、全国大会常連校がもっているホール全体の空気を一変させ聴衆を惹きつける圧倒的な存在感を備えた団体に発展されることを期待します。

第2部では揃いのポロシャツでのステージ。千と千尋の神隠しの吹奏楽編曲版であるスピリティッド・アウェイは聴きごたえがありましたし、情熱大陸や宝島はホント愉しい演奏でした。後者は自分も学生時代に何度も演奏した曲で、懐かしさが込み上げてきました。ジェラート・コンカフェでは息の合ったスタンドプレイで聴衆を沸かせていました。

吹奏楽の生演奏を聴いたのは久しぶりです。開演前と休憩中もアンサンブルステージを披露するなど、非常にエネルギッシュな公演でしたし、当然ですがお客さんも若い方が多く、いつものクラシック音楽のコンサートとは違う雰囲気で、こちらも元気をもらいました。


札響第605回定期 バッハ クリスマス・オラトリオより

コンサート
12 /03 2017
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■ 札幌交響楽団第605回定期演奏会

 J.S.バッハ クリスマス・オラトリオ BWV248より第1,2,5,6カンタータ

 マックス・ポンマー(首席指揮者)
 
 針生美智子(ソプラノ)、富岡明子(メゾソプラノ)
 櫻田亮(テノール)、久保和範(バリトン)
 札響合唱団、東京バロック・スコラーズ、ウィスティリアアンサンブル

 2017年12月2日(土)14:00~
 札幌コンサートホールkitara


12月の定期は札響初演となるクリスマス・オラトリオから4部の抜粋演奏です。演奏会の構成は前半は第1,2カンタータ、休憩を挟んで後半に第5,6カンタータというものでした。コンサートマスターは田島高宏さん。

ポンマーさんのバッハは今年1月の定期で演奏された管弦楽組曲(4つの序曲)に感銘を受けましたが、今回も管弦楽、合唱、独唱からなる大曲を自信をもってまとめ上げていたように感じました。

管弦楽ではすっきりと透明感のあるヴァイオリンセクションが演奏全体をリードし、第1,6カンタータで活躍するトランペットが音程、音色など惚れ惚れするほど見事な吹奏で華を添えていました。福田、鶴田、佐藤の各氏には終演後に大きな拍手が贈られていました。声楽は拙ブログで何度も書いている櫻田さんの福音書記者・テノール独唱がとりわけ素晴らしかったですし、全部で15曲ほどある合唱・コラールも安定した美しいハーモニーだったと思います。