ポンマー/札響 J.S.バッハ 4つの序曲(管弦楽組曲)

聴いている音楽(札響)
08 /14 2017
札幌のお盆は涼しい日が続いています。

音楽は札幌交響楽団と首席指揮者マックス・ポンマーによるバッハの管弦楽組曲全4曲を聴いていました。fontecの今年1月の定期演奏会のライヴ録音盤です。

収録順は演奏会の3→2→1→4番ではなくて、3→1→2→4番となっています。

演奏のコンセプトをポンマーさんがライナーノーツに寄せているので一部引用しておきます。

歴史的な楽器や、それと結びついた、いわゆる「本来の響き」だけで正しい解釈の方法が見えたと考えることは危険である。聞いて頂ければ分かるように、私たちにしてもこうした思潮の影響は受けている。しかし札幌交響楽団はモダン楽器で演奏しており、他の楽団のメンバーにも同じようにモダン楽器での演奏を推奨したいと考えている。



聴いてみての感想は、4曲とも充実した演奏会の感動を伝える澄んだ美しさを湛えた演奏です。中でも第1番は絶品だと感じました。ポンマーさんのバッハは将来、このコンビの最良の成果として記憶されるかもしれません。そんな気がします。なお、当ディスクは「レコード芸術」8月号で特選盤になっています。


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ポンマー/札響 R.シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」ほか

聴いている音楽(札響)
05 /28 2017
最近はfontecから昨年発売された札響のディスクを聴いていました。ポンマーさんが首席指揮者に就任した2015年7月と翌2016年2月の定期演奏会のライヴ録音です。収録曲は以下の3曲とおり。

シューマン 交響曲第4番
J.シュトラウス2世 皇帝円舞曲
R.シュトラウス 交響詩「ツァラツゥストラはかく語りき」

これはなかなかいい!。札響のディスクの中でも気に入りました!。

シューマンでは惜しむらくも既に退団された金子さんのたゆとうようなオーボエの響きがリードする第2楽章など絶品だと思いましたし、全体を通しても筋肉質で均整のとれたプロポーションで良かったですね。「ツァラトゥストラ」でも曲を彩る管楽器の好演、パイプオルガンを伴った迫力、シュトラウスの拡がりのあるオーケストレイションなどを堪能しました。

kitaraでの録音もとても優秀。すべてライヴでも聴いた曲ですが、札響の好演が余すところなく収録されていて、家で繰り返し聴くことができる喜びを感じます。


エリシュカ/札響 ドヴォルジャーク 交響曲第8番ほか

聴いている音楽(札響)
04 /28 2017
桜の開花宣言はまだですが、帰宅途中、日当たりの良いところで咲いてるのを見つけました!

春です!。でも、ちょっと肌寒いなぁ、最高気温は14度・・・。

でもこれから北海道はいい季節です^^

さて、音楽は札響名誉指揮者、ラドミル・エリシュカさんのお国もの、ドヴォルジャークの8番です。2012年4月の定期演奏会のライヴ録音で、ドヴォルジャークの5番から9番までの一連の録音の最後のものとなります。2012年は2016年から新日本フィルに移籍したオーボエの金子亜未さんが首席で入団した年でもあります。この日のコンサートマスターは同じく2016年にN響に移籍した伊藤亮太郎さんです。

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私はこの頃、単身赴任で定期会員をお休みしており、この演奏会には行けませんでしたが、いい演奏会だったのではないでしょうか。熱狂的なブラヴォーが収められています。ティンパニの強打に男性的な迫力を感じます。この時の首席は確か後に読響に移籍した武藤さんですね。そして、エリシュカさんの演奏でいつも感心する絶妙なテンポ!。音楽の自然な流れがよく感じられる演奏でした。

このディスクには交響詩「水の精」と序曲「自然の王国で」も併録されていますが、「水の精」の弦セクションの瑞々しい美しさも書いておきましょう。


エリシュカ/札響 チャイコフスキー「悲愴」

聴いている音楽(札響)
02 /16 2017
久しぶりに札響のディスクを聴いていました。名誉指揮者(当時は首席客演指揮者)ラドミル・エリシュカさんの指揮による2014年4月の第568回定期演奏会のライブ録音です。

この演奏、とても良いチャイコフスキーだと思います。解説書に「ロマンティックでありながら品格を失わない」とありましたが同感です。テンポ運びやためなども自然で納得のいくもの。熟練の棒といった趣を感じる瞬間がいくつもありました。札響も隅々までしっかり丁寧な全パート充実の好演を聴かせてくれています。

ちなみにこの演奏のコンサートマスターはN響に移籍した伊藤亮太郎さんです。たまにテレビで見かけます^^/

そしてCDジャケットはちょっと見にくいのですが流氷でしょうか、今ちょうどシーズンです。



ポンマー/札響 ブルックナー「ロマンティック」

聴いている音楽(札響)
12 /22 2016
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ちょうど一年前、2015年12月の札響定期のライヴ録音を聴いていました。指揮は首席指揮者のマックス・ポンマーさんです。

ライヴでも聴きましたが、kitaraの録音は第2楽章などでの最弱音をしっかり捉えていて、楽曲の細部まで動きがわかり面白いです。ここは何度も繰り返し聴きました。

逆に両端楽章は、感想文にも書いたとおり金管を頭だけ出してすっと引く感じに吹かせて、全管弦楽の音をブレンドさせることを指向した演奏のようで、柔らかい録音とも相まって、やや輪郭線がぼやけた印象を受けました。

個別の部分で面白かった部分で一つだけあげると、第4楽章のコーダ部分でしょうか。ホルンと木管による動機から終結まで、早めのテンポでぱっぱと進行します。これ見よがしなところはないのですが、聴いていて「あっ、これいいな」と思いました。

札幌はまたまた大雪です。朝36cmだった積雪は20時で61cmに。明日は雪かき大変かな。